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1話 別れと再会

全4話構成です

なんかコンテストで落ちたのでこっちに挙げときます

エログロはないはずなので全年齢だと思います

 好きな子に意地悪しちゃうことを小学生の男子のようだという。でもそれは小学生に限った話でもなければ男子に限った話でもない。だって私がそうだから。好きな子を叩いたり、焦らしたり、それは愛情の裏返し。気づいてほしい、でも自分からは言えない。それとなく意識させる。私の場合は純粋に好きな子が嫌がるのを見るのも好きって部分もある。

 今日も私はあの子に意地悪をする

「ほら、走りなさい!」

思いっきりボールを投げてそれを取りに行かせる。木に引っかかってるのをあの子は何とか取ろうと必死になって登ろうとする。私なら取れるけど、取ってあげない。だって可愛いから。ずっと見ていたいから。

「ほら、早くなさい!」

私は彼に近づき、お尻をぺチンと叩く。彼はキャンっと叫ぶ。本当にかわいらしい。

 彼が何とかボールを取る。

「時間かけ過ぎよ」

もう一度、今度は頭を叩く。彼がうなだれる。

流石に可哀そうだから少しだけ撫でてあげると彼の顔はパアっと明るくなった。本当に、本当にかわいらしい。

 学校で友人たちが好きな男子について話そうって言ってきた。私は彼が好きだと言った。そうしたらみんなが笑って『冗談でしょ~』って言った。。私は本気で彼が好きだ。愛している。結婚までしたい。そう言ったらみんな引いた。みんなまだ子供なのだろう。私のような深い愛は子供にはわからないのだ。


 彼に意地悪する幸せな毎日は突然終わりを迎えた。彼が死んだのだ。朝、庭に出てみたら倒れていた。まだ寝てるのかと思って耳元でささやいた。

「ラルフ、朝の散歩の時間よ」

でも彼は目覚めなかった。触ったら冷たかった。信じられなかった。

 まだ好きだと伝えていないのに…

 心の中で彼への愛情が爆発した。私は1日中泣いた。

 

 どうして人と犬は寿命が違うのだろう。私は彼とずっと一緒にいたかったのに。結婚して子供を作って、幸せな家庭を作りたかった。

 そんな私の気持ちは世界の構造に踏みにじられた。

 どこか別の世界でなら彼と結ばれることができたのかもしれない

 神様、どうか生まれ変わったら彼と結ばれる世界でありますように。そう思い、私は眠りについた。


 あれから1年がたった

 ラルフを亡くして落ち込んだ私をお母さんが心配してペットショップに連れて行ってくれた。似たような犬はいたけど、彼はいない。私のペットは、恋人は彼だけ。他の獣に、人に私は癒せない。


「?」

 ある日、道を歩いていると豆腐が落ちていた。近くにカラスがいるのに豆腐には傷1つない。

 私は不思議に思って近づいた。そして足を滑らせ転んだ。後頭部から豆腐に突っ込んだ。ふにっと柔らかい感触が頭に伝わる。

 するとなぜか目の前が真っ白になっていった。ああ、これが豆腐の角に頭をぶつけて死ぬってことなのか。


 どれだけ意識を失っていたのか。目が覚めるとそこはさっきまでいた街中ではなかった。深い森の中にだった。訳が分からない。

 とりあえず情報を整理しよう。

 私は甲斐ミノリ、15歳、好きなものは犬のラルフ、嫌いなものは…

 何かを忘れている感じはない。でも豆腐に頭をぶつけてから今に至るまでの記憶はなかった、ということは頭をぶつけたらここに飛ばされたというわけだ。

 きっと何か魔法のような、そんな何かがこの現状をもたらしたんだ。

 だって豆腐に頭をぶつけて気絶するなんておかしい。豆腐がきれいだったのもおかしい。そして森の中に私がいるのもおかしい。こんなおかしいことは魔法のせいに違いない。

「……ふぅ」

原因はそういうことにしておこう。

 ただ問題はここがどこなのか。

 木が多いからちょっと薄暗く気味が悪い。それに地面が濡れていて泥になってる。そんな状態で仰向けに寝ていたから背中が泥だらけで気持ち悪い。

 背中のことはいったん忘れてとりあえず歩き出す。

「ぜぇ、はぁ」

 何十分歩いたかだろうか、一向に森を抜けられる気がしない。汗もかいたし喉も乾いた。

「ちょっときゅーけい…」

 私は地べたに座り込む。泥がぬかるんで気持ち悪いけどどうせ汚れてるし今更変わらない。

 こんな深い森が日本にあるだろうか。そんなことを考えていたら目の前を小動物が走っていった。それはリスのようにかわいらしいが羽が生えていた。こんな動物は地球上どこを探したって見つからない。

