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15/22

未来へ

 由梨の病院実習が始まって、さらに会える日が少なくなった。実習そのものに加えて、レポートを書いてと、することが山盛りらしくって。

「まっくん、ごめんね。日曜日の昼御飯を食べるくらいだったら何とか、なりそうだけど」

 そんな状態でも、俺の食事を心配する由梨。

「由梨の邪魔をしたくないから、俺のことは気にするな。今、お前の優先順位はそっちだろ? 一生分の勉強をしてこい」

 飯くらい食うから。母さんに料理教えてもらういい機会だって、考えるから。

 昔、何も知らなかった子供の頃。お前から歌を奪ってしまったみたいに、看護婦になる夢まで奪ってしまったら。今度こそ、お前は、俺の前からいなくなってしまいそうだから。


 俺は、俺のすべきことを全力でしながら、お前を待つよ。



「母さん、玉子焼きの作り方、教えて」

 バイトが入れられず、練習も朝のうちに終わらせてしまった日曜の午後。母さんに料理を教わる。

「玉子焼き、って。お弁当なんか作る気なの?」

 それは、無理じゃない、って顔で母さんが冷蔵庫を開ける。

「うーん。お弁当は、作らないけど」

 由梨の部屋に最初に泊まった、”同窓会”の時に作ってもらったあのフワフワの玉子焼きが自分でも作りたくって。

「ラグビーボールみたいな形で、フワフワした玉子焼きなんだけど」

「ああ、オムレツね」

 じゃぁ、バターと。クリームなんかあったかしら。

 そう呟きながら、改めて冷蔵庫を開ける母さん。

「オムレツ、って。肉が入ってない?」

「それは、ミートオムレツ。正志が言うのは、プレーンオムレツ」

「へぇー」

 そうか。あれもオムレツなんだ。良かった。由梨に『ラグビーボールのつぶれたみたいな玉子焼き』とか言わなくって。

「でも、名前が分からないのに、どこで食べたの?」

「うーん。ちょっと……」

「ジン君あたりが、チョイチョイと作ったとか」

 まあ、そういうことにしておいて貰おう。

 あいまいに笑った俺の顔を見ながら、母さんがボールを出してくる。

「さて。正志。まずは玉子を割りましょうか」


 玉子って、簡単に割れるくせに。

 何であんなに、割りにくいんだろう。



 三年に進級して、織音籠(オリオンケージ)はインディーズからCDを出すことが決まった。

 これを機会に、メンバーの呼び名を、それぞれ《JIN》《RYO》《YUKI》《SAKU》《MASA》に改めた。 

 さらに、責任者としてリーダーを決めなくてはならない

「リーダー? RYOだろ? 全員RYOに引きずり込まれたようなもんだし」

 当たり前って顔で、ペットボトルのお茶を手にJINが言う。 

 引きずりこまれた、か? 少なくとも、俺は自分からバレー部の部室に行ったと思うんだけど。

「最初のきっかけは、確かに俺か」

 金髪にピンクでメッシュが入った、南国の鳥みたいな髪をかきあげながら、RYOが仕方ないって顔で笑う。 


 プロへの足がかりがつかめた。ここから、はじめの一歩。そして、もう一歩と、俺たちは進んで行く。



 夏休みになると、さすがに少しは由梨にも余裕ができたらしい。

「余裕って言うか。バイトをかなり減らしただけよ」

 麦茶のお代わりを注ぎながら、笑う。

 今日は、バイトまでの間に由梨の部屋にお邪魔している。勉強している由梨と同じ空間で、俺は今度の学園祭に使う曲の手直し中。

「後期試験もあるし。実習が始まればバイトどころじゃないのは分かってたから、それまでになるべくバイト代を貯めるようにしてたし」

「ああ、なるほど」

 RYOの彼女に『地味ぃな彼女』って言われたのは、それか。あの子ほどゴチャゴチャ着飾らないで、堅実に貯金に回していたわけだ。

「ライブにいくお金は、あるんだけどね。時間が……」

「そうだな」

 この前、由梨がライブに来たのっていつだっけ。

「まっくんの曲、全部聴けなくなってきてるね」

 残念そうな声の由梨に、なんて言葉をかけようかって考えて。

 そうだ。いい事を思いついた。

「そのうち、電子オルガン用に書きなおして、弾いてやるよ」 

「できるの?」

「うーん。ドラムをメモリに覚えさせて、ベースは足鍵盤使うだろ? で、メロディーとキーボードとギターを両手用にアレンジしたら、何とか」

 ドラムが単調になるかもしれないけど。そこは、ベースでフォローするとして。

 うん。いけるかも知れない。

 そうしたら、もしかして。由梨に音楽が戻ってきた時に、うんと簡単にアレンジしたら。由梨が弾く事だって、できるかも。 

