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死神補佐になりました : 来世のための少女の奮闘記  作者: 水無月 都
少女は現れた陰陽師の力を知る
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【小噺】死神散歩 : エピローグ代りの死神の予想

この度もお読みいただいて誠にありがとうありがとうございます。

今回はこの小噺です。明日からは五章が開幕。

五章は新キャラが登場予定ですので、少々お待ちいただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


 俺は死神。


 前も言ったけど趣味は人間界を探索する事。


今日はバイトもないし、いつもとは違う町を探索しようと思ってちょっと遠出してみた。


 適当にワープして来たけど、ちょっと田舎なのかな。建物よりも田んぼの数が多い気がする。

 のどかでいいんじゃない。俺は好き。あの神社とか鳥居がおっきくて立派。かっこいい……けど、なんだか禍々しい気が渦巻いてる。


 霊が神の力が集う場所に悪さができるとは思えないから、多分あれは内部犯の犯行だな。ちょっと気になるけど、仕事以外で面倒事に巻き込まれたくないし、取り合えず様子見かな。


 さて、なんか面白い場所ないかな。おいしいものとか食べられると良いな。よし、探してみよう。



 いやー。探してみると田舎でもお店はあるんだねぇ。まあ、この辺りは町に近いみたいだし。観光業に力を入れてるのかな。


 この饅頭うまいね。外の皮に黒糖が練りこんであって甘うまい。

 お、なんだあれ。壁になんか貼ってある。

町内新聞か。高校生陰陽師?なにその珍妙な名称。ギャグかよ。


 面白半分で内容を確認してみたけど、どうやらギャグじゃないみたいだな。結構称賛されてる。

 ああ、思い出した。この町は彷徨う霊の件数が極端に少なかったんだっけ。でも、その割に死神が扱うはずだった魂の数と合わなかったんだっけ。


 俺の脳裏にさっきの神社が脳裏に過る。

 まさかね。思いつつも記事を読むと、この高校生陰陽師とやらはあの神社の一人娘らしい。

 ふぅん。なるほどねー。面倒くさいけど調査してみる必要はあるかな。


 っと、なんだ。端末が鳴ってる。なんだよ、せっかく俺が仕事以外でやる気出そうと思ったのに。萎える。


 ん、この依頼……。おお。ベストタイミングじゃん。俺の予想が当たってるかどうか、ネクラちゃんたちで確かめよう。


 そうと決まれば戻らないとね。今回は大変そうだけど。頑張ってもらおーっと。



めずらしく後書きを書いてみます。

今回の登場人物は神話に出て来る神様がモデルです。

凪元臨弥=伊邪那岐  逢沢那美=伊邪那美  天羽輝=天照大神

……と言った感じです。なので、那美性格や彼女が最後ああなったのは神話の話に重ねていたりします。わかりづらくてすみません……(汗)

お楽しみ頂けたなら幸いです。

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