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『あざと可愛い』姫勇者さま! ~元悪役令嬢の彼女が俺(モブ)の事を好きすぎる!?~ 3話

 『姫勇者エリカ』は、半年前に突然王都に現れた冒険者だ。

 試練のダンジョンから伝説の聖剣を手に入れた彼女は、あっという間に冒険者の……いや、人々の心を掴んでいった。


 困っている人を見つけては手を差し伸べる。

 強く清楚で可憐な少女。


 ――みんなは知らない。

 ――そんな彼女の素の性格が……“可愛らしい小悪魔”だった、なんてさ。



◇ ◆ ◇ ◆


「はあ……今日はさすがにいないのか……」


 冒険者ギルドの入口に、まぶしい笑顔がないことを確認して、俺はがっくりと肩を落とす。

 あのとき、不思議な空間でエリカと交わした言葉。その一つ一つは、今思い出しても現実感がない。

 でも……。


 ――『お礼に、き、キスでもしてあげちゃおうかなぁ~っ?』


 いたずらな笑みを浮かべたエリカの顔を思い出すたび、心が温かくなる。

 またあの笑顔を見たい。

 それに……彼女の唇は柔らかくて温かくて、そして甘い味がした……気がする。


 くそっ――なんだこの最高に恥ずかしい妄想!!


「やあ、テオ! 一人寂しくなにやってるんだい?」

「おうぅ!?」


 いきなり背後から声をかけられて、俺は奇声とともに飛び上がった。

 慌てて振り向くと、そこには金色の鎧を装備した男がニヤニヤと笑っていた。


「……なんだ、レオンか」


 俺がそう言うと、レオンは心底嫌そうな顔をする。


「このボクが声をかけてやったのに、何故そんなテンションで返すんだい?」

「はぁ……それはお前だからだよ……」

「素直じゃないなぁ。もっと嬉しそうにしたらどうなんだい?」


 レオンが肩をすくめると、金色の鎧がカシャリと音を立てる。


「まあいいや。キミ自身に用はない。ボクが聞きたいのはただ一つ、今日の姫ちゃんはいつ来るのかってことだけさ」

「……エリカがいつ来るのかなんて、俺だって知らないよ。別に俺たちは固定パーティーってわけじゃない………たまたま依頼がかぶるだけで」

「あはは。そうだったな、何しろキミは『ぼっち冒険者』だもんな?」

「『ソロ冒険者』だ!」


 俺が怒鳴ると、レオンが再び肩をすくめた。

 こいつはレオン=ブルクハルト。王都を守る騎士団長の息子だ。

 金髪碧眼、女性なら誰もが振り返るような美青年。

 王都の若い女性の間でも『憧れの人』と話題で、常日頃から女性に囲まれている。


 だから……。


「おはよう、レオン様~っ! 今日はね、髪型を変えてみたのよ~! 似合う~?」

「やぁ、レオ。この新衣装どう思う? 胸のあたりが少し窮屈かな? ほら!」


 走ってきた二人の美少女が同時にレオンに抱き着いた。

 一人は、ピンク色の髪をツインテールにした活発そうな女の子、神官プリーストシェリル。

 もう一人は、銀色の髪をポニーテールにしたスタイル抜群の少女、剣士イレーナ。

 彼女たちはレオンに気があるようで、ことあるごとに彼と密着し、甘えてみせる。


「やあ、二人とも! 今日もとても美しいよ!」

「「きゃあ~!!」」


 爽やかな笑顔で、歯の浮くようなセリフを平然と言い放つレオン。

 歓喜の声を上げるシェリルとイレーナは、一年前まで一緒に冒険していた…………俺の幼馴染だ。

 