「まぁ、俺自身の指が鈍ってるから、そっちの練習が先に必要だけどな」

「ふうん」

 乞うご期待、お楽しみに。ってところだな。



 学園祭の季節が今年もやってきた。

 今年は実行委員のほうから、『ステージのトリを織音籠で』って話が来て、総合大のステージはトリを務めることになった。

 そんな情報が、RYOからもたらされた数日後。

 俺は、休講になった三時限目。人気の少なくなった大学のカフェテリアでRYOの”新しい彼女”に捕まっていた。

「ちょっと。MASA」

 向かいの空いている席に、腰を下ろす彼女。

 見下ろされるのもいい気分じゃないけど。勝手に座るのもどうかな?

「なに?」

「MASAの彼女が、RYOとお茶してたって聞いたんだけど。どういうこと?」

「ああ、この前。ドーナツショップで相席したって言ってたな」

 RYO自身が。

「人の彼氏をなんだと思っているのよ」

 いや、お前が付き合う何年も前から、”男ともだち”だし。それ以前に、

「YUKIの彼女や、JINも一緒だったって聞いているけど?」

 JINと時間つぶしをしていたドーナツショップに、由梨と悦子さんが来合わせたから、そのまま相席して、学園祭の事とか、世間話をしたって。

「そんなこと、どうだっていいの。RYOと一緒にいたってのがとにかく許せない」

「で、俺にどうしろって」

「ふらふらと人の彼氏に色目使う暇がないように、ちゃんと相手してやって頂戴」

 そんなに、由梨は暇じゃないよ。今だって、きっと。次の病院実習に向けて、必死で勉強している。

 自分視点の色恋しか頭に無いような、目の前の彼女に呆れたって言うか。

「あのさ。客観的に見たら、今、俺たちのほうが一対一でヤバイ図だと思うけど」

 RYOが見たらなんて言うかな、って言葉を重ねると、慌てたように周りを見渡して足早に立ち去る。 

 今の状態を見ただけで、RYOが何かを言うわけないと思うけど。

 言うとしたら、会話の内容で。


 由梨と睨みあったあの”下世話な彼女”とは、去年の学園祭から程なくして別れたってのが、春頃にYUKI経由で聞こえてきていた。 

 RYOは、現在進行形の他人の恋路に口を挟むのを潔癖なほど嫌がる。特に、片方がその場にいない状態で、陰口のようにってのは我慢ができないらしい。自分が冷やかされたり、”俺の前で”由梨を軽く冷やかしたりすることを辛うじて許すくらいで。

 そんなRYOにとって、『由梨から乗り換えろ』って彼女の言葉は逆鱗に触れるどころか、かきむしったらしく。今までのSAKUやJINの失恋のパターンを逆手にとって、向こうから別れるように仕向けたらしい。

 今回の彼女も、俺と由梨の間にくちばしを突っ込んできたって知ったら、結果は目に見えている。


 ”大事な彼氏”だったらさ。相手が何を大事にしているか、ちょっと見てみたらどうかな?

 由梨は、付き合う前から言ってたぞ。

 まっくんにっとっちゃ、何より音楽が大事なんでしょって。



 トリを任された総合大の学園祭を皮切りに、今年も三ヶ所のステージに立つ。

 ライブを重ね、すっかりMCも板についてきたJINが、この日も客席に語り掛ける。

〈 今まで歌ってきた曲は、俺が詞を書いて、MASAが曲をつけているのですが。次の曲は…… 〉

 言葉を切って、思わせぶりに客席を見渡す。相変わらず賑やかな、”JIN”コールが起きる。

〈 SAKUが初めて詞を書きました。曲はで 〉

 SAKUがステージの反対側で、客席に背中を向ける。おおー。照れてる。

 笑いながら振り向いたキーボードの前では、いつものステージと同じ”穏やかそうな”表情でスイッチを操作しているRYOがいる。いや、客席を見ないように視線が鍵盤に固定されてるか。もっといつもは余裕があるよな。 

 YUKIのカウントで、やっとRYOが顔を上げて。

 新しい、織音籠の”音の楽しみ方”の始まりだ。



 由梨は週明けからまた病院実習に入るので、今年の学園祭のステージは今日だけって言うから、悦子さん以外の”彼女”には遠慮してもらって、YUKIの部屋で打ち上げをした。

「すごかったね、ゆりちゃん」

「うん。亮くんが曲を書いたら、まっくんとはやっぱり違うものができるんだ」

 由梨は悦子さんと二人ではしゃいでいる。きゃぁきゃぁと、嬌声を上げる二人は、いつの間にか、『えっちゃん』『ゆりちゃん』と呼び合う仲になっていた。

 しゃべるのに熱中して、由梨のグラスに五センチほど残ったビールは、すっかり泡が消えている。それを一息に飲み干して、新しく開けた缶ビールからグラスに三分の一ほどビールを注いでやる。そして、残りは俺の分。

