6 この世界のメイドさんは戦えるようです。
敢えて言おう!外見、戦闘描写が下手くそであると!
あ、たまに見返して色々直したりしてます。直した時点で最新話の前書きに直した所は報告しますので把握お願いします
2019/10/14
第4部、目立たないようにする。に登場したクロードのステータスを一部変更しました
クラスメイトの鑑定が終わると王女が口を開いた
「では勇者様方、いきなり召喚され、さぞお疲れでしょう。部屋に戻り、ゆっくり休んで下さい。部屋には1人メイドを付けますので、何かあればお伝え下さい」
そう言うと、周りの騎士が一人一人に付き、部屋に案内してくれる。
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部屋に付くと、メイド服を着た漸と同じくらいの歳で身長170cmくらいの黒髪ロング、水色の瞳の女性が居た。中々スタイルも良く、顔も若干無愛想だがかなり整っている。クール系美少女と言った感じだ。
「彼女が勇者様の専属メイドです。何かあれば彼女にお伝え下さい。それでは失礼します。」
そう言って、案内してくれた騎士の人は来た道を戻って行った。
「勇者様、専属メイドになりましたアンナと申します。よろしくお願い致します。」
「あ、はい、よろしくお願いします」
(アンナさんって言うのか。取り敢えず鑑定しておこう…アンナさんを《鑑定》)
『人族 名前¦アンナ・ロア・ミファル 職業¦メイド(Lv20)繰糸士(Lv47) Lv26
HP:100
MP:20
攻撃力:50
防御力:25
素早さ:30
器用度:65
攻撃魔力:10
回復魔力:10
魔法防御:15
《スキル》
「繰糸術Lv1」「話術Lv1」「糸の才能Lv1」「ナイフ術Lv2」
《称号》
「魔物殺し」』
(繰糸士って…暗殺でもするのかなぁ…)
「何かあれば何なりとお申し付け下さいませ。」
「あ、はい…。」
そのまま部屋に入り、漸はベットに座った。
(何か話し掛けた方が良いのかなぁ…でもなー…あ、そうだ)
「えーっと…アンナさん?」
「はい、なんでしょうか」
「今って何時ですかね?後出来れば1年が何日かとか1日何時間とか教えて頂けると…後敬語じゃなくても大丈夫ですよ?」
「分かりました。ですが勇者様、流石にタメ口は仕事上駄目ですので少し砕く感じで。後勇者様も敬語は辞めてくださいね?えぇと…今は17時です。1年は365日、1日は24時間です」
「あ、了解です。ありがとうございます。自分の敬語は癖みたいなものなので…意識はします」
「分かりました。よろしくお願いします」
(取り敢えず会話は出来たな、うん。で、時間は地球と一緒と…収穫はそれが分かったのくらいかな?多分。まぁ…コミュ障だしこのくらいが限界だよなぁ……。知らない人との会話で疲れたし横になろ…あ、ついでに寝たフリしてアンナさんがどう出るか見よう…)
「あ、アンナさん、僕疲れたので寝ますね。何かあれば起こして下さい」
「分かりました。おやすみなさい」
(暇だし警戒しつつ創造とか試そう…Lv99だから基本なんでも作れると思うし。何が欲しいかなぁ……あ、そうだ、異世界系でよくある取り敢えず便利そうな「錬金術」を《創造》)
《「錬金術Lv1」が創造されました》
(お、出来たっぽい。ステータスオープン)
『人族 名前¦西宮 漸 職業¦無し Lv1
HP:398/398
MP:1301/1341
攻撃力:50
防御力:30
素早さ:72
器用度:193
攻撃魔力:26
回復魔力:100
魔法防御:100
《ユニークスキル》
「創造Lv99」「アイテムボックスLv10」「探知Lv1」「鑑定Lv10」
