100話記念!超番外編
本編とは全く関係ありません。
作者の自虐ネタ入っているので、不快な方は飛ばして下さい。
夏を迎える少し前、マナは9歳になった。
ツリーハウスにやって来たのは、この世界の神々。
「100話記念、そしてマナのバースディー記念。めでたいね。ははは」
薄紫色の髪に金の瞳の年齢、性別不詳なこの人?は、主神サマルト。
「やはり地上はいいな。上は退屈過ぎてつまらん」
赤髪の豪快なおっさんは、戦神ドーバ。
「ふふ、マナちゃん久しぶりね」
薄桃色の髪の唯一の女神、魔法神ルミナス。
「あら、唯一だなんて失礼ね。アタシもいるのに」
金の豪奢な髪に赤い羽根のエクステを付けた派手なこの人は、心は乙女の愛の神ミロー。
「っと、私が最後ですね。ミローの後だとますます影が薄くなる」
おじいちゃんが、生命神ライナー。
「皆さん、今日は来てくれてありがとうございます」
皆で亜空間に入ろうとすると、別の気配が現れた。
「よかったわー、間に合って。お別れしたのがついこの間に感じるわね」
私が愛美だった時にお世話になった、審判の天使長アカトリエル。神話によっては神様だったりもする。
「本当は宇迦様も来たがっていたけど、お忙しい方だから、遠慮したわ…って、私も忙しいけどねー。はい、差し入れ」
重箱にたっぷり入っていたのは、稲荷寿司。うか様かな?有難いです。宇賀神の名字を持っていたのに、何も知らなくてごめんなさい。
亜空間の中には眷属達がいて、料理を並べたりしてくれている。
「約三ヶ月。まさか100話超えるなんて思ってもみませんでした。
最初はゆっくり書いていくつもりだったんですけど、結局一日一話のペースで…仕事が忙しくて書けなかったりとかもありましたが、何とかなってます
…相変わらずの拙い文章ですが、読者の方も増えて嬉しい限りです。どこまで続くか分かりませんが、なんとなく書きたいものを書いていますので、いつ終わるとも知れません」
「と、作者の言葉です。ではゲストを代表してサマルト様、お願いします」
「私が?…まあ今日は本編とは全く関係のない番外編なので、気楽に無礼講で行こうか」
「このお稲荷さん、絶品ですね!宇迦様にお礼言っておいて下さいね」
「その辺のスーパーに売ってる安物とは違うのよ。本当に、最初はこの子大丈夫かしらと思っていたけど、何とかなってよかったわ」
「異世界生活、楽しんでます。少々チート過ぎるのが気になりますが」
「楽しんでいるならよかったよ。ははは。初期値も高かったから、少々厳しい環境でも何とかなるかなと思ってね。対人関係で前世は苦労したから、思い切って人が全く居ない所に送ったんだ。あのスマホもいいね。言葉を送れるし、物を生産していくゲームも面白かった」
「すごく役に立ってます!あれ無しだったら生きていけたかどうか…」
「野菜の生産は、魔物の影響で難しいからね。あれ、私の世界でも広めたら面白いかな?」
「ふざけんな、サマルト、争いの種を自らまいてどうする」
「そもそもが、そう簡単に神器を人に与えてはなりませぬ。マナの時は知らないうちにでしたが、じいの目の黒いうちはもう勝手はさせませんぞ!」
「あははー。君たちがそう言ってくれるから助かっているよ」
「そもそも、異世界の魂を預かるなんて面白そうなイベント、どうしてアタシ達に黙ってたのかしら?」
「ミローに知られたら、色々と引っかき回されそうだからだろ?」
「その通りだけどドーバ、そうはっきり言うもんじゃないよ」
「なんですってー?」
「まあ落ち着いて。私にも娘ができるかと思ったら、柄にもなく浮かれてしまってね」
「合ってんじゃねーかよ。柄に」
「ルミナス様、私が魔法を覚えるスピードって、明らかにおかしくないですか?」
「そうね?精神の値も関係しているけど、サマルト様の作られた体だからかしらね?」
「たくさん魔法が使えるのは助かりますし、嬉しいですけど、まだ子供だから気をつけないと目立っちゃって」
「元々魔法神だったのよ。サマルト様って。親子だから性質が似てもいいんじゃない?」
「そんなもんですかねー?あと、超人の表記、何とかならないですかね?人間離れしたスーパーヒロインみたいで何か恥ずかしいです」
「それは…サマルト様が張り切り過ぎちゃった結果だと思って諦めて」
「えー…」
「大丈夫よ。悪い結果にはならないから。それとスカイちゃん。もう一段階進化するわよ?マナちゃんの事は遅かれ早かれだと思うし、眷属達全員のパワーアップも考えてみるといいと思うわ」
「眷属全員、ですか?」
「あ、でも今言ってもこの話の内容はマナちゃんの記憶に残らないから」
「まあ、番外編ですしね」
「そうよね。10万PV超えで浮かれていても、売れっ子作家様に比べたら小さいのに」
「毎日2000人超えたら喜んでいるとか、確かに。でもそれだけたくさんの人に読んでいただいている事は感謝してますよ」
「女子会、私も混ぜて。私は、作者の幼女好きにも問題あると思うわ」
「アカトリエル様、それは作者の病気です」
「ある程度年齢高いと恋愛絡めないと面白くないじゃない?作者はそれが苦手だから逃げているのよ」
「身も蓋もないですね。私、まともに成長できるんですかね?」
「あ、それは諦めて。無理だと思うわ!」
無理です。




