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第22話 エドルスの過去7ー暴力の結果

いいね。ありがとうございます!

過去編の完結です。

暴力表現が多いです。

後半にある事件の被害状況についての文章は、以前投稿した調査レポート1と同じ内容です。

 『黒衣の団』のかつての仲間達が死んだ日を何度も思い出す。

 その日は……その日はみんな珍しく浮かれていた。フリューネの大地に仕掛けられた魔術の召喚術式、その最後の一つを消す作戦の実行日だったからだ。

 召喚術式を消せれば団員の多くは王国から恩赦をもらえるのだ。浮かれない方がどうかしている。

 俺は罪人ではないし、作戦が成功しても特に褒美はないが、自分のように嬉しかった。

 ……彼らの多くはどうしようもなく罪人で、俺が彼らに肩入れしているのも、結局は彼らが犯した罪について上手く想像できていないからに過ぎない。彼らが振るった暴力の結果をちゃんと想像できていない。

 ……でも、彼らはいたんだと思ってしまう。


 最後の召喚術式を解いた時に爆発が起きた。俺もすぐ近くにいた。

 爆発は特殊な毒を含むもので体内に忍び込み対象を殺す。治癒手段は体内の魔力で打ち消すしかないシロモノだった。俺とミンウェル以外はみんな死ぬことになった。


 爆発の瞬間の光景を思い出す。

 …………寸前までみんな笑っていた。生きていた。

 その笑顔が張り付いたまま爆発で吹き飛んで、生き残った人も毒で死んだ。

 

 彼らの死体を埋めた光景を思い出す。死体は重くて、それなのにちっとも動かないので、生き物とは思えなかった。

 簡単な墓標を作った後に思ったことがある。

 ……危険な任務だ。これまでも多くが死んだ。最後に起きた爆発だって当然起こりうる危険性の一つに過ぎない。

 ……危険な任務をしなければならなかったのは、

 普通の人間より命が軽い者達だった。死んでも損失が少ない人間だった。

 彼らがこの道を選ぶことになったのは自業自得なのか? 道を誤ったからなのか?

 心の中はそれを肯定する声も聞こえる。むしろ、それを肯定する声の方が大きい。

 王都に戻った時にも、その声が聞こえた。

 広場を歩く『普通の人々』。彼らの姿こそが正常であると理性が囁く。

 けど、俺はイヤだった。

 何でも良いから目の前の光景を否定したかった。

 命の価値は平等なのか? なんて、その問いそのものが下らない。

 その問いの意味がなくなるような世界がほしい。

 世界が壊れる様子を見たくてたまらない。

 お願いだから壊れて欲しかった。


 彼らに。自分に。俺たちのような人間に。

 報いるモノが一つだけでも欲しい。


 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、俺は叫んだ。


「俺達の目的はそこにいる英雄アルカのみ! だが邪魔をするのなら殺す!」



◇◇◇◇

 王宮の魔術祭祀場。

 そこには目的である英雄アルカがいた。

 更に彼らを守るために配置されていた騎士団。計60名。しかも四人しかいない部隊長が一人。他も上級騎士ばかり。

 王国の英雄を守るためには妥当な戦力だと言える。

 おそらく騎士団も俺たちの狙いが『英雄アルカを殺すこと』だと知らされていたのだろう。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、騎士団は見事に対応して見せた。即座に魔術により結界を展開し俺の火の魔術を防ぎきった。

 

 俺たちはみんな素顔を晒していた。

 俺は先頭に立ち宣言した。


「その様子を見るに俺たちのことは知っているな? なら細かい説明はいらないだろう。俺たちの目的はアルカが持つ転生魔術の使用権限だ。邪魔をするのなら容赦なく殺す」

 

