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導きの章 第一部 導かれし者達

この話から新しい章に入ります。今回は前段階的な内容で主に過去と現在、世界の成り立ちについてなどを述べております。まだ登場してないようなよく分からない名前も多数登場しますが、いずれそれも明らかになると思います。段々内容が複雑化してくるので、少しずつ整理しながら読み進めると良いと思います。ハッキリ言って作者自身も混乱しそうです…何とか頑張ります、はい。

それでは、ごゆっくりどうぞ!

「…で、どうだったのさエンドラーズ?リリアの様子は?」

オニキスが怪訝そうにエンドラーズに聞く。

「ダメだね。ノックしても呼びかけても反応無し…昼飯は置いてきたから、また昨日みたいに勝手に食うだろうよ」

そう溜め息混じりに首を横に振るのであった。

四人が何とかハーゲンの町にたどり着いてから数日が経っていた。今宿泊しているこの安宿の二階に落ち着いてから、リリアはずっと部屋に篭もりっぱなしである。原因が先日の悲劇であることは言うまでもない。

「困ったね、リリアの気持ちは分からなくもないけど…これからどうすれば良いんだろう、ぼく達は?」

イチがそう窓の外を眺めながら言った。

アゲハの言うとおり、ハーゲンの町は平和そのものであった。あまり大きくない町の中にいくつかの教会とアトリエが並び、幸いにも全く持って軍の存在は影を潜めていた。空も綺麗に晴れ渡り、皮肉なことに彼女達の現在の気分とはまるで正反対である。

「はぁ…なんであたいこんなことになっちゃったんだろ?いつもだったらこんな日は森でベリー狩りでも楽しんでいるだろうに」

椅子の上のオニキスが後ろ足で耳を掻きながらそう言う。

「あのな、元はと言えばお前の食い意地の悪さが原因だろうが」

「う…で、でもあたいはお腹が空いて死にそうだったんだぞ!人間がもっと森や川を大事にしてくれていればこんなことにはならなかったんだ。最近じゃあ、あたいみたいな獣人にとって住み心地の良い所なんてほとんどありゃしない」

エンドラーズにオニキスがそう吠えるように言った。

「確かにそうだよね〜、最近じゃ何処に行って戦争に環境汚染…良い話題なんて滅多に聞かないもん」

イチが納得したように頷く。

「おいおいイチまでそんなこと言うのかよ。…まぁいいや。それよりもさ、ちょっと買い物を頼まれてくれないかなイチ?もう食い物が何も残ってないんだ。ついでにオニキスも連れて行ってくれよ、おつりは好きに使っていいからさ」

そう言って、エンドラーズはイチにお金の入った袋を手渡した。安宿だから、食べ物はもちろん自前と言うわけだ。

「なんだよ〜、人を邪険にしやがって。何ならお前が行けばいいじゃんかよ?」

「どうせ暇なんだからいいだろオニキス。…リリアがこんな状態である以上、今俺がここを離れるわけにはいくまい」

愚痴るオニキスにエンドラーズがそう説明した。

「うん、わかったよー。観光も兼ねて色々見て来るけど、夕方までにはちゃんと帰るね」

「ああ、頼んだよイチ」

素直なイチはニコニコしながらエンドラーズのお願いに素直に応じた。

「行こうオニキス、おつりで何か美味しいお菓子でも買って食べよう」

「ったく、しょうがないなぁもう」

どうやら流石のオニキスもイチの無邪気な笑顔でそう言われたら断れないようで、渋々イチと一緒に買い物に付き合うことにしたようだった。




《ハーゲンの町中》


「…ったく、あの魔法使い腹立つわ〜!こんな重たい荷物をか弱い女の子に持たせるなんて。そのくせに姫には優しいときた、あれは絶対に気があるね。そもそも、あいつの考えていることはだな、ブツブツ…」

「ちょっとやめてよオニキス〜、さっきから町の人がジロジロ見てるよ〜」

大声で愚痴をこぼすオニキスをイチが恥ずかしそうに宥める。

二人が町中に繰り出してから一時間ほどが経過していた。石畳とレンガ造りの建物が並ぶレトロな町並の中にある小さな食料品店で両手に抱えるほど大量の食料を買ったイチは、その重さのせいでとても散策どころではなく二人は宿への帰路を急いでいた。

「それは仕方ないよ、町に住んでいる人が獣人を見ることなんてまずないもん」

オニキスが人々が自分達に向ける不思議な視線の理由(わけ)をそのように説明する。

「ふーん…昔は獣人もたくさんいて人間と仲良くしてたって本に書いてあったんだけどね」

「そうさ、でもここ数百年で状況は大きく変わっちゃった。自然は荒らされ、多くの獣人が住みかを追われ…そして殺された。あたいはこんな性格だからあまり気にしてないように見えるけど、本当は人間が恐くて憎くて仕方ないのかも知れない」

