三日坊主を止めたい君へ
三日坊主を止めたい君へ
つづけるって、むずかしい。でも、できるよ。
なにかを「がんばってやろう!」と思ったのに、三日くらいでやめてしまったこと、あるよね。
べんきょうでも、スポーツでも、日記でも、練習でも。
「また続かなかった……」って、ガッカリすることもあるかもしれない。
でもね、あきらめなくていいよ。
三日坊主(=ちょっとだけやってすぐやめちゃうこと)は、工夫で卒業できるんだ。
1.まず、「おもしろそう!」って思ってみよう
はじめの一歩は、「やらなきゃ」じゃなくて、「ちょっと楽しそう!」って思えることが大事。
やってみたい、知ってみたい、できたらかっこいい――
そんなワクワクが、やる気のもとになるよ。
2.たのしくなる工夫をしよう
やっていて楽しいって思えると、ずっと続けたくなるよね。
たとえばこんなふうにしてみよう:
タイマーで10分だけやってみる
お気に入りの音楽をかけながらやる
がんばったら小さなごほうび(チョコ1こ!とか)
つまらないと感じたら、「どうやったら楽しくなるかな?」って考えてみよう。
3.すぐできるように、道具をそろえておこう
やろうと思ったときに、「あれ?ノートどこだっけ?」「アプリが見つからない!」
そんなふうになると、気もちが冷めちゃう。
だから、必要なものをまとめておくのがコツ!
つかう道具や本、アプリはひとまとめにして、すぐ取り出せる場所においておこう。
4.「やりたい!」と思ったときに、やってみよう
「今日のうちにやらなきゃ…」じゃなくて、
「やってみたい!」って思ったときにすぐやってみると、気分もいいし集中できるよ。
でも、もし途中で混乱したり、イライラしたりしたら、いったんやめてもいいんだよ。
むりにがんばらなくて大丈夫。気もちが整ったときにまたやればいい。
5.「できそうな時間」を覚えておこう
「この時間ならできそうだな」「夕ごはんのあとがちょうどいいな」っていうタイミング、あるよね。
それを自分の中で覚えておこう!
そうすると、またその時間がきたときに「そうだ、あれやろう」って自然に思い出せるよ。
6.4と5をくり返そう
うまくいった日も、できなかった日もある。
でも大事なのは、何回でもまたやること。
あきらめずに、「今日はやれそうかな?」って自分にたずねてみて、またやってみよう。
7.気づいたら、「三日坊主じゃなくなってる!」
「また今日もできた!」「もう1週間つづいてる!」
そんなふうに、気がついたら続けられていたって日がくるよ。
だから、自分をせめないでね。
三日坊主は、「失敗」じゃなくて「途中のよくある道」。
そこからまたやりなおせば、ちゃんとゴールに向かえるから。
最後に
三日坊主をやめるには、がんばりすぎないことがとっても大事。
「ちょっとやってみようかな」って気もちを、何度も育てていこう。
そしていつか、「ぼく、わたし、けっこうつづけられるようになったな」って思える日がくるよ。
それって、すごくかっこいいことだよ!