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蘇った覇王  作者: シグレんちょん
1/1

蘇った覇王(1)

ほぼ処女作です。主の自己満ですが読んでくれたら幸いです。

 世界は今平和である。

 この世界には人族、亜人族、魔族、竜族といった多くの種族が群雄割拠している。

 

 それでも平和といえるのは紀元前に12人の勇者が魔族との長きに渡る戦いを終わらせたからだ。

 

 魔族の王、覇王シェヴェルツェを多くの犠牲を払いながらも封印に成功したのだ。

 覇王を封印したことにより魔族たちは統率力を失い多くの魔族が討たれた。

 それでも覇王の12人の使い魔はギリギリのところで逃げ延びた。

 そして12人の使い魔は覇王が復活する日を待ち続けた。


 覇王が封印されてから12人の勇者のうち生き残ったのはわずか5人。

 5人は多くの種族がいる国を建国した。

 国は栄え、1000年の間多くの国が建ちそして滅んでいった。

 しかし1000年たったある日、世界でも1,2を争う国の賢者は覇王復活を予言した。

 その報は瞬く間のうちに世界中の国に伝わり、1000年前のように一致団結して覇王を討つべく皆、発起した。


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ファンナディング歴1015年ついに、覇王シェヴェルツェの封印が解けようとしていた。

 

封印を解かすまいと人族が集い、魔族との戦闘が勃発している。


魔族も覇王の復活とあって死に物狂いで戦っている。


 


 そんな中、覇王の元城シュヴァンシュタインでは・・・


水晶の中には覇王が封じ込められておりそれを囲むように12人の使い魔が鎮座していた。

 

 すると大柄の男は、

 「おい、封印はいつ解ける」

 男は苛立ちげに言った。

 「少しは落ち着けないの?あなたは落ち着くということを覚えるといいわ。1000年物間何をしていたのかしら」

 長身の女性は男に向かって馬鹿にしたようにいった。

 「てめぇ、今なんていった」

 「1000年経っても全然成長しない脳筋野郎ってことよ」

 「てめぇ」

 「君たちこんな時くらい静かにできないものかね」

 眼鏡をかけた長身の男性は呆れたようにいった。

 「この陰険眼鏡、てめぇも調子に乗るんじゃねぇ」

 そういって、眼鏡の男性をにらみつけた。

 「君は本当に短気だね。本当に1000年間何をしていたんだい?」

 「そりゃあ我が王の盾となるために、体を鍛えていたにきまっている」

 「君のその忠誠心は見上げたものだけど、少しは考えることを覚えるといいよ」

 

 眼鏡の男性がそういうと、水晶が急激に光りだした

 さっきからのムードが一変、重苦しい重圧があたりを満たした


 そして光が収まると、中から黒髪長髪、黒い1対の翼を生やした、絶世の美女としか表現しようのない女性が立っていた。

 衣服は身につけていなかったが、その姿からは他社を萎縮するオーラを放出していた。


 「ここは、どこじゃ」

 そういったのは覇王シェヴェルツェその人である。


 

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