仕事おわりの楽しみ
仕事が無事に終わり、毎日が安定してきたので逆にどうしようかと思ってきた。
体力が余っているのだ。
ダンジョン外では、ダンジョンの中で程の力は出せないが、それでも以前よりは外でも体力がある。
逆にダンジョン外で鍛えることで、ダンジョンに入った時に出せる力はより上がってくる。
ということで、体を鍛えることにした。
ジムにでも行けばいいのか、どうすればいいのか。
「鍛えたいんだけどどうしたらいい?」
「ジムでも行けばいいじゃないですか。」
荒木に聞いたが結局ジムと言われてしまった。
「筋力が欲しいんならジムですし、体力が欲しいなら走ればいいです。中田さん体力だけはあるんで普通に筋トレじゃないですか?でも、別に今のままダンジョンに潜ってたら自然と力はつくと思いますけどね。」
「そうなのか。ダンジョン外で鍛えたほうがいいとネットで出てきたんだが。」
「普通はそうですね。でも、中田さんみたいに毎回限界ギリギリまでダンジョンで戦ってたら休息も大事です。外の世界でも追い込む必要はないと思いますよ。それこそ精神が参ります。」
「毎回ギリギリまで追い込むやつがそれをいうのか。」
「何か言いましたか?」
「いえ、何も。」
それだよ。それ。
「だから、私は外でどうこう言わないでしょう。強いて言うなら、よく食べてよく寝てください。あと軽く体を動かしてください。ランニングとかストレッチ程度でいいと思います。焦っても強くはなれません。」
「なるほど、確かにダンジョン外であーしろこーしろ言われてないな。」
「本当に余裕があれば筋トレしたらいいんじゃないですか。あと普通に遊べばいいじゃないですか。社畜根性染み付きすぎなんですよ。」
今の言葉は刺さった。確かに全然遊んでないな。友人とも連絡ほぼ取らんし、見たいアニメも溜まってる。
「じゃあ、一緒に遊ぶか。」
「えっ?私ですか??」
「うん。趣味も合うし、見たいアニメ映画もあるから。」
俺は作品名を出すと、荒木も見たかった映画のようだ。
「おっけ、じゃあ今日の仕事おわりにでも行くか。いや、急すぎるか。いつ空いてる?」
「今日で大丈夫です。中田さんはいつもそんなふうに女の子を口説いてるんですか?」
「いや、荒木だからだ。」
荒木の顔が赤くなった。
「とりあえず!また仕事終わったら連絡しますね!!別の場所で落ち合いましょう。」
逃げられてしまった。たまに乙女になるとこは可愛いんだよな。
その後は、降りかかる全てを躱し、定時で帰って荒木と映画に行った。
お疲れ様です。
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