・その正体
前回、ミナは俺に隠し事をしていた。それは何か・・・
「煌夜さん実は・・・ミナはここの惑星の12大天使の1人なんです」「12大天使?」「はいっ!この惑星ファルラスアには12大天使という12人の大天使えっーと簡単に言うと天使の中で最も偉い人?なのですっ!」ということはミナは12大天使の1人なのか!おいこんな所に大天使様が居て大丈夫なのか?
「じゃあさっきの俺の力は・・・」「ミナの加護という訳ですっ!ここの冒険者達はだいたいが天使とパートナーを組んで冒険をするんですっ」「なるほどってミナはまさか俺のパートナー?」「はっ、はいそういう事になりますね・・・ダメだったでしょうか?・・・」上目遣いで問いかけてくる・・・可愛い過ぎるだろ!
「いや俺もミナがパートナーで本当に嬉しいよ」おっとつい本音がまぁいいか。
「本当に嬉しいなんて・・・煌夜さんはズルいですっ」ミナは頬を赤めながらもじもじしていた。
「でミナ?」「はいっ?何でしょう?」「加護ってどんな力があるんだ?」俺はどこまで強くなったか疑問に思ったため聞いてみた。
「んーそうですねー取り敢えずこの惑星で1~12番目のどれかでしょうか?」ん?何かの聞き間違いかな?
「それはどういう事かな?」改めて聞き直してみる。
「煌夜さんはこの惑星で1~12位を競う強さですよっ!」
「マジか!あのー魔法とか・・・」いや、そのね俺が魔法使ってみたいって普通高校生なら言うはずないけど、今は俺は1~12を競う強さなら魔法使えるかなと思ってさ。決して中二病みたいに長い詠唱とか唱えてやりたい訳ではないからな!
「あっ!魔法ですね!大天使の加護を受けると大体全ての魔法が使えますよ!」マジかっ!俺最強!
「それは凄いなでどうやって魔法って使うんだ?」
「分かりましたっ!魔法の使い方をお教えしますねっ!」
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