第105話 王都に到着(3)
「エヴィイェニコス殿、よかったら、王都にいる間、我が家に泊まっていくか?」
「……えっ、えぇ、お気遣いありがとうございます。ビアエアンスト様。王都に滞在している間お邪魔させていただくことにします」
エヴィイェニコス殿はお祖父様の急な提案に対して少し驚いた後、我が家に泊まると返事をした。
「別邸にそろそろ着くから、皆そろそろ降りるぞ」
王都の貴族などが住む区画についた直後にお祖父様とエヴィイェニコス殿が会話をしてから少ししてからお祖父様が皆に馬車から降りる準備をするよう呼びかけた。
お祖父様が馬車から降りる準備するように言ってから少しして……
ヒヒーン!
そんな馬の嘶きが聞こえ、それと同時に馬が減速を始めたからなのか馬車が少し揺れた後、馬車が止まった。
馬車が止まってから少しして、コン コン コン コンと馬車の扉をノックする音が聞こえた。
「開けてくれて問題ない」
お祖父様はノックに対してそう答えた。
「はい、失礼いたします」
キーーーー
御者の男性がお祖父様の言葉に返答した後、馬車の扉を開けた。
「ビアエアンスト様、ブラーヴ様そしてアレス様、ポリーティカー殿にアテナ様とクーストーディア様そしてパウペル家の皆さま、屋敷に着きましたので馬車からお降りください」
「ご苦労。屋敷まで案内を頼む。そういうことだからブラーヴとポリーティカー殿それからアレスにアテナとクーストーディア殿、ミーティス殿とヘンティル殿、エヴィイェニコス殿そして最後にエヴィエニスちゃん、御者の案内に着いていくぞ」
「「わかりました」」
「承知いたしました。ビアエアンスト様。それでは屋敷まで案内いたしますので皆様、私についてきてください」
お祖父様の言葉に対して僕を含めた皆が返事した後、御者がお祖父様の命令に対して返事したあと屋敷に案内し始めてくれた。




