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死神補佐になりました : 来世のための少女の奮闘記  作者: 水無月 都
第八章 少女は悩み、苦しみ、そして決断する
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おまけ それそれのその後 ※前書き必読

このページはキャラそれぞれのその後を箇条書きにしたものです。

 小説ではないので、興味のある方は見ていていただけると幸いです。

 興味がないよと言う方でもお暇潰しになれば良いなぁと思っております。

 

もしかしたらこのおまけを元に番外編を書くかもしれません。いや、書きたいなぁ。


以上、ご理解の上お進みください。


死神


 ネクラを送り出した後はとりあえず虚無の教育に専念する。元々補佐の指導は面倒だと思っており、ネクラの教育で面倒さと大変さを再確認したためか、暫くは補佐の教育はしないと表明。自分の下へ訪れた魂は相談した後に他の死神に教育を任せている。


 虚無を一人前の死神にするため、死神教育を本格化。特に戦闘訓練に一層力を入れる様になった。


 新しい生を受けたネクラの行く末を監視しつつも、死神の仕事・虚無の教育・人間界でのアルバイトを平然とこなし、のらりくらりと過ごしている。




虚無


 ネクラを見送った後、手の空いた死神からの教育がさらに厳しく本格的なものになった。ハードすぎて精神的な疲労を覚えるも、これで一人前の死神になれるのならと何とか死神の鬼指導に食らいつく。


 死神が仕事でいない時は柴と戦闘訓練をする事もある。その時にネクラの話で盛り上がる事もあるとか。


 死神見習いとして活動しつつも時たま新しい生を受けたネクラの様子を見に行っている。転んだり泣いたりするネクラを見て思わず体が動いてしまいそうになり、毎回必死で堪えている。

そのため、今後は精神力と自制心も鍛えていこうと強く心に決めている。



カトレア


 ネクラの拠点が消失した事により、柴のわがままもなくなり、死神と会う事は仕事以外ではほぼなくなった。

本人曰く、あいつ(死神)と会えばストレスしか溜まらないから精神的に楽になった。との事。


 しかし、死神が新たな補佐の教育を拒否し始めたため、必然的に自身の仕事が増えてしまい、新たなストレスとなる。


 早期の転生を望み、奮闘し始めた柴に応え、仕事の内容も量も今までの倍に。それに加えて仕事に活かすため戦闘訓練も強化。死神程ではないが鬼の様なプログラムで柴を鍛えている。


 なお、転生後に柴がネクラと再び巡り逢い、彼の想いが実を結ぶ事を心から祈っている。




 ネクラの転生後、絶対にネクラと同じ時代に生まれると勢い勇み、今まで以上に真面目に、そして真剣に補佐の仕事に取り組む。


 だが、自分で頼んだ事とはいえ、カトレアが本当に鬼の様なプログラムを与えて来たため、ちょっとだけ戸惑っている。

 

 カトレアが仕事でいない時は虚無と戦闘訓練をする。心置きなくネクラの事を話せるので虚無との訓練は柴の心の拠り所である。


 なお、虚無がネクラを妹扱いしているのは理解しているが、距離が近かった事に対しては未だに根に持っており、時折それを追及しては虚無にウザがられている。 


 努力が実を結び、転生の日は近いとの事だが果たして……?




 元々多くの補佐を受け持っていたが、死神が補佐の育成・教育を拒否した事により、更に多くの補佐を指導するハメになった。


 なお、他の死神に仕事を頼まれたり、押し付けられたりした場合、拒否権はあるのだが死神と言う存在にしてはめずらしいお人好しと面倒見のよさで、つい仕事を請け負ってしまい、後々苦労すると言う事えを繰り返している。


 死神曰く、鐵は虚無くんの将来に近いかも。との事。


 そんな鐵と虚無は苦労人同士なためか、割と話が合うのだとか。誘い合う事はないが、仕事先で出会えばつい話し込んでしまう事もあるらしい。



三条 連


 マネージャーそしてプロデューサーとしての実力と経験を積み上げ、十代ながら業界でも一目置かれる存在に。

 自らがマネージメント・プロデュースした芸能人からの信頼も厚く、三条プロダクションの未来を担う存在とも言われている。


 最近、自ら遠ざけていた今は亡きアイドル『蒼井美空』の新たなプロモーションを開始。彼女が生前歌い上げた歌のベストアルバムを発売とのこと。その中にはとある曲も含まれているとのこと。



三条 切香


 敏腕マネージャーとして活動を継続。色々と忙しい兄・連をサポートしつつも、自由人である篠上黒人(人間の姿の死神)の面倒も見る日々を送る。


 篠上黒人に芸能活動をさせる事を諦めて言いないが、未だに振られ続けている。



逢沢那美


 地下に閉じ込められていたが時間の経過とともに脱出。

 しかし、死神によって霊力と霊感を奪われ、ただの一般人となる。そのため、陰陽師としての活動は廃業。


 普通の女子高生として生活を送りながらも、自らが手をかけた凪原臨弥に未だに執着しており、蘇生術の研究を始めているらしいが……。


 なお凪原臨弥の件については証拠不十分で逮捕には至らず、紙一重で罪から逃れてしまった。



帝 朔月


 妹の霊が関わっているかもしれないと考えていた学園の連続怪奇事件がピタリと止み、妹は成仏したのかと思い始めた。


 妹を貶めた内の1人、大友美幸の部屋にいた事を教師に問い詰められるも、本当に何も覚えておらず、暫くは混乱していた。教員にも色々と辛辣な事を言ったらしいがどうしてそんな行動を取ったのか説明ができない。


 記憶の隅で何かを『視た』気がするがぼんやりとしている。


 学園内の格差いじめをなくすため、身分の違う者同士が分かり合うのではなく、まずは『お金持ちクラス』と『一般クラス』で校舎をわけ、接点をなくすことから始め様と提案。

 その計画は着実に進行中らしい。




 エピローグの赤ん坊


 とある時代のとある病院で生まれた小さな命。ネクラの生まれ変わり。

笑顔が素敵な女の子。ごく普通の家庭の平凡で優しい両親の元に生まれた。


 好奇心が旺盛で何にでも興味を持つ。本が好きだが、体を動かす事も好きな様子。

 

 時折、空を見て手を振る素振りを見せるが、何かの気配を察していると思われる。


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