 王都でレオンを見かけた二人は、まるで熱に浮かされたように俺のもとを去っていった。

 それ以来、お互い不自然なくらい会話もしていない。

 どうやら今も――俺のことは目に映らないようだ。


「レオン様~、この後一緒に冒険いこうよーっ!」

「楽しそうな依頼見つけたんだ。いいだろ、レオ」

「ああ、もちろんだとも。二人にはボクの最高の剣技を見せてあげよう!」


 レオンは爽やかな笑顔で彼女達の頭を優しく撫でた。

 二人の美少女は甘えたようにレオンにすり寄ると、うっとりとした顔で彼を見つめている。

 『もしこの世界が物語』だったなら――。

 主人公はきっとコイツで、俺はレオンを主人公とした物語の……引き立て役なんだろうな。


 最近は忘れかけていたのに……まだ胸の奥がチクリと痛む。


「くっくっく……。キミと可憐な彼女たちとでは住む世界が違いすぎる。残念だったね?」

「……俺は別に……」

「またまたぁ! 妬いてるんだろ?」


 レオンは高笑いをしながら隣まで近づいてくると、俺の肩にポンッと手を置いた。


「なあ、テオ。今すぐ姫ちゃんをボクに譲る気はないかい? またキミが傷つく前にさ?」

「ふざけるな!」


【セーデータを読み込みます】


 突然、聞き覚えのある無機質な声が空間に響き渡る。

 いきなり、空間が歪んだような“ぐにゃりとした”感覚の後、騒がしかった周囲の音が途切れた。


「なっ……?!」


 レオンが俺の肩から手をはずして、そのまま少しづつ後ずさりをしていく。

 シェリルとイレーナは……後ろも振り返らずに、まるで巻き戻るようにレオンから離れて、姿が見えなくなった……。


 ……え、なんだこれ……?


【セーブデータを読み込みました】


 再び平坦な女性の声がして――――音が戻ってきた。


「やあ、テオ! 一人寂しくなにやってるんだい? ……あ、キミは!」


 俺が状況のわからないまま混乱していると、今度は突然視界がふさがれた。

 さっきから何が起きてるんだ!?


「だーれだ!」

「え? うおぁ!?」


 何も見えない目元には温かく柔らかい感触が……。

 そして次の瞬間――視界が一気に開かれる。

 振り返ると、輝くような金色の髪と、いたずらな光を空色の瞳にたたえた天使の姿があった。


「うふふ、今日もお会いできましたわ!」


 エリカは悪戯っぽい笑みを浮かべながら、俺に顔を近づけてくる。


「エ、エ、エリカ!?」

「あらあら~っ? もしかしてテオ君……照れてちゃったりしてますの?」

「いや……別に」


 俺がぶっきらぼうにそう返すと、彼女はますます笑顔になった。

 少し背伸びをしながら耳元まで顔を近づけて、小さな声でささやく。

 吐息が耳にかかってくすぐったい。なんだこれは? 俺は天国に来ちゃったのか?


