第110話 夜会会場に出発 (1)
「エヴィエニス殿ブルー……いや?ネイビーかな?のドレス似合ってますね。爽やかでなにより金髪によく合ったドレスだからかとても華やかな雰囲気で似合っていますよ」
5歳の子供がこんな言葉を言うのはどうかとも思ったがドレスがエヴィエニスにとても似合っていると思ったから服装を褒めた。
「……ありがとう。アレス君、アレス君もグレーの服がとっても似合ってると思うよ」
「ありがとうございます。エヴィエニス殿、おかげでこのスーツが似合っていると自信を持って夜会にいけます」
まぁ服装に詳しい人が僕の服を選んだんだから全く似合っていないってことはないだろうな……と、思いながらエヴィエニスにお礼を言った。
……しかしエヴィエニスって頭いいのかな?僕が5歳の頃こんなにしっかりしてなかった気がする……。
「ビアエアンスト様そろそろ馬車に乗りませんか?」
「そうだな、あまり時間がないからそろそろ王城に向かおう」
お祖父様がエヴィイェニコス殿の言葉を聞いた後、皆に馬車に乗るよう呼びかけた。
「「はい」」
そんなお祖父様の言葉に対して僕を含めた皆が返事をして夜会に向かうための馬車に乗り込んだ。




