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彼と私-コイゴコロ-



彼の顔は


いつものように

微笑んではいなかった。


私に

微笑みかけてくれなかった。


『お前が好きだ』



『愛している』




言ってくれなかった。





このとき

私は…………




私のセカイのすべてが



彼だけだったことに

気づいた……



私の彼に対する怯えは


恐怖……


なんかじゃなかった



この気持ちを

なんて言ったらいいのか

なんてわからない。


わかんない……



ここから外へ

出る気も失せた。


もう


なにもしたくなかった。



『気持ちいい』

という気持ちすら

なくなっていた。




空っぽだった。




ただただ

寂しさや虚しさや

孤独感や絶望感が

押し寄せてきた。




赭くない


透明なものが


私の目から流れた。



それが


彼の真っ白な顔を

伝った。





私は初めて泣いた。



そして初めて




彼が言っていた




『好き』





『愛している』



の意味を知った。




でももう遅い。








私はナイフを握り




自分の喉へ向けた。






痛みは


まったくなかった。




勢いで書きました。



いまの気分を

そのまま書き綴ったつもりです。

考え事をしていたら

書きたくなったのです。


虚無感が

拭いきれません。


が、

この物語の「私」は

私ではありません。笑



ほんとに勢いで書いたので

ご指摘等々

よろしくお願いします。



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