7/8
0007 世界の叫び
2億年、世界を渡り歩いてきた。
何回か、タイムループにあった。精神のショックが原因だった。
たくさんの物を、者を見てきた。たくさんの犯罪を見てきた。たくさんの現象を見てきた。
不老不死になってから、狂乱して発狂したこともあった。
たくさんの女を見てきた。シンシアに見つかったりしたけど、結構いい思いもしたことだ。
ただ、魔王が世界に登場してからは辛かった。
文明は停滞し、代わりに、魂の器とかよみがえりの禁術が学問としてささやかれた。
たくさん人が死んだ。
だから、使われた。死んでも、嘆願しても何しても使われた。
死んだ方がいいのではないかと、要塞を出て、死ぬ方法を探したこともあった。
それでも、世界は停滞どころか劣化する。
文明が下がる。衰退する。
バベルのように大きな建物は、劣化で取り崩された。
動物まで被害が及んだ。人類は肉を食べれなくなった。遺伝子に異常が家畜に見つかった。
分かっていた。しかし、魔王はどんどん出てきた。
ロクは慕われるどころか、余りに世界が歪んでいるので、その一部にされた。
ロクの存在が大きすぎた。世界が壊れないとわめいた。