 そんなことをした俺を、チラッと見て。新しく泡の立ったビールに口をつける由梨。


「相変わらず、夫婦だな」  

 隣で見ていたJINはそう言って、ウーロン茶を片手に笑う。

 『気の抜けたビールをいつまでも握っていたって、うまくないだろ?』って、俺とシェアすることで、由梨の酒量を調節することを編み出したのは、去年の夏だったか。 

 それ以来、こうやって誰かの部屋で飲むとき、由梨はグラスを出してもらって、少しずつビールを飲んで、合間にはウーロン茶を飲むようになった。


「えっちゃん。貸してみ?」

「ユキちゃん、大丈夫だから」

「見とって、俺が怖いから」

 相変わらずイチャイチャしながら、悦子さんの手からYUKIが缶ビールを取り上げて、開ける。

「これで、最後にしとこな?」

「うん。ありがとうね。ユキちゃん」

 お酒で上気した頬に、缶を当ててにっこり笑う悦子さんの頭をYUKIが大事そうに撫でる。

「ユキくん、怖いって何が?」

 ツマミのピーナッツを割りながら、由梨が尋ねる。


「ゆりさん、えっちゃんの爪、見たってくれる? 薄いし反ってるし。この爪でカツンカツン、プルタブやっとんの見たら、いつ剥がれるか割れるか、ってケツの穴きゅーっ、てなんねん」 