「オニキス…」

すると何を思ったか、イチは道端に荷物を置くとオニキスの頭に手を置きながらこう言った。

「大丈夫だよ、確かに人間には悪い人もたくさんいるけど…少なくともぼくは(オニキス)の味方でいるよ。だってそうでしょ?誰かと仲良くすることに理屈なんてないんだから」

「…お前…って、そんな調子の良い言葉には乗せられないからなっ。だけど…イチは良い奴だからもう少し仲良くしといてあげるよ」

ニコニコ笑うイチに、オニキスがちょっと怒りながらも照れくさそうに呟いた。

「…ホント?じゃあ尻尾触ってもいいよね!?」

「だーめ!あたいの尻尾を触って良いのは自分と神様だけって決めてるんだから」

「え〜、牢屋から出したら触らせてくれるって約束だったじゃんオニキス」

「はて、何のことかな〜?知らないなー。さぁさぁ、ちゃっちゃと荷物を持って、宿に帰った帰った!」

「ぶー!オニキスの意地悪〜」

イチは頬を膨らましながらも渋々置いてあった思い荷物を持つ。そして再び二人は宿への帰路へと付くのであった。

…心成しか、二人の足並みは以前よりも揃って見えた。




《伝説と現実》


「…あー…結局今日も眠れなそう。なんだか最近あんまし眠れないんだよね、何故だろう?」

イチが宿を出てすぐの所で夜空を仰ぎながらそう自問自答する。

日付が変わる頃、イチは眠れないのを理由に夜道を少し散歩をすることにした。どうせベッドの上で起きていても無意味だからだ。どうして自分が眠れないのかは彼女自身でもよく分からないようだったが、何となく『何か落ち着かない』と言った感じだろうか。とにかく、モヤモヤと曇った気分を晴らさない限りは安眠できそうにない。

「そう言えば武器とか買わないとなぁ、さすがに果物ナイフじゃあ心細いよ」

そんな独り言を言いながら、彼女はまだ散策していない町のはずれを目指した。冷たい夜風が吹く中、静まり返った町の通りをひたすら進んでいくとやがて急に目の前が開けた。雑草が生え放題の一見するとただの草原だが、よくよく辺りを見回してみると石柱の一部など所々に壊れてはいるが人工の建造物が建っていた痕跡がわずかだが見られる。その壊れ具合の様子から少なくとも数百年以上前の物である事はイチにも察しが付いた。

「こんな町の近くに遺跡があるなんて…やっぱり聞いてた通りなんだ」

イチは先日にアゲハから聞いた言葉を思い出しながらそう呟く。

「かつて、ここにはどんな人達が暮らして何をしていたのだろう?なんで滅びちゃったのかな…村人総出で夜逃げでもしたのかも」

そんな公園を散歩でもするような気楽な気持ちで彼女は崩れた建物の残骸をゆっくり見て回る。苔生したかつての家だったであろう壁の一部からは、ここがかつて栄えていたことなど想像もできなかった。万物は何れ必ず滅びる…彼女(イチ)の脳裏をかつて読んだ本のそんな一節が過ぎる。

そうやって彼女が辺りを散策していた時であった、彼女の目に一人の老人の姿が飛び込んできた。座るのに丁度良さそうな石の上に腰掛けたその白髪の老人は、どこか寂しげな表情で一点を見つめている。

「あれ、こんな真夜中に何をしているんだろうあのお爺さん??…って、ぼくも人の事は言えない気がするけど」

不思議に思ったイチは、怪しいと思いながらも慎重にその老人へと近づいていった。

「あの〜…こんな所で何をしているんですか?」

イチがそう恐る恐る老人に尋ねると、

「…これは驚いた。お前さん、もしやこのワシが見えるのかいのぅ?」

老人は何やらそう不可解な言葉を返してきた。

「へ?見えちゃまずいんですか?」

「いやいや、別に気にする必要はないんじゃ。お前さんはどうやら人とはちと違うようじゃの」

老人はそう微笑みながら言う。

「はぁ…??」

「お前さん、名前は何と申す?」

「ぼくですか?ぼくはイチと言います」

いまいち老人の発言の意図が分からないイチであったが、とりあえずそう名前を答えた。

「イチか、良い名前だのぅ。…して、イチはどうしてこんな寂れた遺跡なんぞに来たのじゃ?」

老人はそうイチに問いかける。

「いやその…ちょっと散歩に…」

「本当にそれだけかいの?ワシにはもっと深刻な顔に見えるのじゃが」

図星だった。確かに散歩に来たことは間違いない。しかし、根本的に眠れない原因をイチは老人に見透かされているような気がした。

「ぼくにも何が深刻なのかはハッキリと分からないんです。…でも、何となく自分が今何処に向かっているのかがよく分からなくて…不安で仕方ないんです」

ここ数日のシビアな出来事のこともあってか、珍しくイチは言い知れぬ不安を抱えていたようだ。意外なことに彼女(イチ)が人に心境を打ち明けることは滅多にないのだが、何故かこの老人には話しておこうとゆう気になったようである。

