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百花繚乱  作者: okyo
7/19

5月 ― 初夏のきらめきⅡ

立てば芍薬 座れば牡丹


昔から詠われる美人の代名詞となる華。


まずは芍薬から、どうぞ。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)

ちょっと珍しい一重の芍薬



憂い顔でも美人です。

挿絵(By みてみん)





続く牡丹は、花の王。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


最近聞いたばかりなのですが、牡丹も芍薬も、強い西日が苦手だそう。


「美人は西日に当てちゃあなんねぇよ」


そういえば昔、近所の畑で牡丹・芍薬・シャクナゲ・アヤメなど、


様々な花を育てていたおじいさんがよく言っていました。


今思い返してみれば、あの畑の牡丹・芍薬は西側に藤棚を配して植えられていたような。


因みにここで言われた「美人」は花ではなく、当然私でもなく、私が連れていた先代犬でした。


西日を受けてピカピカに光っているやんちゃな大型犬に、いつも「美人さんだねぇ」と優しく声をかけてくれました。


先代犬が亡くなって夕方の散歩に行かなくなり、しばらくおじいさんにも会わずにいるうちに、いつしか花畑は瀟洒なアパートに変わっていました。


そんな記憶をたどりながら、あのおじいさんはお元気かしらとふと思いました。


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