 俺の宣言が終えると同時に騎士団の上級魔術師10人が魔術を唱えた。

 ――どうやら、やりあうつもりのようだ。

 10人の魔術師が力を合わせて風の上級魔により大規模な台風を吹き起こす。巨大な風の渦が魔力を伴って俺たちを襲う。


 俺も同じ魔術を唱えて台風を生み出した。同じ魔術をぶつけて相手の魔術を打ち消す。

 その間の隙をついて一人の騎士が俺に近づいていた。懐に入り込み、ナイフを突き刺そうとする。

 ナイフは俺が自身に纏わせた結界にはじかれる。

 騎士に一瞬の隙がうまれた。

 その彼に向かって俺は火の魔術を放った。騎士は瞬く間に燃えて、呻いて、消し炭になる。

 ――俺に攻撃をしかけてきた王国の騎士を一人殺して、俺は叫んだ。


「もう一度言う! 俺達の目的はそこにいる英雄アルカのみ! だが邪魔をするのなら殺す!」


 俺の言葉を合図に仲間達も武器を構える。騎士団もそれに応じて再び構える。

 王国騎士団の戦力はアルカを含め60人。俺たち『黒衣の団』の戦力は俺を含めて11名――はすぐに2人減った。


 魔力を帯びた無数の斬撃が俺たちを襲った。俺は反応できなかった。

 反応した仲間が俺を突き飛ばした。その仲間は一瞬で細切れになる。

 更に1人が殺され、あっという間に俺たちの戦力は9名になった。


 騎士団の奥にいる老人を見る。背の低い老いぼれた男は剣を再び鞘に戻すところだった。

 英雄アルカが放った攻撃。これで衰えているのだから恐れ入る。


 死んだ仲間達がいた場所を見る。死体は見事にバラバラになっていて、もう見れたもんじゃない。

 ただ。俺を突き飛ばしてくれた彼の最後の顔を思い出す。

 確かに笑っていた。

 なら俺も笑おう。

 俺はまた叫ぶ。


「臆するな! 先ほどの攻撃は連発できないとみた!! 短期決戦でケリをつける! 殺して、壊して、そして死ね!! 全部だ! 全部ぶつけてやれ!!」


 仲間達が雄叫びをあげる。

 俺も叫んで騎士団に向かっていった。


◇◇◇◇

 騎士団はアルカを守るよう扇状に展開した。

 俺たちは作戦なんかなく突っ込む。もともと寄せ集めの集団のため連携は期待できない。それにアルカを除いたとしても戦力はあちらが上。長期戦になれば数で劣っている俺たちが押し切られて負ける。

 俺が生き残りアルカから転生魔術を奪えれば良い。奪うための『簒奪魔術』は接近して、俺の手がアルカに触れる必要がある。

 俺がアルカまでたどり着ければそれだけで良い。


 地中から突如として大量の槍が吹き出す。ドーリスが創成魔術で創った槍だ。彼も創成魔術を使い、戦場を引っかき回す。

 騎士団の陣営が崩れる。

 俺たちは走る。

 俺は目の前にいる騎士を魔術で吹き飛ばす。隣でミンウェルが騎士を斬り殺す。隣ではボルバがハンマーを振るって騎士を叩き潰す。

 俺の直ぐ近くで仲間が斬り殺される。

 俺はまた前に行く。目の前の騎士を魔術で焼く。相手はなんとか耐えたが、生じた隙を逃さずボルバがハンマーで吹き飛ばす。

 悲鳴が上がる。俺を庇って仲間がまた1人死ぬ。

 前へ。目の前の敵を倒す。ねじ伏せる。攻撃をくらう。耐える。仲間が前に出る。殺される。

 1人、また1人と。仲間が死ぬ。ミンウェル達も見えなくなった。

 アルカが俺の視界に入る。

 魔術を放とうとするが、また別の騎士が立ち塞がる。

 大剣が俺の頭上に振り下ろされる。

 俺は魔術の結界を張り、剣を受け止めた。

 目の前の男の顔を見る。年老いているが、精悍な顔つきの人間の男だった。

見覚えのある顔だ。

 ……そうだ。黒衣の団が死んだ後、王国で俺たちを迎え入れた集団にいた。騎士団長と共に俺とミンウェルに頭を下げた一人だ。

 名前は――


「王国騎士団 第3部隊隊長 グレイド・イスラの名前にかけてここは通さん!!」

 

