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道化遊戯
変幻自在な歌を歌って
今日も自分の価値を見定めて
交換してゆくのさ欲望の声で
そして何かを忘れてゆく
上手くバラバラに切り刻んで
上手く繋げて別のものにして
鏡の中にいる私、閉じ込めて
鍵をかけた
ガチャ、ガチャ、ガチャ
心配性を振りまいて
終いにゃ嘘もデタラメに拡散してゆく
元の位置には戻らずに
めまいを発散することを持って
期待した、くだらない幻想
あるべき場所にしまいこんで
腐らせた。
明日、どうだい、後悔?
僕の妄想を振りかざして
見えない? 聞こえない? 触れない。
昨日の僕はかき消される
へんてこりんな歌を歌って
今日は自分の価値無くして
けったいな緩慢、包み込んだ
部屋の中で一人。
「どこに行こうか」
「どこに捨てようか」
「どこで歌って、分からせればいい?」
御終いの最中、名前は失って
あやふやに溶け込んだ背景は青がかって
もうバラバラになれなくて
鍵は壊れ開けられない