10月 ― 花言葉
そろそろサブタイトルも中身も品切れです(T_T)
日本の秋を代表する花、と言えばこれ、
菊の花。
菊人形、菊祭り、重陽の節句。
秋を代表する花、の筈なんですが。
なぜか一年中お花屋さんにある花、でもあります。
主に墓参用として。
「高貴」「高潔」「高尚」などと言う雅な花言葉を持つ花が
なぜお墓参り、お葬式用になったのか。
その経緯は不明ですが、明治時代、夏目漱石が詠んだ有名な句があります。
有る程の菊投げ入れよ棺の中
ひょっとして、この句の影響か?などと考えてみるのも面白いものです。
その一方でヨーロッパには結婚式に菊の花を使う国もあるのだとか。
処変われば品変わる、とは言え、
あまりに極端な変わり方に、使われる方も苦笑いしているかもしれません。
赤い菊の花言葉
「あなたを愛しています」
ちなみに、その国での一般的な墓参の花はカーネーションだそうです。
まあ、最近は日本でも菊とセットになっていたりしますけれど、ね。
秋桜
某さださんの歌の影響もあってか、これまた日本の秋を象徴する花ですが、
元は明治に日本に入ってきた帰化植物。
花言葉「調和」は花の形が由来だそうです。
花言葉
秋桜の咲き乱れる庭。小さな頃から、ちょっとあこがれていました。
正直、秋になれば至る所で咲き乱れている花なので、
種をまけば適当に育つ花なのかなぁと思っていました。
と・こ・ろ・が。
我が家の庭には、何袋の種をまこうと一向に芽すら出てきません。
花の咲いてる鉢を買ってきて種をこぼしても✖!
なんで、なんで?と思っていましたが、
今回、花言葉を調べてみて妙に納得してしまいました。
やんちゃな犬が年中駆け回っている落ち着きのない家には、
「調和」「秩序」「平和」などの花言葉を持つ花はふさわしくなかったのですね。
残念。