三話
最初の頃と明らかにテンションが違うし(笑)
流石に骨をそのままにしておけなかったので、俺は服の感じから彼だと思われる骨を埋めてあげることにした。
探したのだが、シャベルはなかったので木の棒で穴を掘ることになった。めっちゃ重労働だった。
「あ、穴を掘るって大変なんだな…。今ならシャベルの有り難さが分かる…」
すでに半そでになっているが、それでも汗がたっぷり染み込むほど汗をかいており、最後の仕上げに骨を底に横たえ、土をかけ終えると達成感もあって一気に疲労感がやってきた。
「しかも、もう夕方かよ…」
こんなに穴掘りが大変だったなんて、いや、いい経験になった。
もうしたくないけど。
「ここまでしたんだから、俺が家使ってもいいよね。有り難く使わせて頂きます」
と今さっき埋めた骨に向けて頭を下げると、彼のだろう家に足を向けた。
「野宿じゃなくて、良かった~」
…結構、図太い性格のようだ。
翌朝。
家にあるベットや井戸やらシャワーらしきものやトイレなどを遠慮なく使い、おにぎりで腹を満たした俺は気分よく目を覚ました。
だって、ベットとか俺が使ってたのよりずっとふかふかだったし。
まぁ、ほこりまみれだったのはいけないけれども。
「という訳で、今日は家の掃除をしたいと思います!後、食料確保かな?」
正直ほこりがすごいのだ。ベットは昨日寝る為に外で叩いたけれども、一度ちゃんと掃除しておく必要がある。
一体、いつあの骨のお方はお亡くなりになったのだろうか。
結構経ってるんだろうな~。多分、彼の体を苗床にして育ったハエの死体も大量にあることだし。
食料の方も心持たない。
おにぎりはあと1個しかないのだ。
狩りとかする必要がありそうだ。出来るかな?いや、出来なくてもやらないといけないのだ。
何しろ今までにない位独りぼっちなのだから。ぼっちは自分のことは自分でやらないといけない。
誰も助けてはくれないのだ。それにいつ帰れるか分からないし。もしかしたら、帰れないかもしれないし。
「さて、では掃除掃除っと」
ほうきっぽいものがあったので、これを使ってきれいにするぞー。っと気勢をあげて俺は外にほこりを叩きだしていった。
無事に日が真上に昇るまでに一通り掃除を終えた俺は、一息ついた後、食料調達に向かうことにした。
さっき最後のおにぎりを食べたからもう食料がないのだ。
備蓄してたであろう場所には何もなかったし。
ハエの死体はあったけど。またハエかよ。
「狩りといえば、弓矢だよな」
そう、俺の目の前には弓矢があるのだ。
ちなみに槍や剣、皮で出来た防具っぽいものもあったのだが、俺に使えるはずがないのでそのまま置いてある。
もちろん弓矢も使ったことなんかないのだが、簡単に出来そうな気がしないか?
そんなことないですか、そうですか。
「よし、今夜は兎鍋だ!肉を腹いっぱい食べてやる!やっほーい!」
と勢い込んだ俺は弓矢と家にあったナイフ、ペットボトルに入れた水などの必要なものをバックに入れて家を飛び出していった。
~5時間後~
「うぅ、弓とか使ったことないんだから、駄目に決まってんじゃん。。。」
半泣きになりながら帰ってきた俺がいた。
「兎っぽいのとか、鹿っぽいのは結構見かけたんだけどなぁ…」
全くまっすぐ飛ばせないのだからしょうがないんだけど…。
「ゲームみたいに、弓を装備したら使えるようにはならないもんだなぁ」
所詮素人が簡単に出来ることではないのだ。
「とりあえず今日は早く寝て、飢えを凌ごう…」
と弓矢を置こうとしたところ、目の前に何かあるのに気づいた。
「ミキ トモヤ ステータス…?」
そこには、ミキ トモヤ ステータス 目の前の弓を装備しますか? と書いてあるアクリル板のようなものが浮いていた。
続きは、また逃避始めたら書きます。




