【番外編】ダンナーズ座談会(挿絵あり)
ハーヴェン(以下H) 「終わったな」
マモン(以下M) 「うん、なんか終わったな」
ゲルニカ(以下G) 「えぇ、終わりましたね」
M「しかしさ〜……なんで、こんなに長引いたの? 作者、アホなの? バカなの? もうちょいコンパクトにできなかったのかねぇ?」
H「仕方ないんじゃない? どうやら、メチャクチャ偏屈で凝り性みたいだから、この作者。あれもこれも……って詰め込んだ結果、1099話にもなっちまったんだって」
G「私はその気持ち、大いに分かります。魔法の概念と同じく、物語の設定は濃すぎる位が丁度いいのです。やはり、何事も考えながら……魔法も物語も、深く掘り下げるべき……!」
H「ゲルニカ、ストップ、ストップ! それ以上、変な方向にトリップするな〜。エルノアに呆れられるぞ〜?」
G「はっ! それもそうだね……」
M「……(ゲルニカさん、相変わらずっぽいな……)」
H「それはそうと……この中ではやっぱり、尻に敷かれっぷりはマモンがブッチギリか?」
M「あ? なんで、そうなるんだよ? どう見ても、お前の方が尻に敷かれてるだろ!」
H「いやいやいや、マモンの方がヤバいって。リッテルのお願い、なんだかんだで全部叶えているじゃないか」
M「うっせぇ! そう言うお前だって、ルシエルちゃんには随分と甘いじゃねーか。なんだよ、ルシエルのリゾットって! ラブラブもホドホドにしておけよ?」
G「ま、まぁまぁ……2人とも、落ち着いて。私が思うに、どっちもどっちだと……」
H「……いや、ゲルニカにだけは言われたくない」
M「俺も。……ゲルニカさん、奥さんだけじゃなくて、エルノアちゃんにもタジタジだったし」
G「えっ……?」
H「うんうん、それは言えてる。考えてみたら、俺達は敷かれている尻は1つだけど、ゲルニカは2つのお尻に敷かれていたもんな」
M「あ〜、確かに。そうなると、尻に敷かれたグランプリはゲルニカさんで、決まりだな。ダブルで敷かれるなんて、俺達には真似できないし」
G「この場合、エルノアは勘案しなくてもいいのでは……?」
H「まぁ、兎にも角にも、無事に完結できて何よりだな」
M「……まぁな。ここまで付いて来てくれる相手がいるだけ、幸せなこった」
G「そうですね。いくらこの作者が偏屈でも、誰にも相手にされないのは辛い事でしょう。栞を挟んでまで読んでくださる方がいるのは、この上ない幸福に違いありません」
H「そうだな。1人じゃ頑張れないことでも、誰かと一緒なら頑張れるもんなんだよな」
H「そういう訳で、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました〜!」
G「本当に、長い間……ありがとうございます。よくぞ、見捨てないでくれました……!」
M「いや、マジで。ある意味で精神修行だぞ、この長さは。本当に、読者様には感謝しかないな」
H「それじゃ、今回はこの辺で〆させていただきま〜す」
M「またどっかでお会いした時は、何も言わずに付き合ってくれると嬉しいな」
G「もし、そんな機会があるのなら。再び皆様にお会いできることを、楽しみにしております」
H「ではでは、皆様、ご機嫌よう。またの機会に、お会いしましょう〜!」
H・M・G 「ご愛読、ありがとうございました!」