 つまりここは異世界だ、そう思うことにしよう。

 そうなるといつやばいのに出会ってもおかしくない、早くこの森を抜けよう。

 私は再び歩き出す。数分歩くと川が見えた、すごく澄み切っているきれいな水。喉が渇いていたからちょうどいい、私は直接顔を付けて水を飲んだ。

「んぐっ、んぐっ、ぷはっ、おいしい」

 水道の水とは違う、おいしい自然の水。こんなきれいな水なんだから服も洗おう。

 服とスカート、それに下着まで汚れていた。仕方ない、全部脱ぐとしよう。

 一応周りに誰かいないか確認する。誰もいない、と思うので服を水に浸ける。そういえば手で服を洗うなんて初めてだ。いつもは洗濯機にポイで終わる。こうやってジャブジャブと洗っているとまるでアライグマになった気分だ。

「よし!」

 服の泥が落ちた。とりあえず木の枝にでもかけておこう。日当たりはよくないけど風でちょっとくらい乾くだろう。

 さて、乾くまで何をしようか。せっかく裸になったし水浴びでもしよう。

「んっ!」

 冷たい、でも気持ちいい。ゆっくりと体を水に浸ける。手で水をすくい頭からかける。冷たい水が頭を冷やしてくれる。

 さて、これからどうしようか

 とりあえず人のいるところにいかないといけない。でも本当に異世界なら言葉が通じるかもわからない。言葉が通じなければ怪しい奴だと思われ捕まって殺されるかもしれない。

 そう考えると1人でいるほうがいいだろうか?でもこんな森の中で1人でずっといるなんて絶対に嫌だ。

「!!」

何か足音が聞こえた。私は慌てて川から上がったがそれが良くなかった。

 ザバっと水の音が響く。それに反応するように足音が近づいてくる。直観的にやばいと思ったので服はあきらめ全裸で走り出す。

「グオオオオオオ!!」

 獣のような雄たけび、直観は正しかったようだ。あんな声をあげる物体が危ないわけがない。振り向かずに走り続ける。

「はぁ、はぁ」

 逃げ切れる気がしない。段々足音が近づいてくる

「グァアア!!」

 物体が先ほどとは何か違う叫びをあげた。どこか驚いたような苦しんでるような、そんな感じがした。

「〇×△!」

 今度は人らしき声が聞こえた。言葉はわからないが獣の声ではない。私は声のする方に走った。

 そこには女の子がいた。青く長い髪を後ろで束ねた私より少し小さい女の子。

 女の子は私の手を取り走る。誰かは知らないがこのままついていくしかない。


 数分間走った。森を抜け開けた場所に出た。何件も家が並んでいる。人間の集落のようだ。

「あ、ありがとう」


「〇〇△」

 女の子がにこりと笑う。言葉はわからないが言いたいことは伝わったみたいだ。

 女の子がすっと袋を取り出し口を開けた。この匂い、胡椒?これでさっきの獣の足止めに使ったと言いたいようだ。思わずクスッと笑った。

「あっ!」

 私は唐突に自分が裸であることを思い出した。服は森に置いてきたから着るものがない。

 私はジェスチャーで何とか服を貸してもらえないかと聞いてみた。女の子が頷いた、伝わったようだ。

 また手を引かれ一番近くの家に向かう。

 どこかおかしい

 女の子は変じゃない、村の様子がおかしい。何で誰も外にいないのだろう。

まだ日が暮れているわけじゃない。なのに全員家の中というのは変だ。人がいないだけじゃない。家の壁なんかに傷がついている。

 女の子が家のドアにゆっくりと手をかける。


ガチャリ


 ドアを開く前にドアの方から開いた。

「何!?」

 中から出てきたのは人ではない物体だった。人のような形をしているが顔が手足が狼のようでまるでファンタジー小説に出てくる獣人のようだった。

 女の子が私の手を引き走り出す。

「ウオオオオオオ!!」

 獣人が叫ぶと他の家からも獣人が現れる。私たちは囲まれた。

 これはどうやっても逃げられない。私たちはその場に座り込んだ。女の子はブルブル震えている。でも私はなぜか冷静でいた。すぐに殺されるのだろう。だったらせめて痛くないように殺してほしい、そう思った。