 と男は叫んだ。


「ハッ! そうかよ!」


 俺はなんだか笑ってしまった。

 結界を展開したままグレイドの剣を受け止め、そのまま押し返そうとする。

 結界と大剣の間で火花が走る。

 グレイドは俺を見下ろす。その瞳に宿るのは怒りではなく……何だ? と思った。

 妙な目で俺を見ている。


「……なぜ、こんなことを……やめるんだ。君は……!」


 相手は自分が誰なのか分かっている。自分がかつての黒衣の団の生き残りではあることを。もしかしたら自分の過去も調べたんじゃないか、と根拠無く思った。

 ああ。彼は俺に同情してくれているのか。

 なんだか申し訳ない気持ちにもなったけれど。


「悪いな! 俺は、違う!!」


 俺は叫んだ。

 俺は結界を更に厚くして、その衝撃でグレイドを吹き飛ばした。

 グレイドは立ち上がり再び剣を構えたが、そこでミンウェルが飛び出て攻撃をしかけた。

 グレイドの剣とミンウェルの槍がぶつかり合う。

 ミンウェルが叫ぶ。


「こいつは任せろ! 行け!」


 俺は頷く。

 正面を見据える。

 俺の周りには他の騎士はおらず、目の前のアルカだけになる。

 再び駆ける。

 魔術をアルカに唱えようとして――そこで間に入ってくる人がいた。


「ひ、ひぃ……」


 ローブを着た男性だった。

 騎士団ではない。祭祀場に務める王国の人間だろうか? 明らかに戦闘員ではなく、この戦場に巻き込まれてパニックになっている一般人だ。

 今も混乱して逃げようとしているのだろう。

 俺たちの間に割って入った。

 人質に使えるか? と俺が行動を取る前に。


 アルカは男を巻き込んで俺を攻撃した。

 アルカは再び斬撃を繰り出す。目の前の男が俺の視界を塞いでいる状態で、後ろから斬撃を放ったのだ。男はそのまま切り刻まれ、俺も攻撃をくらう。

 左腕が吹っ飛ぶ。

 目の前にいた男、戦闘員ではない一般人は死ぬ。


「……オイオイ! 冷めるマネするんじゃねぇよ!!」


 俺は叫びながら体勢を立て直す。すぐさま魔術で再生したが、かなりの魔力量を消費された。

 アルカを見据える。

 かなり年老いた男だった。目は黒くよどんでいる。

 ……今度こそ俺とコイツしかいない。背後では仲間達が騎士を押さえ込んでいる。

 

 何故かやけに静かだった。

 ようやくだ。

 やっとここまで来た。

 ふと突然に子供の頃を思い出した。

 地下室に閉じ込められていた日。外に出るために俺を育てたホムンクルス達を殺した日。

 同じだ。あの日と同じ。

 俺の邪魔をする奴を排除する。

 

 俺は走った。

 アルカが放つ斬撃を結界で防ぎながら俺も魔術で攻撃する。

 結界で防ぎきれなかった斬撃をくらった箇所はすぐに魔術で治療する。

 自分の手が届く範囲まで近づく。

 俺の風魔法がアルカの右足に直撃し体勢を崩した。

 俺は自分の右手をアルカの頭に置く。

 誰かが叫ぶ声が聞こえた。自分の叫び声だったかもしれない。

 

