表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/23

おじいさんのおはなし

         7



「こんにちは。ごぶさたしてましたが、お元気でしたか?」

お父さんはていねいなことばづかいで、ゆっくりと小さいお客さんに話しかけた。お父さんはおくのへやから小さいカップになにか飲み物をいれてもってきた。


「さいきん、どんぐりコーヒーをいただいたんですよ。どうですか?」

リスのおじいさんにあうすごくちっさなカップ。お父さんが持ってくると、手のひらに小石がのってるみたい。


「いいですね。好物なんですよ。いただきます。」

おじいさんにはちょうどの大きさのカップった。どんぐりコーヒーはぼくは飲んだことないけど、お父さんとお母さんは時々のんでたいることがある。まだほんのりにがいから、子供にはダメなんだ。


おじいさんはおみやげにもってきた、これまた小さなくるみクッキーをお父さんとぼくにくれた。こっちはぼくも大好き。


「もう、何年になりましたか?この山に引っ越してきて。」

おじいさんはぼんやり外を見ながら、お父さんに聞いた。

ぼくはうまれた時からこの山にいるから、知らない。

お父さんとお母さんは引っ越してきたんだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