表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

scene 3

scene 2を投稿した後PVが二倍に増えててビビった。

進むのも遅いこんな小説でも見てくれる人はいるんだなーと思った。


前の話だと何時までも話が進まなそうでしたので投稿しなおしました。

冒険者ギルドは街の中心にあった。

大きな酒場のような建物で、開かれている扉をくぐり中に入るとそこは西部劇の酒場を広くしたような雰囲気だった。

二階まで広々とした吹き抜けに、天井ではシーリングファンが回転し、壁のボードにはおそらく依頼書であろう紙が所狭しと張り付けてある。一階にはいくつかの丸テーブルとイスが置かれ、おそらくは俺と同じプレイヤーが何人かたむろしている。


アルフは中に入るとまっすぐ一番奥にある受付のカウンターへと向かいそこには立つかわいい女の子に声をかけた。

その女の子は耳が尖がっているので、種族はエルフ出有ることがわかる。

雪のように白い肌、薄い氷のような蒼の髪。可憐な笑顔を浮かべるその姿は雪原に咲く花と言ったところか。

アルフは自分が浮かべた感想に内心で苦笑しつつ、迷うことなく受付の前に立った。


「すみません、登録をお願いしたいんですけど」


「はい、冒険者の登録ですか?」


「はい」


「了解しましたではまずこちらに手を置いてください。」


受付嬢がそう言って指差したのは、カウンターの上に鎮座するボーリングぼ球ぐらいの大きさをした水晶玉だった。

言われた通りにアルフが手を置くと、水晶玉はほのかに光りを放ちカードのような何かを吐きだした。

それを彼女は手に取っていった。


「お名前はアルフさんというのですね。」


「!? なんで名前を?」


「このカードはステータスカードと言ってあなたの名前や種族、職業などの様々な情報を自動的に記載する特殊なマジックアイテムなのです。はい、どうぞ。」


カードを見ながら書類に何かを記載し終えたらしい受付嬢は、笑顔でカードを差し出してきた。

それを多少どぎまぎしつつ受け取ると、カードは液体のようにするりと溶けて消えてしまった。

驚く雪人だが、受付嬢は笑顔のまま説明してくれた


「身分証代わりになったり他にも色々な機能を持つ大切なものですが、普段は身体の一部となって溶け込むので、失くす心配もないのです。呼び出すときはスペルを唱えればいいです。このように『サモンステータス』」


受付嬢がそういうと彼女の手からアルフのものと同じカードが出現した。

それをまねしてアルフもスペルを唱えた。


「『サモンステータス』!」


星のようなキラキラとした光とともにカードが出現した。

なかなか感動だ、魔法っぽくてとても楽しい。

ぐっと握りしめるとカードは光の粒となって再び身体にとけた。


「はい、問題なく出せましたね。

それでは次に二つのジョブを決めていただきます。

正ジョブと副ジョブで能力値の補正の大きさに違いがありますので気をつけてください。

それではこちらをどうぞ」


そう言って受付の子が差し出したのは基本ジョブ全書と書かれた本だった。

アルフが中を開くと、最初のページはジョブについての簡単な説明が書かれている。

だがそれは直彦に聞いたことと同じだったのでパス。先に進む。

次のページに書かれていたのは16種のジョブ索引。


その16種とはすなわち。

戦士、弓使い、盗賊、格闘家、魔法使い、僧侶、風水士、刻印術士、製作者、調合士、農民、漁民、調教士、商人、旅芸人、料理人の16種である。


それぞれに得意なこと、苦手なことがあり、同じジョブでも覚えるスキルを選べるので

能力補正値もそれぞれ違い、一部が大きく上がるが他に大きく下がるものがある特化型や、マイナスは少ないが補正値もプラスも少ないバランス型などがあり、それらを組み合わせることでキャラクターは他にはない成長を見せる。

しかもここに正・副での補正値の違いと、自分で振り分けるレベルアップボーナスの要素が入るのだから、同じ成長の仕方をするアバターがそうそうできることはないという直彦の言葉は正しい。


ここまで複雑だと考えたとしてもそうそう決まりそうにない。

とりあえず簡単な説明を見て面白そうなジョブを選ぼう。

まず見たのは他のゲームでも見られる代表的なアタッカーの戦士系のジョブ。

代表的な戦士は近接武器の扱いに優れ、重い鎧や武器も装備できる前衛の花形。

しかしそれゆえに戦闘以外ではあまり役に立たない。強いて言えば重いものをもてる腕力アビリィティぐらいか。

戦うのは好きだが力押しより戦術を考えて絡めてで勝利するほうが好きなのでパス。


他の戦士系のジョブは格闘家、盗賊、弓使い。

選ぶなら盗賊か弓使いかな。


次に魔法使い系のジョブを見る。


魔法使い、僧侶、風水士、刻印術士。

最後の刻印術士は半分生産職のようなものらい。ものに刻印を刻み能力を高めるか。面白い。

風水士もなかなかで、属性に特化し武器に付与することでダメージの効率を高めたり、身体に付与することで防御を高めるたりする。この二つはどちらも面白そうだ。


3つ目が生産系のジョブだが、別に生産職だからたたけないわけではないらしい。戦闘用スキルの数が戦闘職に比べて少なく、代わりにアイテムの加工や合成などを行えるとのことだ。

生産職は製作者、調合士、農民、漁民の4つ。刻印術士はここに区分こともできるので5つか?


漁民なんかは泳ぎや釣りなんかの趣味的なアビリティも多いが戦闘では銛や槍などを使いこなしてなかなか強いらしい。製作者と調合士はほぼ完全な生産型のジョブらしくこれ単体での戦闘は難しい。しかしその分様々な生産が可能で選べるジョブスキルも多い。


最後に特殊系のジョブ。他に区分できない変わった能力のジョブだ。

数は4つ。調教士、商人、旅芸人、料理人。

商人や料理人は他のゲームにもいたが調教士と旅芸人とはなんぞや。

まず調教士。鞭やらを武器とし、敵モンスターを操る能力を持つか…。つまり自分の手は汚さずに敵を戦わせるのか。敵を味方とし、成長させることも可能とはなかなか面白い。

次に旅芸人だが・・・これはええと、いったい何をさせたいんだ?

特徴的なのがとても目立つということ。手品や詩、踊りなどを路上で芸を見せることでお金を手に入れることができたり、戦闘中は味方や敵全体に効果を及ぼす能力や、挑発、幻惑などの補助的な能力を持つ。

その分ステータス補正値も全体的に低い。


「どうするかな…」


戦士系なら盗賊、弓使い。

魔法職なら風水士か刻印術士。

生産系は置いといて、特殊系は…うーん。


「16種類もあるのに2つしか選べないのはなぁ・・・」


「いえ、基本職はここで申請すれば変更可能ですよ?」


「えっ!? そうなの?」


「はい、デメリットは補正値により上昇した能力値は元には戻りませんので注意して下さい」


「そうか、なら俺はこれにしよう」


それを聞いてアルフはすぐに二つのジョブを選んだ。


そのふたつとは・・・

説明ばっかですみません。

この後もこんな感じで説明が続きます。

モチベーション維持のために面白いVRMMO系ネット小説を教えてくれるとうれしいです。

既読は

Atlus-Endless Frontier-

初めてVRMMOをやってみる。

Only Sense Online

ONLINE

R.G.O!

≠ Unknown World Online

フリーライフ ~異世界何でも屋奮闘記~

- Arcana Online -

エデン

Noir

です。

あとついでに感想待ってます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