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Episode:念話その1(テレパス・神原翔子)

いきなりこれでもかと入ってくる情報に戸惑う成神に、3人の意識も流れ込んできた、3人の戸惑い助けを求める意識だった。

なんだ!?と思ったとき、一人と意識がつながった


「誰、あなた、何、いったい」


「心配しないで、といっても私もなぜこうなるのか・・動揺してるけど、私は、成神つなぐ、なぜかあなと会話している、あなたは誰?」


「わたし、私は神原翔子」


「なんだか、かなり神原さん、動揺されているようで、その感情が私と繋がったのかもですね、今どちらに?・・なにか問題でも?」


神原はまだ半信半疑で、目の前の道、家の周りの塀、昔よく見たミカンの木などを確認しながら成神に伝えた。


「おばあちゃんちの前」


地名を伝えてくると思った成神は、すぐに反応した。


「えっ!?、おばぁちゃん?」


すると翔子は少し前の状況から、自分自身に言い聞かせるように成神に話だした。


「東都の会社から気づいたらここに、一瞬のうちに・・永崎に九国の、信じ、られない、ですよね。」


「神原さん、私は、信じますよ、こうして話せていること自体、私たちにふしぎな何かが起きているのだから。そだっ、何時までこうして話していられるかわからないから、よければ神原さんの携帯の番号を教えてくれませんか・・」


神原は不安な状況を共有している成神にうたがいもせず番号を伝えた。


「あっ、はい、0・・・・」


「今、その番号に電話をしますね、えー0・・・」


神原翔子の携帯が鳴り、翔子は電話に出た。


「もしもし、神原さん・・」


大きな神原の声が頭の中で響いた「あ、あっー。」


「どうしました、成神さん。」


「頭の中のあなたの声と電話の声が響いていて・・」


成神は状況をすぐに理解した「とりあえず、頭の声の切り方わからないので携帯を切ります。」といって電話を切った。


そして、成神はこれからのことを神原の意識へゆっくり、丁寧に伝えてきた。


「会えますか?いまから飛行機で永崎に向かいます、どこかのホテルで会いませんか?どこかホテルを取ったら連絡ください。

他にも2人、同じように動揺している人がいます、その人達とも移動しながら連絡を取りますので・・話を聞けば、私たちに何が起きているのか、わかるかもしれない。」


「はい、わかりました。どうしていいのか不安でしたが、成神さんと話せてすこし落ち着きました。」


「では神原さん、他の方に意識を集中してみますので・・また。えーっとこの感じは神原翔子さんと・・」


と云うと成神は、つながったこの感情を神原翔子として記憶した。


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