「なるほどの…じゃがそれは奇遇じゃ。ワシも同じようなことを考えていたところなんじゃよ」

「お爺さんも何か悩み事があるんですか?…例えば年金がちゃんと支払われていないとか?」

「ふぉっふぉっ、確かにそれは困った悩みじゃな。じゃが、生憎ワシは年金には加入しておらんのじゃ。…ワシが今考えているのはな、個人の悩みではない。これからの世界の行く末をもうずっとこの場所で心配しておるんじゃよ」

老人はそう答えた。

「世界の行く末?」

「そうじゃ。…かつて邪神アネリが最初にこの世界を滅ぼそうと企てた時、この世界の最高神ガイア様と戦闘になった。それはもう凄まじい戦いじゃった…三日三晩の間続いた戦いでようやくアネリは封印され、世界は破滅から救われた。じゃが、その戦いで傷ついたガイア様は何処かに姿を消してしまわれた。それからと言うもの世界の均衡(バランス)は崩れ、数々の災いが頻発するようになったんじゃ。…少なくとも今までにアネリの件も合わせて二度、世界は滅びている。イチが今いるこの世界は数千年前に月の文明が生み出した超人工生命体(アーティファクトクリーチャー)、ルナが滅ぼした世界の後にできた歴史上三番目の世界とされておるんじゃよ」

「え、えっと…つまりだ、今ある世界も絶対安泰ってわけじゃないってことだよね??」

イチが長い昔話に混乱しながらも、自分なりにそう話をまとめる。

「そう、この世界も滅亡への道を突き進んでおる。人々は自らの力に溺れ、神の存在を忘れた。自然との調和も無視して自分達の事だけしか考えておらん。…どんなに文明が発展しても、結局はその歪みが産んだ産物で滅びてしまうんじゃよ」

老人は少し口調を強めてそう言った。

「なるほど…確かに言われてみると納得しちゃうね。ぼくも自然を大事にしない人は嫌いだもん。…あれ?でも今ここにぼくとゆう人間が存在するってことは、世界は…人類は完全には滅びなかったってことだよね?」

イチが不思議そうに首を傾げる。

「確かにその通りなんじゃイチ。どんな強大な敵が現れてもそれに打ち勝つ存在は必ず現れるもんなんじゃよ。少なくとも、ルナを封印したのは勇気ある人々じゃったことは確かじゃ。…じゃがな、そう毎回都合よく勇者が現れるとは限らないのだよ。今この世界だっていつ滅びるかわからないくらい不安定なのに、それを救う者は一行に現れんではないか」

「環境破壊に異常気象、戦争に飢饉…確かにこの世界はどうかしちゃってるかも知れない。でもそれを救う手立ては無いみたいだし…お爺さんの言うとおりです。ねぇ、このまま世界は滅びちゃうんですか?」

イチが不安気に老人に尋ねると、

「仕方ないことなんじゃ、いずれ世界は滅びる運命じゃからの。…でも、お前さんのような人間がいればもしかしたら…あるいは運命を変えられるかも知れんの」

彼はそうニッコリと嬉しそうに微笑んだ。そしてさらにこう続ける。

「もし自分が今、何をするべきかを知りたければここからしばらく東に進んだところにあるレイテの森に行くとよかろう。そこの石版を見れば先が見えてくるじゃろうて。…最後に、今日はお前さんに出会えて本当に良かった。希望の光を持つ者よ…」

そうお告げとも取れるような言葉を残して、イチの目の前から老人はまるで霧の様にスーッと消えていきました…。

「…消えちゃった…。あのお爺さんは何者だったんだ?幽霊?妖精?それとも…???」

わけの分からなくなったイチはふと夜空を仰ぐ。

漆黒の夜空では、お星様が何事もなかったかのように瞬いていました…。



《新しい旅の始まり》


「もう朝か…夜中で退屈だったからあんまり意識してなかったけど、意外と遺跡から宿まで距離あったんだね」

イチが少々疲れた顔でそう言った。

彼女が宿の近くに来る頃には既に東の地平線が白くぼんやりと明るくなり始めていた。もうあと一時間もすれば、夜の帳から解放された人々が目覚め町は再び活気を帯びるであろう時間帯であった。

