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15.ドラゴン系妹の場合。

「はっ!」



目を覚ますとさっきと同じ場所にいた。



何これテンプレ。



やはり先ほど破壊された場所は修復されている。



しかし直した跡すら確認することが出来ず、元の状態と全く変わらないようにされているので、見ているコッチが惚れ惚れする。



それはともかくとして、だ。



凛世はともかくとしてだな、晴美が発情期になっていた件。



なぜ、頑なに子作りしたがるのだ。



なんだ?



高校生の間で子作りをするのがブームなのか?



それだったら日本の少子高齢化問題も一発で解決だな、オイ。



いやいや、それだったら俺じゃなくても良いだろ。



理由はともかく俺を犯そうとする理由にはならない。



ええと、じゃあ何か。



テレビとかに触発されたから?



でも凛世はそういう関係のモノ見なさそうだしなぁ。



もう考えるのは止そう。



凛世、晴美と来たんだからどうせアイツも来るだろう。



と、その時。



やはり天井がミシミシと音を立てた。



よし、これは聞きがいがあるぞ……体にな!!



そして予定調和をこの音をどうぞ。










ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーン!!



俺の真上の天井が破壊され、穴から誰かが落ちてきた。



っておいお前それは駄目だろ俺を踏んじゃうからグェ!!



腹に飛び蹴りまがいの攻撃を食らって胃液が口まで上がってきたのを呑み込みつつ、攻撃主の顔をみる。



俺には似ても似つかぬような金髪でルックスも平均より遙かに上。



確かに俺の妹――――中崎まひる本人だった。



「そんなに褒められても困ります兄様」



「まひるが遂に読心術を覚えちゃったか……」



「まひるは兄様の心情、将来、そして天国か地獄のどちらに行くかを把握しています」



「超能力者にまでなっちゃった!?」



怖いわ!!



「まず、兄様はまひると結婚します」



「その時点で外れちゃったね予言」



「そしてまひるとの間に子供を儲けて……」



「ゴメン、近親相姦は駄目って言ったよね?」



「まひるは3男2女がいいです」



「どんだけ法律を犯せば気が済むのかなあ!!」



まあ、ともかくとしてだ。



予想通り、まひるは凛世や晴美と同じく交尾を迫ってきた。



まひるに限っては平常運転だけどな。



それならば、まひるから聞いた方が手っ取り早いな。



「おい、まひる。正直に言ってくれ」



「なんですか? まひるは兄様に対してなら100%本気で対応してますけど?」



「それはそれで問題がある気がするけどなあ、近親相姦とか」



「近親相姦はまひるの夢であり、そしてまひるが兄様と結婚するための唯一の方法だと思いますので」



「なるほど、100%無理なことに挑戦しようというわけだね」



「無理ではありません、やろうと思えば戸籍を買ってですね……」



「おっともうこれ以上犯罪に手を出したら流石にお兄ちゃんも黙ってはいられないよ?」



「なら兄様がまひると結婚してください、そして一緒に子育てを……」



「もう作っちゃったのかな!? 作っちゃった前提で話しているのかな!?」



やはり話し合いで済まそうとすると何故か脱線してしまう。



なら体に聞くしかないだろう、最初からそのつもりだったしな。



まひるの泣き笑い死ぬ顔が目に浮かぶわ、ククク。



「とりあえず、今回の騒動の理由を教えろ。さもなくばコチョコチョ@ギルティverだ」



「教える必要はありません、まひるはただ兄様と個人的な理由で子供を儲けたいだけです」



「じゃあ凛世や晴美はどうしてる?」



「今は多分天井裏でまひるたちの会話を聞いていr……いえ? まひるはその人たちについて微塵も覚えていませんが?」



「全て吐いてくれてありがとう、そして退場してくれよコチョコチョ@ギルティver!!」



「ちょっと話が違っあっ、アンアンッ、ヒヒヒクフフッ、ナハッハッハ、これくりゃハハハ、は、まヒッひるがきぜっヘヘヘヘ、とでもっフッハッハッハ!!」



とりあえず手っ取り早くまひるを気絶させる。



「いるんだろ? 2人とも、下りてこいよ」



天井裏にいるであろう凛世と晴美に話しかける。



すると、さっき空いた穴から凛世と晴美がダブル飛び蹴りグボバヘッ!!



「……成功」



「ハイタッチー♪ イェイ♪」



「イェイじゃねええええええぇぇぇぇぇぇ!!」



俺の上でハイタッチしている2人を無理やり引っぺがす。



「イェイです」



まひる復活ぅぅぅぅぅぅぅううううううう!?



「あ、まひるちゃん起きるの早いわね」



ひきはがした際、バク転を決めて見せた晴美が話しかける。



「はい、最近コチョコチョに慣れてきまして実は3割くらい演技です」



マジでか!?



「……計算高い」



同じくムーンサルトを決めてみせた凛世が感嘆の声を上げる。



「そりゃあ兄様に合法的に触られるチャンスですから頑張りますよ」



ちょっと待て。



もしかして俺はまひるに操られていたのか!?



確かに俺は、コチョコチョに弱いというまひるの弱点を知った時から、困った時はコチョコチョ、困って無くてもコチョコチョ、何も無くてもところ構わずコチョコチョを繰り出していたが。



まさか陰謀だとは……。



「とりあえず、お前らいったん落ち着け」



「……至って正常」

「私は勝をボコボコに出来るぐらいは落ち着いているわ」

「むしろ落ち着いていないのは兄様ではないですか?」



確かに落ち着いていないのは俺の方かもしれないがボコボコにするのは勘弁してくれ!!



「と、ともかく、だ。やっと当事者がそろったわけだから早く話してもらおうか」



さっきうやむやにしたんだから今度こそはっきりさせてもらいたい。



「……親が」

「その前に親を何とかしないと私は死んでしまうわ」

「兄様、流石にもう家に帰らないと捜索願を出されるかもしれません」



…………そうだった。



「……じゃあ、皆うち来る?」



「……頼む」

「うん、そうした方が身の危険から逃れられると思うわ」

「まひるも皆さんが傷つく姿見たくありませんから、良いと思います」



そして、意図せずして俺は2人+妹をお持ち帰りすることになったのだった。

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