健やかであれ 母子共に
毎日、ずーっとこどもと一緒にいて
楽しい
我は小学生の頃から不眠と闘っていて
「眠れない眠れない」
としんどい毎日を送ってきた
(なぜ他のひとが当たり前に出来ることが出来ないのか?)
睡眠はラミクタールのおかげで寝つきが良くなり
楽になった
が、今は母乳をあげるため
服薬を中止していた
精神が落ち着き、家事が出来るようになって2年半
服薬しないというのは、どうなるか不安だった
だが、3週間経ったが
落ち着いている
退院し
2週間後の診察で
「とにかく休んでください。眠れなくても横になってください。誰か周りのひとに任せてください」
ううむ。しかしこれが難しい
我は睡眠時間が短くても元気だが
主人はよろよろ
手伝いに来てくれた母もよろよろしていた
起きるのがしんどそうで
2日だけ手伝ってもらい、帰ってもらった
我は睡眠が浅い
または眠っていないので
すぐ対応できる
ので、パッと世話をする
母か、主人は
「やるから。休んで」
と言う
だが、言われたときには大抵
終わっている
オムツも、ミルクか母乳をあげることも
正直なところ
任せるほうが心苦しい
見ていて辛そうなのだ
申し訳ない気持ちでいっぱいになる
我を気遣ってくれるのだが
大丈夫だ。元気なのだ
「今は気を張っているから大丈夫なだけで、必ずガクっと来ます」
1時間の間に何度言われたか
我はそこまで眠らなくても
苦ではない
なんせもう不眠で20年過ごしてきた
空が明るくなってきて
朝焼けを見ると
前は絶望していた
(また、眠れなかった。なんで?)
朝焼けが綺麗だと
嬉しい反面、その喜びを
他のひとと共有することも出来ず
(あーあ……)
寂しかった
今は違う
子の世話をきちんとしていて
夜が明けるだけだ
己を責めることもない
子どもを産んだら
自分の時間はない
眠れない。辛い
沢山のひとからアドバイスをもらった
あと、産後うつになったらどうしようと
かなり警戒していた
今のところ
楽しい
眠れなくても
なんとかなっている
楽しいのって、変なのか?
躁転しているのかと心配にもなった
わからないが、日々子育ては続く
楽しい楽しい
と思っていたが、ついに来た
変化が
今日の夜中1時から2時まで
うんち4回おしっこ5回
ミルクも母乳も飲まず
子は泣き続けた
(これは……一体……)
話に聞いていた
赤ちゃんの、ただ泣きたい
が発動したのかもしれない
(とんでもなく近所迷惑だ……)
我はまいった
2時間後
子はやっと眠りについた
「これがずーっと続いたらノイローゼになる」
起きて、主人に告げた
主人は何故か弱っていた
出勤前に洗濯機を回して、干してくれていたのだ
我はその間、熟睡していた
主人が起きて朝食を食べているのにも気がつかなかった
子育ては始まったばかり
よろよろだが、こうしてふっと息抜きできる時間がある
入院中
授乳室で他の母親が言っていた
「音楽って、大事。家に帰っても流す」
ふっと思い出し、今もかけている
赤ちゃんが眠る心音
オルゴールなど
子は聴いているだろうか
子の為ではなく、己のために
我は音楽の力を借りる
健康に過ごし、育てるために
元気でいる
我は1人じゃない
子が、同じ空間に眠っている
しかも大抵万歳をしている
面白い
幸せだ
前より、毎日
もーっと笑うようになった