…が、周りはまだ静かなのにも関わらず宿屋の玄関先だけが妙に騒がしいことにイチは気が付く。気になって慌てて駆け寄ってみると、意外な光景が彼女を迎えた。

「あっ!やっと帰ってきたわね。勝手に何処に行ってたのよ〜、心配したんだから!」

そうリリアが威勢よくイチを迎える。

「え、あぁ…ちょっとね。大丈夫なのリリア?」

ここ数日塞ぎ込んでいたリリアからは想像できないパワフルさに、イチは少し困惑気味のようだ。

「まぁね、さすがにあれだけ何日も泣いていれば気も晴れるわよ。…ごめんなさいね、心配かけちゃって。でも、私はもう大丈夫だから」

リリアが軽く笑いながら言う。そう言われて見れば、確かにリリアの目は少し腫れているようにも見えた。

「…あ、帰って来てたのかイチ。何処に行ってたんだよ」

「真夜中にあたいに無断で出て行くなんて、良い度胸してんね」

イチとリリアが話していると、宿の中からちょっと眠そうなエンドラーズとオニキスが出てきた。

「リリアのやつ、昨日まで引きこもっていたと思ったら突然早朝に俺達を叩き起こしてさ。何でも同じところにいるのは危険だから移動するんだとよ。全く、元気になったと思ったらお姫様の気まぐれには困ったものだぜ」

エンドラーズが欠伸をしながらそう事の経緯を説明する。

「う、うるさいわね…良いじゃない別に、立ち直ったわけだし。それより、あなたはどうするの獣人?このまま私達と一緒に旅をするメリットはないと思うけど」

そうリリアがオニキスを見ながら言う。

「まぁ、確かにそうだよな。あたいはただの被害者だし…そもそも人間はあんまり好きじゃないし」

オニキスも納得気にそう頷く。

「えっ、オニキス…行っちゃうの?」

そんな会話を聞いていたイチがオニキスをつぶらな瞳で見つめる。

「そんな悲しい目であたいを見るなよイチ。…ちっ、しょうがねぇな。命の恩人に恩返しもしないで別れられるほどあたいも非情じゃないよ。だから、もう少しだけ一緒に居てやるよ人間共め」

イチの思いに根負けしたのかあるいは心中の裏返しなのか、照れくさそうにオニキスはそう強い口調で言い放った。

「ホントに!?ありがとうオニキス、これでまた一緒にいられるね!」

イチはそう言って思いっきりオニキスを抱きしめる。

「こ、こらっ!よせったらイチ、くすぐったいだろうが!」

口は悪いが、イチに抱きしめられたオニキスも満更はなさそうである。

「素直じゃないなぁ、ホントはイチと一緒に居たいくせに」

「う、うるさいっ…って、頬ずりはNGだよイチ…」

イチに頬ずりされながらオニキスはエンドラーズに照れくさそうに言った。

「それじゃあ決まりね。さ、イチもオニキスを放してあげなさい。…とりあえず行き先とかは町を出てから決めましょ?異論はあるかしら?」

リリアがそう問うと、

「ないよ〜、良いから早く行こうよー」

「ま、なんとかなるだろうよ」

「あたいは何処でもOK」

そう三人の性格を表すような返事が返ってきた。

「やっぱりね、私も同じこと考えてたわ。じゃ、行きましょうか!」

そんなリリアの指揮の下、四人は町を後にすることにしました。

気が付けば朝日は完全に昇り、町中を淡いオレンジ色で染めていました。風も穏やかで、どうやら彼らの新しい旅立ちには相応しい一日となりそうです。



…そう、旅の目的も考え方も違う4人が織り成す不思議な物語(ストーリー)はここから始まるのです…!

オニキスが仲間に加わり、ようやくメインキャラクターの4人による旅が始まります。旅の道中ではこのオニキスが大活躍する(予定…)ですので、お楽しみに!

それでは、オニキスのキャラクター紹介をしてお別れのご挨拶と代えさせて頂きます。また次回も読んでくださると幸いでございます。本日はこの小説を読んでくださって真にありがとうございました。



オニキス


性別:♀

身長:90cm

種族:獣人(フェネック)

好物:はちみつ


小さな獣人の女の子。大きな三角形の耳にフサフサの尻尾など見た目は可愛らしいが、性格はかなり強気で捻くれ者。素早く敏捷な動きと、鋭い爪と牙が最大の武器で戦闘能力は意外と高い。魔力を持っているのでちょっとした魔法の類も使えるようだ。

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