☆登場人物（序盤程度の情報のみ）☆
○ライラ（１８）
レンディア王国の商家キルッカ家の娘。肩の下の長さのダークブロンドに、紫の目。
カントラ男爵家次男のヨアキムと婚約予定だったが破棄され、その直後ユリウスに求婚される。
一応お嬢様だがたくましく、立ち直りも早い。ユリウスがボケるので、必然的にツッコミになる。
お菓子作りが得意。非魔道士。
○ユリウス（２２）
レンディア王国の魔道の名家・バルトシェク家の養子。長い麦穂色の髪に、ヘーゼルの目。
凄腕の魔道士だが魔力が多すぎるゆえに体調不良に悩まされており、とても不健康そうな外見をしている。驚きの体脂肪率。
そのため、社交界で彼のことを「亡霊魔道士」と呼ぶ者もいる。
外見のわりにおっとりしている、マイペースな不思議くん。無意識のうちにライラをベタベタに甘やかし、照れさせる。たちが悪い。
１５年前、ミアシス地方国境戦でレンディア魔道軍に拾われた戦災孤児。
○ヴェルネリ（２０代前半）
レンディア王国魔道研究所の職員。おかっぱに近いぱっつん黒髪に、吊り上がった深緑の目。
ユリウスの世話係で、彼の世界はユリウスを中心に回っている。家事全般が得意で、特に料理には非常にこだわる。
ライラには基本的に塩対応だが、仲間はずれにされるのは寂しい。損ばかりするタイプのツンデレ。褒められると嬉しくなっちゃうチョロい面も。
ヘルカとの仲はよくないらしい。
○ヘルカ（２１）
レンディア王国魔道研究所の職員。ストレートロングのプラチナブロンドに、勝ち気な茶色の目。
ライラの世話係で、ナイスバディを持つクールビューティー。案外好奇心旺盛でお茶目な女性で、ライラの前では可愛らしい面も見せる。
同僚のヴェルネリには塩対応で、ヘルカの方が若干優勢。料理をすると全てを虚無の味に変えるらしい。
○アントン＆ヘリナ
レンディア王国の商家キルッカ家夫妻。
ライラの両親で、やり手の商人。上流市民階級だが実力を認められ、貴族の夜会などにも招待される。
名を得るためにライラとヨアキムの婚約を取り付けたが、一方的な理由で破棄されたので、ヨアキムのことはよく思っていない。ライラは若い頃の母にそっくりらしい。
○ヨアキム（２０）
レンディア王国カントラ男爵家の次男。
実家は爵位持ちだが貧乏なので、ライラと婚約して金を得る予定だった。だがカロリーナに子どもができたためライラとの予定を破棄し、カロリーナを妻に迎えることに。
ライラのことは好きでも嫌いでもなかったらしい。今作のダメ男枠。
○カロリーナ（１８）
レンディア王国で準男爵位を持つレヴィー家の娘。金髪に緑の目。
ライラの学院時代の友人。いつの間にかヨアキムとデキており、妊娠している。今作の胸糞枠。
○イザベラ
レンディア王国の魔道の名家・バルトシェク家の女当主。
凄腕の魔道士で、若い頃にさまざまな伝説を作った。魔道研究所の理事も務めており発言力も大きいが、さまざまな事業に協力するなどしており、国王からの信頼も厚い。
ユリウスの亡き養父の姉で、血のつながりのない伯母にあたる。病弱な甥のことを可愛がっている。
