夢の声
暗闇の先から
誰かの声がする
それは懐かしい声
とても とても
心が穏やかになる
暗闇の先から
僕を呼んでる声がする
それは懐かしい声
とても とても
心が休まる
僕は暗闇の中を
進み始めた
僕はどんどん進んで行く
暗闇の中で僕は
必死に歩いた
だけど その声に
近づけない
どこから聞こえてくるんだ?
どこから聞こえてくるんだ!
この心の穏やかになる声…
この心休まる声…
僕は必死に叫んだ
僕は声が擦れるまで叫んだ
その穏やかになれる元へ
その声は僕の想っている事を
安心する事を投げかける
暗闇の中で
もがいても もがいても
近づけない
暗闇の中で気がついた
その声の主は
僕の心の声だった