 だが獣人たちは私たちに爪を立てることはなかった。私たちに手枷をはめ手枷についた鎖を引き檻へと誘導する。

 檻を積んだ馬車が動き出す。

 死ななかったのはよかった。でもこれはそれ以上の地獄が待っているのかもしれない。隣で震え続けている女の子を私はそっと抱きしめた。


 何時間揺られてただろう

 馬車が止まり檻が開く。鎖を引かれ外へ出る。建物の中へ連れていかれる。そこはサーカスの舞台のような場所だった。

 舞台の上に立つ私たちを何十という数の獣人たちが囲んでいる。

「〇××〇!!」

 私たちを連れてきた獣人のが叫んだ。それは獣の叫び声ではなく人のように言葉を発しているようだった。

 それの声を聞いて女の子がさらに震えた。獣人の言葉がわかるようだ。

 獣人が叫ぶと他の獣人も何か叫ぶ。大体言ってることは想像できる。恐らく私たちを奴隷として買うために競りをしているんだ。

 叫びが止み1人の獣人がこっちに来る。銀色の毛並みのその獣人を見るとなぜか私は安心した。

 その姿には何かがあった。私を安心させる、どこか懐かしい何かがあった。

 獣人はお金が入ってる思われる袋を渡し首輪を受け取る。そして私の首に首輪をはめた。手枷が外され代わりに首輪に鎖がつなげられる。その鎖を引っ張られ私は連れていかれる。

 この獣人が私の感じたとおり優しい人ならいいけど……

 私が連れていかれたところでまた競りの叫びが聞こえた。あの子の競りの番だろう。あの子がいい人に買われますように。そう願い私は歩く。

 

 建物内のどこかの部屋へと連れていかれる。そこにはベッドや椅子、最低限の家具が置かれている。買ったばかりの奴隷を味見する部屋だろうか。

 でも私の感が正しければこの獣人は大丈夫なはず……と思ったら連れてこられた私は早速ベッドに押し倒された。

 全然安心できないやつだった。

 獣人の手太い手が左右に壁ドンの如く突きつけられる。顔が近づく。

「や、やめて、私には心に決めたヒトが!」

 言葉が通じないことはわかってるしもし通じたとしてもそんなことでやめるとは思えない。それでも私は口にして抵抗した。

 ラルフと添い遂げると決めていたから。彼が死んでもこの気持ちは変わらないから。

 抵抗すれば殺されるだろう。でも私の彼に対する思いはそれほどに強い。私は手で顔を押しのけ足で体を蹴る。

 獣人が私の左手を掴む。それでも私は臆することなく抵抗し続ける。

 すると獣人がふと動きを止めた

「落ち着け!」

 思わずビクッとした。その言葉は私にもわかる言葉だった。この世界の言葉は私と世界の言葉は違うはずなのに。

「ま、こんな状況じゃしょうがねーか」

「あ、あなた、今…」

「いや、俺は日本語を話してねーよ、それのおかげだ」

 獣人が私の手を指さす。薬指にいつの間にか指輪がはめられていた。左手を掴んだ時にはめたのだろうか。大きな手なのに器用なことだ。

「その指輪を付けてれば誰の言葉でも理解できるし話す言葉は誰にでも伝わる魔法の道具さ」

 獣人が起き上がりそっぽを向きながら言う。

 なぜそんなものを付けたのだろう? いや、それよりも……

「あなた、今日本語って!」

「ああ、言ったさ、それがどうした、元ご主人様」

 獣人がにやりと笑う。

「もしかして、あなた、ラルフ?」

 その姿は犬耳、犬尻尾、犬鼻があること以外は似ていない。出会った時に感じた安心感。それに今言った『元ご主人様』私は1匹しかペットを飼ったことがない。ここまで来たら答えは1つだ

「おう、やっと気づいたか」


「ラルフ!!」

 私は彼にギュッと抱きついた。

 死んだラルフがここにいる。どういう理由で今の姿なのかは知らないがラルフであるというのならなんでもいい。

「会いたかった、ずっと会いたかった」

私は泣いた。うれしくて泣いた。

「お、おい、ったく、調子狂うぜ」

 そう言いながらラルフは私をぎゅっと抱きしめ返してくれた。


数分後

「っ、ごめん」


「まあ死んだやつに会えたんだそうなるわな」

 泣き終え冷静になってみると抱き合うのってなんか恥ずかしい。私は抱きつくのをやめ手をどけた。抱きつくのをやめたらラルフは私からちょっと離れた位置に座り直し目をそらした。

 たぶんラルフも私と同じ気持ちだ。再会できてうれしくてつい抱きついたけど、恥ずかしいと。見た目は凶暴そうな狼になったのに、かわいいのは変わらない。

「ラルフ、赤くなってる、もしかしてラルフ、私に会いたかったの?」


「べ、別にそんなんじゃねえよ、急に裸の女が抱きついてきたら赤くもなるだろ」

 そう言いながらもラルフの尻尾がせわしなく動いている。

 ん? 裸の女?