 俺は『簒奪魔術』を発動した。

 同時に視界が暗くなった。暗くなった視界に何度も火花のような閃光が走った。

 ――転生魔術の情報が頭になだれ込んでくる。膨大な情報が頭になだれ込んできて気を失いそうになる。

 歯を食いしばる。

 暗闇の中で光のイメージで視覚された情報群。その中から『転生魔術』の情報を探す。探して――見つけた。一本の光の線をたぐり寄せる。 そのまま体が引っ張られる感覚があり、意識を一瞬失う。

 

 気がつけば俺の『精神』は大量の本が収められた小さい部屋にいた。

 ……この世界の摂理が納められた『原初の部屋』。俺の精神世界で分かりやすく視覚化された世界にすぎない。しかし目当てのモノはここにあるはずだ。

 俺は本棚から一冊の本を取り出す。そこには転生魔術の情報が書かれていた。

 しかし本のページは途中で途切れていた。


「やるじゃねぇか」


 俺の背後にアルカが立っていた。老人は不愉快そうに舌打ちする。


「俺がここまで追い詰められたのは500年ぶりだ。そのせいで不完全な形で転生魔術を発動するしかない。生け贄は今日死んだ騎士達の魂を使うしかないが、とても足りない」

 

 アルカの姿もあくまでイメージでしかない。その彼の体はボロボロト崩れていく。

 ――転生魔術の生け贄は一度死んだ者達の魂のエネルギーが使われる。死んだ魂が消滅する前に捕らえて、自分のエネルギーとして消費する筈だ。


「失敗する可能性の方が高いが……運良く転生できれば、また会おうじゃないか。その情報は選別にくれてやるよ。転生魔術の初歩も初歩だが、対象の魂を弄る能力が手に入る」


 アルカの体はもう原型をとどめていない。

 それでも彼は笑った。


「じゃあ、またな」


 アルカは『転生魔術』を発動する。

 部屋中が震える。そして何故か俺の体も共鳴するように震えた。急に体中が熱くなって、痛みで立っていられなくなる。頭も割れるように痛い。

 何かが体に入ってくるような感触もあった。

 アルカが『簒奪魔術』を拒否するために、俺の精神に強制的に入ってきているのか?

 ……意識が飛んだ。



 目が覚めた。視界は現実の世界――祭祀場の様子をうつしていた。

 目の前にはアルカが倒れている。彼は自分の首元をナイフで刺して絶命していた。転生魔術が奪われる前に自らの命を絶ったのだ。

 彼は死ぬ直前に転生魔術を発動した。成功したかどうかは分からない。彼自身が言っていた通り生け贄の数が足りない。失敗している可能性の方が高いだろう。

 しかし俺も失敗した。

 手に入れた魔術を『解析魔術』で調べてみる。

 魂の操作すること自体は可能だろう。しかし人の魂を転生させることはできない。転生魔術の使用権限を書き換えて全人類の転生を可能にするなんて夢のまた夢だ。

 そして『簒奪魔術』は一度しか使えない魔術でもあった。一度使えば使用者は使用権限を失う。仮にアルカが生きていても、転生魔術を再び奪うことは不可能だ。簒奪魔術自体が高度の魔術のため誰でも扱えるわけではなく、仲間の中で使えるのも俺だけだった。


 …………失敗したのか。

 

 背後で物音が聞こえる。

 仲間達が集まってきた。

 ドーリス。ボルバ。ミンウェルだけ。他に生き残りはいないようだ。

 更に後ろでは騎士団が体勢を整えて俺たちを囲み始めている。


 ボルバが口を開いた。


「……どうだったんだ?」


 俺はシンプルに答えることにした。


「悪い。失敗した」


 真剣に答えるつもりだったのに、何故かちょっとだけ笑ってしまった。


「そうか。なら仕方ないな」


 とボルバもドーリスもミンウェルもなぜか笑った。

 

