3 取り敢えずこれからと現状把握するようです。
ネーミングセンスある人羨ましい…
どんな物でもいいので感想頂けると参考になるので嬉しいです!
騎士に案内され、部屋の前に着いた。
「ここが勇者様の個室です。3時間後、こちらに参りますのでそれまでゆっくりお寛ぎ下さい。」
「あ、はい。お疲れ様です」
「それでは失礼致します」
部屋に入ると真っ先目に入ったのは小さな木製の机に置かれた明かりだった。
(なんだろこの明かり?ランタン?魔道具かな?異世界だし…)
そしてドアが2つ。正面と右手側にある。ドアを開けて確認する。
(正面のは…寝室?で、右手のが〜…風呂とトイレね。ちゃんと水道は通ってるっぽいな…)
寝室には中々高級そうなベットに木製の机と椅子。それとゴミ箱がある。取り敢えず必要最低限の物は置いてあるようだ。
(そろそろ現状把握とこれからの事を考えてみるか…えぇと?まずは現状把握か)
・異世界に召喚されて勇者とされている。
・偉そうな人に国救ってって頼まれた
・異世界で魔物とかあるし召喚得点で覚えてるかも
(…あれ?こんな所じゃね?思ったより少ないな…ま、いいや。よくはないけど…次、スキルとかあるし小説とか読んでるとよくあるステータスとかあるんじゃね?)
「ステータス」
(…出てこないか。もうちょっと試してみよう…)
「ステータスオープン」
『人族 名前¦西宮 漸 Lv1職業¦無しLv
HP:398/398
MP:1341/1341
攻撃力:50
防御力:30
素早さ:72
器用度:193
攻撃魔力:26
回復魔力:100
魔法防御:100
《ユニークスキル》
「創造Lv99」「アイテムボックスLv10」「探知Lv1」「鑑定Lv10」
《スキル》
「作成Lv1」「視力上昇Lv1」「集中Lv1」「偽装Lv1」「魔力操作Lv1」「治癒魔法Lv1」「土魔法Lv1」「水魔法Lv1」「火魔法Lv1」「空間魔法Lv1」
《称号》
「召喚されし者」「勇者」「創造の使い手」「創造神の寵愛を受けし者」』
「お、出てきた。てかなんでステータスだと出て来なくてステータスオープンだと出てくるんだよ…試しておいて何だけどさ。ステータスだけでいいじゃん…」
漸はステータスにツッコミを入れた。勿論そのツッコミは誰にも聞こえないが。
「取り敢えず確認して行こう…えーとつっても他の人のステータス分からないから分からないな…。どうしよ…。………取り敢えずスキル試してみますか!まずは…〈創造〉!………何も出て来ないなぁ…ん〜どうしよ…。先鑑定するか!小説とかにある奴と同じなら創造の仕方とかも分かるかもだし!〈鑑定!〉」
《対象を設定して下さい》
「うわっ…今の声なに…?女の人の声…かなぁ……え…と。おーい!誰かいるんですかー?………返事はない、と。なんて言ってたっけ?…対象を設定して下さいだっけか…?」
(取り敢えず念じてみるか…創造を〈鑑定〉っと)
『創造
Lvによって創造出来るものが変わる。上がれば上がるほど増えていく。最大Lvは99。
作れるものは武具、食料、装飾品、魔法、スキル等多岐に渡る。
使用方法は何を創りたいかを決め、念じる。その創る物と対等のMPを消費する』
「あっ、出た。なるほど。念じればいいのか。MP消費して色々作れると…スキルとか魔法も作れるってやばくね?チートかな?やったぜ。」
(そう言えば最初見た感じ神殿っぽい所に居た人達そんな悪い人には見えなかったけど…もしかしたら騙してる可能性もあるし隠しておくか…〈偽装〉とかで偽装出来ると思うけど…小説で偶に勇者奴隷にしたり戦争の駒にしたりってのも偶に見かけるしなぁ…力は隠しておこ…って訳で多分偽装も念じれば行けるパターンだと思うし…《偽装》)
2019/09/27
ステータスを若干変更しました