「わー、本当。子供の爪みたい」

「やろ? 俺の精神衛生上、悪いから、プルタブは俺に開けさしてって、頼んでんねんけどな。気ぃついたら、自分でカツンカツン」

 イヤーって、耳を塞ぎながら、身悶えするYUKIを

「そんなノロケ、聞かせてんじゃねぇよ」 

 って、笑いながら、SAKUがつつく。


「サクちゃん、ごめんね」

 急に、由梨がしおらしい声で謝る。

「ゆりさん、何?」

「彼女、連れて来たかったんじゃない?」

「ああ、来週の打ち上げには参加するから、気にしなくっていいって」

「でも……」

 ビールの入っているグラスをいじりながら、由梨が俯く。

 うーん。どうフォローしたらいいんだろ。

「ゆり、ファンクラブ限定ライブとかってあるだろ?」 

 RYOの声に、怪訝な顔で由梨が顔を上げる。

「今日の打ち上げは、それ。織音籠ファンクラブ名誉会員のゆりと悦子さん、限定ご招待の打ち上げ、な?」   

「ファンクラブ、いつできたわけ? それに名誉会員ってなによ」

「んー、ファンクラブができたのは……いつがいい? デビューから一年後? 二年後?」

「そこは、デビューして即、ちゃうの」

「っていうか、JIN。時制がおかしいだろうがよ。過去形か未来形か、はっきりしろよ」

 由梨の突っ込みに、ワイワイとあっちこっちから反応が返る。

「で、名誉会員はサッカーで言う、『十二番目の選手』やな」

「それとか、あれだろ。織音籠の誕生前からのファン」

 ユキの言葉に便乗して言ってみた俺に、由梨と悦子さんが顔を見合わせて……くすくす笑いだす。

「由梨なんか特に、ジンとリョウからだろ?」

「ごめん。ジンとリョウとマサ、からだわ」

 JINに向かって、両手を合わせて拝むように謝ってみせる。

「ひでぇ。ゆり、俺たちの初ステージ見てねぇのかよ」

 RYOが、軽く睨む。睨んだ端から、げらげらと、笑い転げる。

「だって。クラスの店番してたし」

 あー。思い出した。高校一年の文化祭。野外ステージがあるからって、皆が嫌がった時間帯の店番。

「率先して、手を上げてたよな」

「うわ。まっくんたら、やっぱり陰険。そんな事、覚えてる? 普通」

「『ゆりの事は全て覚えてるぜ』ってさ」

「ジンくん。勝手にセリフを当てないの!」 

 ワーワーといつものように、はしゃいで。この日の打ち上げも楽しく過ごした。




 熱中していると、時間の流れは早いもので。

 俺たちも就職活動の夏を迎えた。

 由梨は学園町から数駅東の病院に就職が決まり、俺たちはインディーズから出した二枚目のCDを足がかりに翌春のデビューが決まった。



「そうか。メジャーデビューするか」

 父さんが、冷奴に箸を入れながら言った。

「うん。卒業したあと、五月くらいにはって」

「そうか」 

 それっきり黙りこんでしまった父さんのグラスにビールを注いでいた母さんが、

「東京、行くわけ?」 

 って尋ねてくる。

「いや。こっちに本拠地を置いて、って考えている。東京は物価とかが高い分、生活できる水準までもって行くのが大変そうだから。こっちで基盤を固めてからにしようかって」 

 これは事務所の方針。経済を勉強してきたYUKIも、強く賛成したし。

「それでも、入学したときの約束どおり、家はでろよ」

 母さんの手から受け取ったビール瓶から、俺のグラスにも注いでくれながら、父さんが言う。

「売れるまで、とか言ってたら、どうしても甘えが出るしな」

「じゃぁ、急いで家事を仕込まないと」

 あとは、洗濯と、掃除と。って、数え上げながら母さんが立ち上がる。

 焼きあがった魚が皿に乗って運ばれてきた。

 こんな事も、一人でできるようにならなきゃ。


 俺以外の三人も、こんな感じだったらしいけど。

 ただ一人、RYOだけは両親に反対されたらしい。『オヤジに殴られた』って、頬を腫らして、眼鏡が変わっていた。それでも、これだけは譲れないからって、何とか説得したらしい。

 こうして来春から、俺たちはプロになる。



 そして、由梨の部屋で、差し向かいで昼飯を食いながらプロになる事を報告した。由梨は、拍子抜けするほど、『あら、そう』って感じで。むしろ、一人暮らしをする事を心配された。

 食べない、飲まないクセに、生活できるの? って。

 ちゃんとできるって、言いながらお茶のお代わりを入れてみせる。

「時間の管理は?」

「うん?」

「遅刻、するんでしょ? 音楽に熱中していたら」

「いや、別に?」

 遅刻、って。そんな事、したっけ?

「だって、バイトに遅刻しないように時間教えてって、うちに来てたじゃない」

 ああ。あれか。

 まずいところを突かれたって、無意識に視線が泳ぐ。

「まっくん?」

 うわ、由梨の声が尖った。

「……ここに来るための口実」

「なに、それ」

 観念して言った俺の言葉に、呆れ声で返事が返る。

 仕方ない。潔く

「あのな。いくらなんでも、大学生にもなって誰かにスケジュール管理してもらい続けてるわけ無いだろうが。小学生でもないのに」

 開き直ってみる。

 けど、ちらりと見た由梨は、冷やし中華の玉子をつまんだままで、箸が止まってしまっている。

「お前が病院実習に行ってる間も、バイトも授業も練習もしてたぞ。普通に」

 ほら、ちゃんとできているだろ? って。胸を張るように言った俺に、心底『わけ、わかんない』、って声が返ってくる。

「だったら、なんで?」

「いじましい努力、だな。RYOが”同窓会”を計画するまで、お前と連絡とることって、一度も無かっただろ? 近所の大学とはいっても、顔を会わせる事ってほとんどなかったから、これは拙いな、と」

「わけ、わかんない……」

 呟いた由梨は、左手で頭を支えるように、テーブルに肘を突く。

「普通に、電話してきなさいよ」

「電話、できたら苦労してない」

「なんで?」

「考えてみろ。『会えるか?』って、電話したとして……お前なんて返事した? 多分、『はぁ? まっくん、わけ わかんない』って、言ったんじゃないか?」

 俺の言葉に、

「うわぁ」

 とだけ言って。由梨は箸を置いて、頭を抱えてしまった。


 そのまま、固まってしまった由梨に心配になる。

 怒らせた、かな。あまりにひどい言い草だったかな。

 俺の事、大事にしてくれている由梨だから。普通に電話したら、意外と普通に受け入れてくれたのかもしれなかったのかな。

「由梨、怒った?」

 そっと。これ以上怒りに油を注がないように。そっとそっと声をかける。

 ゆっくりと頭が上がって、目が合う。頭の上に、由梨の手が伸びてくる。

 さっきまでうるさかったセミの声が、ふつっと掻き消えたように聞こえなくなった気がした。


「まっくんの、ばーか」

 そんな声と一緒に、頭をやわらかく撫でられる。

「方向性、間違えてたかもしれないけど、俺……」

 とにかく、お前に一歩でも他の男より近づきたかったんだ。

 そう、言葉を続けようとした俺に、由梨は分かってるって顔で、

「ミスリードしたのは、私なんでしょ?」

 やさしく微笑んだ。


 そのあと、突拍子もない事でも、『できない』って俺が言ったら信じてしまうから。できる事は隠すなって、約束させられて。


「”彼氏”として、『会いたい』って、堂々と言ってよね」

 いつものけんか腰の口調だったけど。

 その一言に、由梨の愛情を感じた。

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