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その後のマナ達

 書きたい物を書き切った感じなので、これで完結にしたいと思います。

 読んで下さったたくさんの方、ありがとうございました。

 良かったら次回作も読んでくれたら嬉しいです。

 モーモーホイホイ。弱い結界を発生させる魔道具で、更にその魔道具の傍では牧草がよく生えるという。

 ミルクを欲する者は、子牛を生んだ母牛から分けてもらえる。

 ただし、この場所を独占しようとする者には、神罰が下るという。


「こんな感じでやってみたんだけど、どうかな?」

「何で王都の近くには作らないの?」

「うん。臭いとか騒ぐ人は必ずいると思うから、なるべく人口の少ない町の傍だけにしたんだけど、やっぱり不便だと思う人達は多いね」

「けど、運送する商人も増えるみたいだし、魔道具を複製しようとする人も出てる。そこはいいの?マナ」


「むしろ複製出来るなら、どんどんやって欲しい。ただ、壊されたのは直せないんだよねー。ユキとかスカイにお願いして新しいのと変えるのにも限度があると思うし」

「むしろそれはやめた方が良くない?」

「まあ、今の所デメリットしかないしね。でも、研究が止まるのは看過できない」


 ある程度期間は置こう。焦る必要はないからね。


 アカツキは残念ながら神格を得る事はできない。けれど、マナの為によく働いてくれる。

 黒竜さんことランスロットは、世界樹の守り竜を子竜とエリーシャ姫様に託し、すぐにマナの眷属になった。そして、マナとの関わりが一番少ないにも係わらず、ルードの次にさっさと神格を得て、今は戦神として活躍してもらっている。


 ルビー母さんは、慈愛の神。ユキは魔法神だ。


 スカイがなかなか神格を得る事ができなかった。ライナー様にも手伝ってもらって神格を得る頃には、マナもサマルト様からお墨付きをもらって、本格的に主神になれた頃だった。


 スカイのちょっと残念で不器用な所は毎度の事なので慣れている。


 そんな事より大ショックだったのが、神になったら成長が止まってしまった事だ。

 せめてあと5年遅ければ色々と成長出来た筈なのに!


 まあ、私には変わりないし、ルードも見かけで判断するような人じゃないから、今は結構いい感じかな。

 竜姿のルードにもたれかかってゆったりと過ごす時間が今は一番好き。


 大切な仲間に囲まれて、大好きな世界の為に働ける。これからも、マナの幸せな時間は続いていく。

 



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