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頬っぺた落ちる程、美味しいもの

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

食べて美味しかった物を言いたかっただけの、二人称小説です。

幸せ過ぎて最後の晩餐かと思いました。

昨日の夕飯はオムライス、今日のお昼はナン付きキーマカレー、夕飯はアヒージョ。全部、全部別の料理。どれもこれも頬っぺたが落ちる程に美味しかった。本当よ? 嘘じゃないわ。


まずはオムライス。昔ながらの卵で全体を包まれているもの。特徴と言ったら端から崩した時にとろけるチーズが入っていた事からしか? スプーンで掬っても、口の中に入れても、ずっとほよほよ、ほよんほよん……。チキンライスにはちゃんと鶏肉がごろごろ入っていて、歯で噛み砕く時に質感がちゃんとあった。付け合せのポテトも忘れちゃいけない。口に入れた時に芋とは思えない程にとろけるの。バターみたいに。添えられたパンは切れ込みにバターがたんまり入っていて、滅茶苦茶甘かった。ふわふわだった。

子供舌と言われて馬鹿にされることきっとこの先あるでしょうよ。でもあのとろける美味しさを分からないなら、大人舌になる必要は無いわ。


お昼はナン付きキーマカレー。メニュー表では想像も付かないほどナンが大きくて、カレーもたっぷり入ってた。想像出来る? ナンの長さ約30cm。焼き立てだから千切る時に熱くて何度も指を冷ましたの。口に入れたら弾力があってもちもち。まるでお餅みたいだった。

カレーはね、辛さは普通なの。でも辛いものが苦手な私からしたらしっかり辛くてカレーだったわ。スパイスを何種類か入れてる見たいで、食べてる時も、終わった後も、ずっと体が暖かった。ひき肉ごろごろ。スプーンで何度掬ってもひき肉が無くなる事はなかったわ。歯で噛む事にしっかりとした肉の感触。小間切れだからすぐに飲み込んでしまうだろうって? そんなんじゃないの。ちゃんとした上等なお肉。

本当!! ラッシー!! キーマカレーを意識し過ぎるあまり、ラッシー忘れた!! 次週行く!! 飲む!!


気を取り直して夕飯のアヒージョ。あら召し上がった事ない?ハマる人は世界が変わる程にハマるわよ。私がそうだから。

たっぷりのオリーブで煮た魚介類、ブロッコリー、マッシュルーム。その旨味が溶けだしたオリーブのスープ。少しパサついたバケットに吸わせて口に入れると、滲み出た魚介の濃厚な旨味が口一杯に広がるの。熱々のスープがじわって……口の中を溶け出すの。

そうされるとテンションの上げ方とか、食レポの仕方とかを忘れてしまって、ただただ呆然と脳を焼くの。そうしてただ噛み締める様に、ぽろりと『美味しい……』としか言えなくなるの。そうしたら此処にスパゲティ入れても美味しいだろうなって。

でもあんまり沢山作ると冷めてしまうから。冷めてしまうと全盛期の美味しさは失われてしまうから、そこだけがずっと難点ね。他の料理以上にアヒージョって顕著だから。


ふふふ。気になった? じゃあ約束。今度私と一緒に行きましょうよ。先ず手始めにはキーマカレーかしら?

昨日の夜から料理に脳みそ焼かれ続けている作者です。

一人で食べている時にブツブツ言うのはヤバい人なので、我慢した反動が小説になりました。


オムライスとキーマカレーはスタンディング・オベーションして、作り手に向かって、『美味しいです!! 最高です!!』って感じ。

アヒージョはただ噛み締める様に味わって、『美味しい……。生きてて良かった……。会えて良かった……』という感じ。


改めて

オムライスは、卵がほよん、ほよんでした。

キーマカレーは食道から胃にかけて、ずっとポカポカでした。

アヒージョは記憶がありません。考えるのを放棄しました。


今日が最後の晩餐なのではないかとビクビクしてます。



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