コミュ障をなんとかしたい高校生へ
コミュ障をなんとかしたい高校生へ
先生や年上の人とちゃんと話せるようになるコツ
「話すのが苦手」
「先生や大人と話すとき、緊張して言葉が出てこない」
「何を話せばいいのか分からない」
そんなふうに感じる人、多いと思います。
でも安心して大丈夫。
コミュ力は“才能”じゃなくて“慣れとコツ”で育つものです。
ここでは、「先生」「地域の大人」「年上の人」など、
ちょっと緊張する相手との会話をラクにする方法を紹介します。
1. まず「正直でいよう」「誠実でいよう」と決める
カッコつけなくていい。うまく話そうとしなくていい。
それよりも、「ちゃんと向き合いたい」という気持ちが大事。
「自分は少し話すのが苦手だけど、ちゃんと聞きたいと思ってる」
「まだうまく言えないけど、頑張って伝えようとしてる」
そう思って話すだけで、相手はちゃんと受け止めてくれるよ。
2. 礼儀は、自分を守ってくれる道具
話すときは、少しだけていねいな言葉を使ってみよう。
最初は照れくさいけど、ていねいな言葉は、自分の安心にもつながるよ。
たとえば:
「少しだけお話してもいいですか?」
「お時間とってくださって、ありがとうございます」
「教えてくださって、助かりました」
これだけで「ちゃんと話せる人」って思われるようになる。
3. 話しかける前に「今、お話ししていいですか?」と聞こう
これはとても大切なポイント。
忙しそうなときにいきなり話しかけると、相手はびっくりするし、自分も焦っちゃう。
だからまず一言:
「今、少しだけお時間ありますか?」
これを言うだけで、落ち着いて話せる空気ができるよ。
4. 話したいこと・聞きたいことは、シンプルに
全部うまく伝えようとしなくてOK。
でも、「自分が何を聞きたいか」「何を知りたいか」はなるべくはっきりしておくといい。
「○○について、どう思いますか?」
「□□のやり方が分からなくて、アドバイスもらえたら嬉しいです」
シンプルでいいし、途中で言い直しても全然大丈夫。
“聞こうとしていること”が大事なんだ。
5. 分かったら感謝/分からなかったらまた聞いてOK
教えてもらえたら、ちゃんと「ありがとうございます」を伝えよう。
それだけで会話がすごく気持ちよく終わる。
もし分からなかったら、恥ずかしがらずにこう言ってみよう:
「ちょっと理解が追いついてないかもで…もう一度聞いてもいいですか?」
“また聞いていい雰囲気”をつくれる人って、実はすごく信頼されるんだ。
最後に:人と話すのが苦手なのは、あなただけじゃない
「自分だけ話すのが苦手」って思うかもしれないけど、
実は多くの人が、内心はドキドキしながら話してる。
でも、少しずつこういう“丁寧な会話のしかた”を覚えていけば、
「話すのがこわくない」って思える日が、必ず来るよ。
話し上手じゃなくていい。
“伝えようとしてる気持ち”があれば、それで十分です。