「遅れちゃって、ごめんね」

「え?」

「もっと早くしてあげればよかったな。私も、ちょっと心の準備が必要でモタモタしてたから」

「……心の準備?」

「ううん、なんでもない!」


 彼女はくるりと回って俺の方に向き直り、正面から俺をまっすぐに見つめた。


「――とにかく、覚えてて。この先どんな展開イベントが起きても、私はあなたの味方だから」

「え、エリカ? なにを言って……」

「とにかくテオ君、私と一緒に冒険に行きましょう! ……ですわ」


 エリカがそう言って差し出した手を、俺は自然と握り返していたのだった。

 レオンが何かを言ってたけど全然耳に入らないし、幼馴染二人がいつの間にか近くにいたのも全然気にならなかった。


 すごいな、エリカは。


 『もしこの世界が物語』だったなら――。

 物語のヒロインは――間違いなく彼女だろうな。



◇ ◆ ◇ ◆


「うふふ、私たちにピッタリな依頼があって良かったですわね」

「まぁ……ちょうどよかったのか?」

「えーっ? テオ君、なんだか不満そうなのですけど?」


 俺は別に内容に不満なわけじゃない。ただ……。


「なんでこいつらも一緒なんだ?」

「ははは、偶然・・ボクたちも同じ依頼を受けたからに決まってるじゃないか!」

「偶然……ねぇ?」


 レオンが爽やかな笑顔でウィンクをする。

 ――そう。俺たちは今、王都から少し離れた場所にあるダンジョンに移動するため、乗合馬車に乗っている。

 周囲にゴブリンの集落ができているらしく、それを討伐してきてくれというのが今回の依頼内容だった。


「うわ、このパン、玉ねぎがはさんであるぅ……もう、どうしよう……レオン様食べて~っ」

「なぁ、レオ……これも取り替えてくれない? ピーマンが挟まってるんだ……」

「やれやれ、困った子猫ちゃんたちだ」

「「きゃー」」」


 レオンの両隣で寄りかかるように座っている二人の美少女が、昼食を食べながらレオンとイチャイチャじゃれ合っている

 二人とも相変わらず、玉ねぎとピーマンが嫌いなんだな。

 昔を思い出して……『なつかしい』と思ってしまう。


使、どうかしたのですかっ?」

「なんだい、私たちの顔を見て……何かついているのか?」

「あ、いや。なんでもないんだ」


 俺はあわてて顔の前で手を振った。

 『魔法使いさん』……ね……。そうか、彼女たちは、俺と幼馴染であることを隠したいんだな……。

 俺は心の中で大きなため息を吐いた。いいさ、それで二人が幸せなら。


「もう、テオ君ったら。女性の顔をあまり眺めるのは失礼ですわよ……」

「べつにそんなわけじゃ……ぐぉぉ…」

「あら? どうされましたの?」


 馬車の揺れに合わせて、隣に座っていたエリカの肘が脇腹に思いっきり食い込んだ。

 痛い。痛すぎるぞ?

 思わず横を見ると、エリカがぷーっと頬を膨らませた。


「なんで不機嫌になるんだよ?」

「別に、なってませんわ」

「……俺、何かしたか?」

「……さぁ? テオ君に覚えがないなら、きっと何もしていないのですわ」

「……」


 まったく意味がわからん。俺が何したっていうんだ。

 いや待てよ、幼馴染がパンを食べてる姿を見ていて不機嫌になったわけだから……。

 そうか!


「あのさ、馬車の終点に出店が出てるらしいんだ。お腹空いたなら食べてからダンジョン行こうか」

「はぁ?」

「いや、だからさ。美味しいものもあるかもしれないだろ?」


 俺が言い終わらないうちにエリカが俺の肩を掴み、問答無用で前後にゆすった。


「ちょっと! なんで私、食いしん坊キャラになっちゃってるのよっ!?」

「……え? いや……違ったかな?」

「もう、違うわよっ!」

「……それじゃあ、あれ?」

「もうもうもう、テオ君なんて……こうしてやるんだから!」


 エリカはそれだけ言うと俺の肩に頭を預けた。

 むくれた表情の彼女の頬は、ちょっとだけ赤く染まっている……おいおい。いくら何でもその行動は……まずいだろ。

 それにさっきから、口調が素になってるような……。


「エリカ、ちょっと落ち着けって」

「別にねっ! テオ君の為に朝食とか作ってくればよかったなぁとか、全然そういうことを考えてたわけじゃないんだからっ!!!」


 おいおい、なんでツンデレ? いやいや、それも違うだろ。

 俺は額に手を当てて、大きなため息を吐く。馬車に乗っているレオン達が、何事かと注目していた。


「ふーん。姫ちゃんも、そんな大声だすことあるんだね」

「うふふ、失礼しましたわ」


 まるで何もなかったように口調が元に戻っているが、俺は気づいてしまった。

 エリカは意外と感情が顔に出やすいタイプで……今も口元がひくついている。

 そんなんで誤魔化せると思えないんだが……。


「さて、二人でじゃれついてるところ申し訳ないんだけどさ」

「じゃれついてはいないぞ?」

「じゃ、じゃれあってなんていない……ですわよ!」


 レオンが人懐っこい笑みを浮かべて、俺たちに声をかけてきた。

 相変わらず……コイツの笑顔は爽やかすぎて、逆に胡散臭い。

 彼は俺たち二人の顔を見比べると、右手をヒラヒラと振った。

 そして……衝撃的な一言を口にした。


「それでさ、姫ちゃん。いつなったらボクに聖剣を渡してくれるんだい?」


 ――。

 ――――ん?


 今こいつ、なんて言ったんだ?