 私は自分の胸を見下ろす。そういえば森で服を置いてきてそのままだった

途端に恥ずかし差が押し寄せてきた。

「エッチ!」

 私はラルフの顔をひっぱたいた。

「いってぇ!!」

 ラルフがベッドから転がり落ちる。その隙に私はシーツで体を隠す。

「な、なにか服持ってない?」

「持ってるわけねえだろ、ったく、ほら」

 ラルフが上着を私にかけてくれた。大きくてぶかぶかだけど逆に全部隠れてちょうどいい。

「ありがと…」

「それで、お前はなんでここにいるんだ」

「えっと…」

わたしは今まで起こったことを話した

「なるほどな、この世界に飛ばされて悪い奴に捕まったと…大変だな」

 ラルフが私の頭をポンっと叩く。励ましてくれているのだろうか。

「よし、じゃあ俺の家に行くぞ」

そう言ってラルフが鎖を引っ張る。イラっとした。

「ちょっと、やめてよね、私のペットのくせに生意気よ!」

 私は以前の調子で叩く。ただし今は頑丈そうなので強めに叩く。

「っ!座れ!!」

 ラルフが叫ぶ、思わずビクッとした。そして不思議なことに体が勝手に動くき出す。私はその場に座り込んでしまった。

「何、これ」


「ミノリ、勘違いしてないか?お前は今俺の奴隷だ、つまり俺に服従するんだよ

 ちなみに、お前が拒んでも無理だぜ、その首輪のせいでな」

 ラルフがにやりと笑う。この首輪も魔法の道具のようだ。はめた人の命令を強制的に聞かせるものだろう。

「ふんっ!」

 思いっきり引っ張っても外れない。

「無駄だ、それは外せないんだよ」

 それにしてもなんという笑い方だろう。相手を服従させて喜んでいる。S気のある笑みだ。

 以前私もラルフにあんな顔を見せていたのだろうか? それで飼い主に似たと……それはそれとして生意気だ。主従関係を思い出させてあげようか。

 やめておこう。またいつ会えなくなるかわからないし素直になろう。

「ごめんね、ラルフ、あなたに従うわ、だって、私、あなたのこと好きだから」

 自然に告白してみた。するとまたラルフの顔が真っ赤になった。

「そういうのやめろ!冗談でも恥ずかしい」


「冗談?違うわ、私ラルフのこと…」

 なぜかその先が言えなかった。

 もしかして「そういうのやめろ」って言ったから? 好きって言えなくなった? 何てことしてくれたんだろう。

 ラルフの方はそういう冗談はやめろっていう意味で言った。それは元飼い主だからわかる。それをこの首輪が勝手に解釈したのだ。

「ちょ、今の命令撤回しなさい!」


「断る、そういうのまた言われたくねえからな

 お前だって好きな人がいるんだからそういう冗談言うもんじゃねえぞ」


「好きな人?」


「さっき言ってたろ、心に決めた人がいるって」


「それは…!」

 ラルフの事って言おうとしても言葉が出ない。この首輪、好きという気持ちを伝える言葉を封印している? 本当になんてことをしてくれたのだろう。

 仕方ない、伝えるのはそのうち下剋上してこの首輪を外してからにしよう。

 それに、ラルフに会えたんだから今はそれでいいか。

「いいわ、従ってあげる、連れて行きなさいよ」

 私は鎖を引かれ建物を出る。

 馬車が停まっている。貴族なんかが乗りそうな高級そうな黒塗りの馬車。ラルフはお金持ちなのだろうか。

 馬車に乗り込むと中にさっきの女の子がいた。

「無事だったんですね!」

 女の子が私を抱きしめる。

「あなたも無事だったんだ、よかった」

 私も抱きしめ返す。

「あ、言葉が…」


「ああ、これのおかげでね…」


「主よ、少々遅かったですな」

 女の子の隣に乗っていた獣人がラルフに声をかけた。

 黒い毛の獣人でしわが多い人だ。声の調子からも老齢の人だとわかる。

「ああ、悪かったな、出してくれ」

 老齢の獣人が扉を開け出ていく。彼の運転で馬車が動き始める。

 ラルフの家へと向かう間にラルフがこの世界のことを話してくれた。

 この世界は魔法のあるいわゆるファンタジーな世界である。獣人の国と人間の国があり昔は戦争をしていたけど今は停戦している。基本的にお互いの領土に侵入してはいけないことになっており国にいる限りは獣人と人間が会うことはない。他にもなんか言ってたけどいろいろあり過ぎて私は寝落ちした。


「あの、起きてください」

 女の子に肩を揺らされ私は目を覚ました。

 馬車が揺れていない、どうやら到着したらしい。ラルフももう外に出てるようだ。

「わあ…」

 馬車を降りたら大きな屋敷が見えた。夜になって暗いからかわからないが屋敷以外には何も見えない。

「さて、今日からここがお前の家だ」

 ラルフに鎖を引っ張られ家に入っていく。

 これからどうなるのだろう。でもラルフと一緒だからいい日々が待っているに違いない。


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