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11 冒険者登録するようです。

今週は後1個…( ◜௰◝ )

モチベが若干上がったので迷走します(?)

ダンジョンマスターになる所まで行ったら見直して加筆修正したりすると思いまする。

「やっと着いた…あんまり運動しないから精神的に辛い…肉体的には全然なんだけど…列に並べばいいのかな?…お金必要とかないかな…持ってないんだけど…」


漸はユニークスキル「地図」を見て、シュヴァラの王都に入る為の門の場所に着き、列に並んだ。既に昼頃になっていた。


「次の方どうぞ」

「あ、はい」


独り言を呟いていると、列に並んで約10分、門前の騎士の人に呼ばれた。


「通行手形か身分証を持っているなら出してくれ。ないなら通行料銅貨1枚だ。」

「えぇと…両方持ってないのですがどうすればいいですか?」

「何?そうか…ふむ、なら着いて来い。」


そう言って、その騎士さんは近くのドアから部屋に入っていった。漸もそれに着いて部屋に入った。

そこは取調室のようだった。部屋の中央にやや大きめの机があり、椅子が2つ置いてある。


「そこへ座れ」

「はい」


漸は騎士の人に言われた通りに椅子に座った。


「今から質問をする。それに答えてくれ。」

「わかりました。」

「まず王都に何をしに来た?」

「えっと…」

(嘘を判別する魔道具とかあるのかな…ありそうだよなぁ…冒険者になりに来たっていうか…本当になる予定だから嘘じゃないし。)

「どうした?具合でも悪いのか?」

「あ、言え、考え事を…。えっと、来た理由は冒険者になりに来ました…あ、魔物の素材は持っています。」

「…なる程。お金を稼ぐ為に冒険者になりに来たと…だから金が無かったのか。ではもう一つだけ質問させて貰おう。犯罪を犯したことがあるか?」

「いいえ。」

「……ふむ。なら良いだろう。これは仮の通行証だ。冒険者ギルドで素材を売って冒険者登録すればギルドカードが貰える。そのギルドカードが次から通行証になる。ギルドカードを手に入れたら仮の通行証を冒険者ギルドの受付嬢に渡せばいい。その時に銅貨1枚はらえ。」


と、白い12桁の番号が書いてあるカードを渡された。


「わかりました。ありがとうございました。」

「ああ。王都を楽しんでくれ。」

「それでは。」


(特に何も無くてよかった…)


因みに通貨は大体

鉄貨1枚=1円

鉄貨10枚で大鉄貨 大鉄貨10枚で銅貨

銅貨5枚で大銅貨 大銅貨2枚で銀貨

銀貨5枚で大銀貨 大銀貨2枚で金貨

金貨5枚で大金貨 大金貨2枚で金板

金板5枚で大金板 大金板2枚で白金貨

白金貨5枚で大白金貨 大白金貨2枚で白金板

白金板5枚で大白金板 大白金板2枚で緋金貨

緋金貨5枚で大緋金貨 大緋金貨2枚で神鋼貨

神鋼貨5枚で大神鋼貨 大神鋼貨2枚で神鋼板

である。通行料の銅貨1枚は日本円換算で100円くらいであろう…因みに単位はルアで、1ルア、10ルアと言った感じで、緋金貨以上はほぼ見ない。


「んー、さてと。冒険者ギルドは何処だ…?あ、「地図」に載ってる。割と近いんだなぁ…」

伸びをして、冒険者ギルドの場所を確認する。門から徒歩3分程の場所に建っていた。




「さて、取り敢えず冒険者ギルド前まで来たのはいいけど…結構大きいなぁ…絶対人、多いよなぁ。絡まれないといいけど。」


冒険者ギルドの見た目は市役所に近かった。半透明な扉で外から中をよく見えないが、建物の規模的に考えて人は多いだろう。意を決して扉を開けて入ると、中にはカウンターの様な物が正面にあり、受付嬢と思われる女性達が冒険者と思われる人と会話していた。思ったより中も綺麗だった。


「登録の方はこちらですよー!」


と、漸から見て1番左の受付嬢の人が言っていたのでそちらに並ぶ。前には二人しかいなかったが、両方漸より少し小さいくらいだった為、やっぱり異世界物とかによくある冒険者になる為には何歳以上見たいな物があるのかな、と思いつつ前の人の登録に聞き耳を立てる。


「…初めて…す」

「では…血を……はい、登録……」


周りの冒険者の人達の会話が煩く余り聞き取れなかったが、取り敢えず登録には血を使いそうと言う事が分かった。わかった所で特に出来ることは無いが。強いて言えば心の準備くらいか。


「次の方ー」


漸が心の準備をしていると、いつの間にか前の2人は終わっていた様で受付嬢に呼ばれた。


「は、はい」

「冒険者ギルドに登録で宜しいですか?」

「はい」

「冒険者ギルドは初めてでしょうか?」

「えーと、はい。」

「登録料は支払えますか?素材の買取は今行えます」

「あ、お願いします。えと、これ」


と、仮の通行証を渡して、ダンジョンで狩った魔物の素材を買い取ってもらう。まぁまぁ狩ったが合計で大銅貨1枚と鉄貨20枚だった。因みに銅貨1枚は抜いてある。

「では、こちらの紙に必要事項を書き込み下さい。あ、代筆しましょうか?」

「あー、お願いします」

「わかりました。では名前、出身、経歴等お教え下さい」

「名前は西宮 漸、出身は…えー…」

「言い難いのではあれば、言わなくても結構です。」

「あー、じゃあお願いします。経歴は…特に言う事はありませんね。」

「犯罪を犯したことはありませんね?」

「はい。」

「わかりました。ではこちらのカードに血を1滴垂らしてください。」


そう言って、針と白いカードを渡された。


(やらなきゃ駄目だよなぁ…ここは思い切りが大事だ。うん。…うん。)


「大丈夫ですか?」

「え?あ、大丈夫です!痛っ!」


考え中に呼び掛けられ、驚いて針を思い切り刺してしまった。普通にめっちゃ痛い。で、血をカードに垂らすと白いカードが黄色くなった。それを受付嬢さんが後ろにある機械のようなものにいれてカチャカチャするとカードが出てきた。


「えーと、これで登録完了です。こちらが冒険者カードです。」


スルーされて普通に冒険者カードを渡された。その後は色々説明されたが、言うべき点としては冒険者のランクが別れていて、下からF、E、D、C、B、A。Sは無いらしい。あると思ったんだけどなぁ。Dで1人前らしい。Aは殆ど居ないそうだ。それとギルド内での冒険者同士のいざこざは禁止だと。他は人の依頼は横取りするなとか、自分のランクに見合った依頼を受けろとかそんな感じだった。


(ガラの悪い冒険者に絡まれるテンプレは無さそう…良かった。)


特に何事も無くそのまま冒険者ギルドを出ると、夕方になっていた。


「えっと、お城は…北か。早めに行かないとな…」

針って…痛そうだよね(小並感)

これからどんどん迷走していきます…作者の好きな展開になると思いますのでコレジャナイ感が出てきそう…まぁ、なんとかなる(楽観視)

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