表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クズの異世界転生  作者: 中二病
第2章
9/131

第9話 約1年間でわかったこと

転生して、この家に引き取られてから約1年たち、1歳になってからやっと1人で歩く許可がでた。とはいえこれまでベッドにいるかだっこされているかだったのが誰かが見ている必要があるけど見ている範囲でちょっと歩き回れるくらいだが、それでも暇で暇で死にそうだったから暇つぶしができるのはとてもありがたい。


この1年間でわかったことがいくつかある。


まずこの世界に魔法があることだ。冷静になって自分の中で状況整理をしてみたら魔法でも無ければ説明がつかない事象が見受けられた、ゆえにこそこの世界は魔法のある世界なんじゃないか?

とは思っていたがやはり僕の予想通り魔法はあった。

なぜ魔法があるんじゃないか?と思ったかを説明させてほしい、この世界に魔法があると思った理由はいくつかあるが1つに魔法がなければ天使との念話なんてできるわけないからだ。2つに今も思うがあんなに高位の貴族がものわかりよく捨て子を引き取るわけがない。


いや?そもそも貴族が捨て子を身内にする…なんて洗脳でもされなければ選択肢、考えすらしないだろう。

ゆえにこそ明らかにあれは魔法や魔法とは別種の超強力的な方法を用いての洗脳、あるいは思考誘導でありると思う、それ以外に考えられる現状認識があるのなら教えて欲しいくらいだ。

そして身体強化魔法に関しては魔法の可能性に思い至ったあと少し身体強化魔法の検証をしたら身体強化魔法を使用できた。

身体強化魔法は魔力さえ感知できればすぐにでも無詠唱魔法の身体強化魔法が使えるようになると言っていいだろう。

この話は先程の話からの憶測になるが火や水、その他の魔法は存在するだろうし存在したのならそれらの魔法を身体強化魔法でもできたのだから火や水、その他の魔法も無詠唱で発動できる可能性は極めて高いように思える。


話は変わるが身体強化を使えば今でも小・中学生の頃の身体能力と同等かそれ以上の身体能力が手に入る。


また話は変わるがこの貴族家の階級がわかった。聞いて驚け?伯爵様だとさw うん……笑い事でわないけどね。

しかもこの家はこの国の建国以来から続く名家だという話だ。

これはお祖父様も怒るわな……。いや…僕があの人をお祖父様と呼ぶのはどうかと思うけどね……。

あと祖父の弟が前辺境伯で、母上…でいいのか?…ハァ……もういい……とにかく母上の実家が侯爵家らしい……あとは……わからないけど間違いなくもっとたくさん縁戚関係の貴族がいるはずだ。こんな名家中の名家がなぜ孤児…まぁ…捨て子などを我が子の従者に……もっとおかしいのが養子にするのを拾うのも大概おかしいが、それはいいとして、拾って我が子の従者にするとか養子にするとかを選択肢に入れてるんだ?この選択肢を伯爵家当主、本人も真面目に選択肢に入れて考えてるんだからどう考えてもおかしい。


まー、とにかくこの家の地位はそんな感じだ。


あ〜、あとこの屋敷の外装は少ししか見れていないがまるで城か砦みたいだった。


あとこれは個人的になんとなく思ったことだがこの家、もっというのならこの領地には昔から、それこそ僕がこの世界に転生して、この家に引き取られるよりずっと前から不穏分子がいるように思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