《スキル》
「錬金術Lv1」「視力上昇Lv1」「集中Lv1」「魔力操作Lv1」「火魔法Lv1」「水魔法Lv1」「土魔法Lv1」「治癒魔法Lv1」「空間魔法Lv1」「作成Lv1」「偽装Lv2」
《称号》
「召喚されし者」「勇者」「創造の使い手」「創造神の寵愛を受けし者」』
(ちゃんとあるな…「錬金術」。ユニークスキルじゃなくてスキルなのか…あ、そうだ。今まで見たユニークスキルを全部創造してみよう…鉄壁と賢者の卵と賢者と勇者と二刀流を《創造》)
《ユニークスキル「鉄壁」が創造されました》
《ユニークスキル「賢者の卵Lv1」が創造されました》
《ユニークスキル「賢者Lv1」が創造されました》
《ユニークスキル「賢者の卵」がユニークスキル「賢者Lv1」に統合されました》
《ユニークスキル「勇者Lv1」が創造されました》
《ユニークスキル「二刀流Lv1」が創造されました》
(あ、賢者の卵って賢者あると統合されるんだ…まぁ、いいや。ステータスオープン)
『人族 名前¦西宮 漸 職業¦無し Lv1
HP:398/398
MP:1000/1341
攻撃力:50
防御力:30
素早さ:72
器用度:193
攻撃魔力:26
回復魔力:100
魔法防御:100
《ユニークスキル》
「創造Lv99」「アイテムボックスLv10」「探知Lv1」「鑑定Lv10」「鉄壁」「賢者Lv1」「勇者Lv1」「二刀流Lv1」
《スキル》
「錬金術Lv1」「視力上昇Lv1」「集中Lv1」「魔力操作Lv1」「火魔法Lv1」「水魔法Lv1」「土魔法Lv1」「治癒魔法Lv1」「空間魔法Lv1」「作成Lv1」「偽装Lv2」
《称号》
「召喚されし者」「勇者」「創造の使い手」「創造神の寵愛を受けし者」』
(よし。あ、耐性系も創ろうかなぁ…)
〈場内の全騎士、メイドに告ぐ。Bランクモンスター[デスクロウ]6体の襲撃が来た。騎士は外に出よ。メイドは勇者様を護衛。勇者様達には傷を負わせるな!〉
(なんだ…襲撃?魔物かな?)
「勇者様、起きて下さい、襲撃が来ました。」
「んん…襲撃…?」
「はい、危険ですので窓から出来るだけ離れて下さい」
「了解です」
と、ベットから降り窓から離れた所で窓が黒い物で覆われた。大きさは分からないが恐らく5mくらいはありそうだ。
「なんだ!?」
「勇者様、あれはデスクロウと言う全身真っ黒の鳥のような魔物です。」
「って事は窓に魔物が張り付いてる感じ?」
「そうですね…」
会話していると急に覆っていた物が約120cmに小さくなり、窓を突き破ってきた。
「わっ!小さくなって入って来た…え、逃げた方がいいんですかね?」
「勇者様思ったより冷静ですね…廊下にももしかしたらいるかもしれないので私から離れないで下さい」
「了解です。足引っ張ってすみません」
「いえ、問題ないです」
アンナさんが床を蹴ってデスクロウに接近しつつ部屋中に糸を貼り付け、至近距離になると蹴りを入れる。
デスクロウは多少知能がある様で蹴りを避けた後糸を避けつつ距離を取った
(糸は移動制限用のか…あ、でも「偽装」使えば引っ掛かるんじゃね?物は試しだ。糸を《偽装》)
糸に偽装を掛けて1部をデスクロウからは見えないようにした。すると、アンナさんの攻撃を避け続けているデスクロウの羽が偽装した糸に引っ掛かり、絡まって動けなくなった。その隙をアンナさんは見逃さず、ナイフを取り出しデスクロウに投げた。見事頭に突き刺さり、デスクロウは動かなくなった。
「凄いですねアンナさん!1対1で圧勝するなんて」
「いえ…取り敢えず他の方達と合流するため会議室へ行きましょう」
「了解です」