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23歳と11日

仕事終わり 21時。乾いたクーラーの音、遠くで聞こえる誰かの笑い声。

私は部屋の中で一人、白いパソコンのキーボードで小気味いい音を鳴らす


過去をやり直して、現実世界に戻ってくるけど現実世界でも反映されててうまくいきました。

「好きなことをしましょうね!!!!」

そんな話を見て感化された私は、15歳でやめていた小説を、小説を、書こうと固いパソコンを開いた。


そしたらあら不思議、語彙力がない。

物事一つ一つに対する表現力がない。

この語彙力がやばい、あ、ほらやばいで済んでしまう世界にいるものだから全然伝わらないんだ。

今の私の部屋の中も。


ふと15歳を思い出す。

小説が好きで、自分もこんな風に物語を紡ぎたいと一心不乱で書いていたあの頃を。

何も形式も言葉の使い方も自分が好きなように作っていたんだよね。


今は一心不乱でキーボードを見て、画面の明るさから逃げたいと思ってる。

だって無理。業務でもパソコン開いてんのに家でもパソコン開くの。

目がしばしばいってきた。イタイイタイ

社会人でこの小説家になろうを書いている作者様方を尊敬します。


いつからなんだろう。空想の世界じゃなく、現実の世界に焦点を当ててしまったのは。

いつから、目の前のものしか見なくなったんだろう

自分の好きな世界じゃなくて、人の好きな世界にすり寄って

自分の好きな世界じゃなくて、いかに住みやすい世界を作っていたのか

それで回るのならそれでいいとどこかで諦めている。


仕事は人を成長させるけど、その人の個性も後退させるものだと思う

人は一種の成長というけれど、私には後退にも思えるんだ

自分がどちらを選ぶのかで生きやすさが段違いに変わってくる。


と考えていたら、クーラーが効きすぎてくしゃみが止まらない

くしゃみをしたら餃子のにおいのおならが出た。くさい

美味しかったな、宇都宮餃子、って違う


とりあえず伝えたいことは語彙力がないこと

語彙力を培った勉強と小説を今はしていないこと

今しているのはお金を稼ぐためにつかれた私の自己愛を過去の楽しさで満たすこと


だから語彙力がないんだ。一つ一つの周りの出来事に興味がないから、自分の世界にも。

相手への伝え方のこだわりなんてない、伝わればいいのだから

今の800文字の中でも空想と現実の五感が切り離せない


悲しいね、これは小説でも何でもない、ただの日記。私の今日の物語

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