 騎士団が武器を構えて近づいてくる。隊長格も生き残っており戦力差は明らかだった。

 ……ここは俺が投降しておくか。もしかしたら仲間の命だけは見逃してくれるかもしれない。

 そう思っていた矢先。ボルバが一人前に出る。

 彼はドーリスとミンウェルを見て言った。


「それじゃあ。俺が退路を開くぜ。ミンウェル、ドーリス。後のことは頼んだ」


 俺が何かを言う前にミンウェルとドーリスは頷く。

 ドーリスに腕を捕まれた。

 振りほどこうとするも先ほどの疲労で体がうまく動かない。思っていた以上に疲労が大きかったのだろうか、再び意識が遠のいている。

 最後にボルバは俺を見た。

 彼は笑っていた。


「なぁ。エドルス。アンタは生きてくれ。俺はアンタに生きていて欲しいと思うんだ」


 彼は最後にそう言った。

 俺は、また意識を失った。



◇◇◇◇

 ――エドルスたち『黒衣の団』による王宮の魔術祭祀場襲撃事件。

 被害状況:騎士団12名死亡。40人が重軽症を負い内2名が未だ意識不明。また祭祀場に勤めいた非戦闘員のうち2名が死亡。10名が重軽症。

 英雄アルカも死亡。


 ◇◇◇◇


 王国から離れた森の中で俺は目を覚ました。

 側にはミンウェルとドーリスがいて、ドーリスから後の顛末を聞かされた。ボルバが俺たちを逃がすために騎士団を引きつけてくれたこと。王国では俺たちが起こした襲撃事件はニュースになっているものの、英雄アルカの死亡については公表されていないこと。生き残った俺たち3人は既に指名手配されていること。

 それらを聞いた後、俺は彼らに今後どうするか聞いた。

 ドーリスが最初に口を開いた。


「僕は暫く隠れて過ごすよ。いずれ見つかるだろうが、それまでは生き延びてみせる。先の戦いで僕の『創成魔術』について何か掴めたというか……コントロールできそうな気がするんだ」


「本当か?」


「うん。あんなに思いっきり使ったのが初めてだったからな。試してみたいこともあるから、それまでは逃げ延びてみせる。ミンウェルはどうする?」


 ミンウェルは肩をすくめて答える。


「私は特にないな。しかし大人しく捕まる気も無い。追っ手が来たら抗ってやるさ」


 そして二人とも俺を見た。

 俺は肩をすくめて答えた。


「俺は……俺も特にないな。別にやることもない」


 自分の中で何かが燃え尽きてしまった感覚があった。

 今は何もやる気が起きなかった。生きている意味はない。

 しかし。


「ボルバに『生きてくれ』と言われて逃がしてもらったんだ。簡単に死ぬつもりはないよ」


 俺の答えを聞いてドーリスは安心したようだ。


「そうだね。やることはないなら暫く、ゆっくり過ごしてみると良い。どうせ僕たちに逃げ場はない。捕まるまでゆっくりと過ごす……前に言ったスローライフを試してみるの良いかもしれないよ」


 俺は頷く。

 俺たちはもう逃げ場がないと分かっていた。王国は総力を挙げて俺たちを捕らえようとするだろう。いくら身を隠して、いくら戦って見せたところで結果は同じ。

 捕まって終身刑か処刑か、だ。


 ただ捕まるまでの猶予はつくることはできた。俺は自分たち3人に探知を妨害する『痕跡隠蔽魔術』を施した。更に『変身魔術』で姿を変える。

 これで数ヶ月は持つはずだ。


 みんなと別れ俺は一人になった。行く当てもないので、あてもなく旅をすることにした。スローライフできる落ち着いた場所を探そうと思ったのだった。



 ……そして四ヶ月経つ。

 それでもなお、俺のような人間の人生は残念ながら続いている。


ありがとうございました。

簒奪魔術の使用回数制限など、設定の後出しがあり申し訳ない。


過去編が思ったより長くなりました。

あとは旅行編の完結。そして最終章の予定です。

よろしくお願いします。

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