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第六章 プロローグ とある魂の決意と焦り
本日もお読み頂き誠にありがとうございます。
お昼に番外編を投稿しましたが、六章を投稿できそうなので投稿させていたできました!まずはプロローグから!
明日以降、本編を再開しますのでどうぞよろしくお願いいたします。
私は生まれ変わるの。
辛かった人生。
悲しかった人生。
惨めだった人生。
それらから脱却するの。幸せな人生を手に入れるのよ。
たくさん友達を作って、一緒に遊ぶの。
優しい両親と過ごすのも悪くないわ。
自分の実力を認めてもらって会社で評価されて、いい役職に就くのも良いわね。
たまに気に入らない事があってもいいけど、とにかく毎日笑っていたい。
バカにされる人生も、誰かに嘲笑われる人生も、実力を否定されて門前払いされる人生もうこりごり!!
早く生まれ変わりたい。そのためにたくさん補佐の仕事を頑張るの。なりふり構わす、他の補佐の数倍の量をこなして、どんな困難な仕事も挑戦するわ。
だって、全ては来世で幸せを手に入れるためですもの。
そう……例え他人の仕事を奪ってでも!