 レオンの隣では、シェリルとイレーナが当たり前のように強くうなずいている。


「レオン、どういう意味だ?」

「……レオンさん、言っている意味がわからないのですけど?」


 俺達が尋ねると、レオンは『やれやれ』といった顔で肩をすくめた。


「だって、姫ちゃんはボクの為に、試練のダンジョンから聖剣を取ってきてくれたんだろう?」

「「は?」」


 俺とエリカの声が重なった。レオンは笑みを崩さないまま、言葉を続ける。


「テオ君、キミならわかるんじゃないかな? ボクと話した女性はね、皆ボクのことを好きになってくれるんだ」

「……はぁ?」

「なのに、姫ちゃんだけは違った。ボクがどれだけ口説いても、決して心を許してくれなかったんだよ」


 レオンはそっと自分の胸に手を当てた。


「ボクはね、気づいたんだよ。彼女は照れ屋で……ボクに聖剣を渡すタイミングをうかがってるんだろうってね」


 俺はレオンを見つめたまま言葉を失っていた。

 なんだその勝手な設定は? なに言ってるんだコイツ?

 エリカも目をまんまるに見開いて、困惑した表情で俺とレオンを交互に見つめていた。きっと俺も同じような表情をしているんだろう。

 だが……レオンの言葉は止まらない。まるで当然のごとく話を続けていく。


「ふふ、これでボクの最強伝説の幕開けだ! 王都の……いや世界中の女が、みんなボクに夢中になるぞ!!」


 本当に何を言ってるんだ?

 妄想をこじらせてるとか、そういう病気なのか?


「キミたちも想像してみてくれよ、聖剣を携えて魔物と戦うボクの姿を。そしてボクと一緒に戦う可憐な女の子たちを!」


 想像といわれても。

 ん……なんだこの感覚。頭の中にもやもやっとしたものが包み込んでくる気がする。

 どうしたんだ……俺。


 レオンが聖剣をもって勇者として戦う? なんだよそれ、最高じゃないか!

 ああ、そうしたら俺はどうしよう。

 幼馴染も奪われて、エリカもとられるんだ。憎しみのあまり禁断の呪法でも研究するのがいいかもしれない。

 そしてあわよくば魔王でも復活させて世界に復讐を……。


「ダメ!」


 ――。

 なんだ? 唇に柔らかいものがあたっている。

 少しづつ感覚が戻ってくると、それがエリカの唇だと気づく。彼女の唇が、俺の唇と重なっている!? 

 思わず肩を押して距離を取ろうとした。


「ちょ、ちょっと! エリカ」

「も、もどってきた?」


 彼女は俺の頬に手を当てて、目をまっすぐに覗き込んできた。

 少し潤んだ瞳が心配そうに揺れている。


「エリカ……今のは……?」

「今のは、じ、人工呼吸みたいなものだから、ノーカウントよ! いいわねっ! ノーカウントなんだから!!」


 レオン達が呆然と俺たちを……いやエリカを見つめる。

 そしてなぜかレオンの仲間たちも驚愕の表情を浮かべていた。


「麗しの姫ちゃんが……ボクの目の前で他の男とキスするなんて……ありえない……ありえないぞ!」

「あー……わかりましたわ。あなた、“ゲームの勇者”ですのね……」


 俺の横で、エリカがポツリとつぶやいた。言葉の意味がよくわからない。


「ゲームだと容姿が自由に選べるから気づきませんでしたわ……ハーレム主人公って、実際に会うとこんな感じなんですわね。キモっ」

「姫ちゃん。それは何の話だい?」

「ふーん、転生者ってわけじゃない……のでございますわね?」

「テンセイシャ?」


 レオンが戸惑った表情を浮かべる。

 だがエリカは構わず言葉を続けた。


「私もテオ君も、ゲームの強制力になんて絶対負けたりしませんわ!」

「そうか! おかしな言葉でボクの気を引きたいんだね。ふっ、困った仔猫ちゃんだ……」

「うわ、こいつ本気でキモいですわね……」


 エリカは鞄の中から例の不思議な魔道具を取り出すと、スイッチを押した。


【ホーム画面に移動しました】


 そのセリフは聞いたことがある。

 前にエリカと二人っきりになったあそこか。


 だけど視界が戻ってくると。

 目の前にいたのは、エリカではなくて……驚いた表情を浮かべた神官服の美少女だった。

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