王国の名門令嬢が奴隷剣闘士に堕ちて、帝国の大隊長に成り上がるまでの物語
私、プリシアはバルガラ王国の名門令嬢として、裕福な生活をしていた。でも、私はこの国に不満がある。それは極端な男尊女卑。この国の女性の立場はとても低い。名門令嬢の私だって、嫁げば、男の為に一生を捧げないといけなくなる。そんなの絶対嫌! 私は自由に生きたいの! その為にはまず、どうしようかしら? そうだ、女だって強いってことを証明しましょう! 私は12才になってから、剣を振り始めた。そして、13才になった時、名前と性別を偽って、武闘大会に参加する。ここで私の、女の強さを証明して見せるわ!