第一章シーン2
○武蔵野学園・地下・拷問施設
ツツジ、拘束から抜け出そうと身をよじる
拷問官A、椅子に腰かけつまらなさげにツツジを眺めている
拷問官B、ツツジの様子を観察し拷問の効果を推し量っている
拷問官A「意地張ってもいい事ないぞー。さっさと吐けばお互い楽だ」
拷問官B「まさか1人で脱走なんて無謀なこと考えるわけないよなぁ。仲間はどいつだ」
拷問官B、ツツジの足の爪を剥がす
ツツジ「ン"ぁ"ああ!?」
拷問官A「あーあー足の爪なくなっちゃったよ...次何しよっか」
拷問官A、机の上の注射器を手に取り立ち上がり、ゆっくりツツジに近ずく
拷問官A、ツツジの腕を撫で注射器を刺す場所を探す
ツツジ「ん"ン"!!」
ツツジ、激しく身体をよじって抵抗する
拷問官B、ツツジを抑え込む
拷問官B「大人しくしろってただの自白剤だよ、慣れたもんだろ」
拷問官A、注射器を刺したところで銃撃を受け倒れる
拷問官B「なんだ!?」
拷問官B、ホルスターから拳銃を抜き銃声のした方に向ける
拷問官B、銃撃を受け倒れる
ツツジ「遅いよ...」
サツキ、拷問官の死体から鍵を取りツツジに駆け寄る
サツキ「ごめん、メイクがキマらなくってさ」
サツキ、ツツジの拘束を解く
ツツジ「もう」
ツツジ、サツキと数秒抱擁を交わす
サツキ「早く逃げよ」
サツキ、ツツジに銃を握らせる
ツツジ「うん」
サツキとツツジ、拷問部屋から走り去る