Episode:榊 剛士<サカキ タケシ>(サイコキネシス?)
俺の名は榊剛士49歳男独身、体育会系の能筋といわれる部類の者。
いやな上司をぶん殴って会社をクビになったところだ。陰湿な上司で、ねちねち、ネチネチ、1年半は我慢したが、とうとうやっちまった。
この会社の前には一時自衛隊にも入隊していたがやはり上官を殴り除隊となってた、クビになった会社ではロジステックスを担当していた。
大人げないと反省はしているが今はスッキリしている。
そして会社を出て飲み屋へと向かう途中・・俺は目の前にある工事中の立て看板に向かって怒鳴った
「ドちくしょう」・・
その時”パチン”とスイッチの入る音が頭の中でした、そして、立て看板を拳で殴った時、鉄製の看板が拳の当たったところを中心に渦を巻くようにグニャリとまがった。
「なんだ、ほとんど力なんて入れてないのに・・・。」
「そういやガキの頃、何とか神拳とかいって人差し指で学校の壁つついたら、校舎の壁に穴が開いたことがあったな、怒られるからずーっと秘密にしてたのを思い出した!もしかしたら、俺ってすっごい力を秘めているんじゃないかな・・」
「この十円玉も」と言いつつ握りしめた。
その時、頭の中でなぜだか十字架のイメージが浮かんだ、そう、辞めた会社の社章のデザイン。
手を広げると十円玉は円ではなく、イメージした通りの十字架に変わっていた。
「オイオイ、こりゃどーなってんだ、なんだよこれは・・・」