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スキルを磨こう

今所持しているスキルが


初級回復魔法

中級槍術

体力上昇小

身体能力上昇小

初級火魔法

集中力上昇小


この6つだ。

体力上昇小と身体能力上昇小に関しては勝手に発動している。だが、これに関しても意識をすることで更なる効果を引き出すことができる。


体力上昇小に関してはシンプルに体力を限界まで使うとその状態に対してスキルが反応する。生存本能でスキルの力がより研ぎ澄まされる。

身体能力上昇小も体を限界まで使っていくと、スキルが反応していく。

結局キツいのかよ。


集中力上昇小は魔法や槍術を使ったり、敵と戦う時に意識して集中の対象を変えたり、一つのことに対してより深く集中したり、長い時間集中したりと伸ばし方がいくつかある。


逆に一つの伸ばし方だけをするとそれ以外が伸びにくくなる。人によって得意な集中は変わってくるが、それでも訓練はしないと成長は止まる。この訓練は通常の生活でも活きるし、スキルなしでの地の集中力を伸ばすとよりスキルの効力は上がっていく。


魔法と槍術は色んな使い方を試していくことが大事だ。回復魔法も体力を回復させたり、傷を回復させたりとイメージ次第で効力も変わってくる。

火魔法はさっき試した通り、形状や速度など使い方をかえる。

槍術は槍の使い方なんて、分からないからユキさんの動画でみたものを参考に槍と体を動かしていく。


というわけで敵と戦いながら火魔法、槍術、集中力の訓練を行う。

ユキさんがやっていたように火魔法を槍に纏って戦ってやろうと思ったが、槍先だけでなく柄の部分にも火が伝ってきて火傷した。ヒールで火傷を回復する。槍先にのみ火を纏うように集中する。失敗して火傷する。ヒールで回復。槍に火を纏う。失敗する。ヒールで回復。火を纏う。回復する。


何度も失敗している間に集中力の使い方が少しわかってきた。回復魔法も今まであまり使っていなかったが、全体に使ったり、部分的に使ったり上達していく。


その部分的な使い方が火魔法にも転用していくことで思いどおりに槍に火を纏えるようになっていく。

槍を振り回しても、槍先に火を集中させる。槍先に集中することで槍の間合いをより掴んでくる。

戦いながらやろうと思ったが、その前に色々わかってきたな。


とはいえ、これが実践で使えなければ意味がない。

ゴブリン亜種3対という手頃な相手を見つけたため、火を纏った状態の槍で戦っていく。

槍の間合いを掴んでいるため、空振りすることがない。確実に急所に槍を打ち込むことが出来ている。剣を持つ手に槍を突き出すと熱さによって、剣を落としてしまう。


そこからは簡単だ。無防備な体へ槍を刺す。なるほど、火を纏うことで急所以外への攻撃がより効果的なものとなっている。そう思っていたら、槍から火が消えた。


「MPが切れたか。」


体が重くなる。MPが切れたからといって気絶とかはしない。

よくファンタジーで見かける魔力切れで気絶してしまうとかはない。ただ、MPが切れるとスキルとステータスが圧倒的に弱くなる。人にもよるが大体半減してしまう。


魔法のようなMPを直接使うものだけではなく、どのスキルも魔力が関係して発動している。MPが1でも残っているとスキルは発動してくれるのだが、0になってしまうと途端にその効力は弱まる。

外の魔力を使うことでスキルは発動されるのだが、MPが0になると体の中の魔力とのリンクが弱まってしまう。

結果、ステータスとスキルの効果が下がるのだ。


この状態でもゴブリンだと勝てるのでMPを無視して今回は戦っていた。コボルトが来たら終わるが1くらいだと1分ほどで回復するし何より荒木がいる。


「MPを見えるようにしておきたいですね。」


MPを見えるようにするには腕時計型の冒険者証で表示させるか、メガネやコンタクト型で表示させるヘルメット型の防具でフェイス部分に表示などいろんな方法がある。荒木は冒険者証に表示させている。


「そうだな、やっぱり冒険者証を変更したいよな。今、仮だけどまだいつになったら本会員証もらえるんだったっけ?」


「とりあえず、このダンジョンだと5層をクリアしたらですね。ボスが出てくるのでそれを倒したらです。多分今の中田さんなら単独撃破できますけど、どうしますか。3、4階層を一気に攻略して今日行きますか?」


「じゃあ、昼飯先に食べてからでも挑戦してみるか。」


魔法とスキルの練習ですでに3時間ほど経過している。昼飯食っている間にMPも回復するだろう。




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