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WHYとWHITE DRAGON !!!!  作者: 猫山
1 出会い
13/81

13 風呂・・・・悲鳴を上げても良いですか?

「にょろって美味しい肉なんだねえ。」

 そう言ったら、

「ベアベアの次にな。」

だって。ベアベアはこの前食べたっけ・・味・・・どうだったかな・・味付けがなあ・・・



「食べたいよ。」

 そう言ったら、レオったらにやりと笑うんだよ。

「伝言鳥からその依頼も届いてる。」

 って。へえ。


 レオは少しお酒みたいなのも飲んでいた。

「それは美味しいの?」

「ガキには美味いとは感じられねえだろうよ。」

 ガキ扱いですか・・・確かにガキだろうけどさ・・・中身15だぞ・・・


 食べているうちに疑問が湧いてきたから、食べ終わって部屋に戻りながら聞いてみた。


「このまえのは、なんでレオに依頼が来なかったの?」

 出会ったときのベアベア・・・下手なあの人達よりレオの方が簡単に捕まえられそうだよね。


「あのときは依頼が完了した後で俺があの町に入ったからな。」

 なるほど。近くで一番適してる人の所に飛ぶって言ってたもんね。まだ近くにいなかったって事か。

「ま。そうだな。」


 部屋に戻ってごろりと横になるレオに

「ねえ。私お風呂に入りたいんだけど。」

 こっちに来てから一度もお風呂に入ってないんだよ。いくら綺麗になる魔法が使えるって分かっても、お湯に入りたいよね。


「ふろ?なんだそれ?」

「え?体を洗うんだよ。」

「なんだ。バースか。ここらには温泉はねえから、湯を貰って体をふくか行水するかだな。」


 宿屋に風呂がないの?


「昨日はそんなこと聞かなかっただろう?何で今更?」


「だってこの前は疲れすぎていておまけにお買い物してたから・・・気が付かなかったんだよ。」

 気になり始めると、綺麗にしたはずなのに本当にあちこち痒い。

 ポリポリとあちこちかいてる私にあきれたのか、レオは

「仕方ねえ。お湯を貰ってきてやる。」

って言って部屋を出て行ったよ。


 風呂がないなんて・・・でも、さっき温泉って言ってたよね。温泉はあるんだね。いつかは入れるのかなあ。ワクワクしちゃう。



・・・


 大きなたらいにお湯を入れてレオが運んできてくれた。

「ほれ。この手ぬぐいを使え。」

 大きめのと小さめなのを渡される。大きめなのはバスタオル代わりかな?

「石けんは?」

「石けん?」

「体を洗う物だよ。」



「ああ・・・ほれ。その手ぬぐいにこれを付けて洗いな。だがそうなると・・・上がり湯が必要だな。とりあえずもうひとおけ貰ってくる。先に入ってろ。」


・・・・渡されたのは茶色の木の実??どうやって使うんだ?


 たらいは私が入っても、へそくらいまでお湯が来そうだね。そっと手を入れたら少しぬるいかな?私はさっさと服を脱いだ。


そっと足を入れる・・・はあ・・・極楽極楽・・・頭をぬらしたいけどどうしたら良いの?浅いお湯を手ですくって頭にかける・・・石けん?の茶色の木の実を手にとってじっくり観察・・・あれ?真ん中に切れ目がある。割ればよいのか?よいしょ・・・必死で割ろうと試みるけど・・・割れないよ・・・



「おい。」

「きゃあ」

 思わず騒いじゃった。


「なにさわいでんだ?ガキの裸なんぞおもしろくもねえ。」

ぐ・・・

 推定7~10才くらいの子どもになってるんだった・・・ 15の乙女の矜持はどこにいった・・・


「石けん割れないよ。」

「どら。貸してみろ・・・」

 あっという間に茶色の石けんは割れ、中身は白い・・・

 渡された小さい手ぬぐいに石けんもどきを付けようとするけど、これがなかなか面倒だ。


 四苦八苦してるのが分かったんだね。ため息と一緒にレオが石けんを付けてくれた・・ ちょっとまて。私の入浴、覗いているんかい?


 おまけに・・・わああ・・・背中まで洗ってくれてる・・・



 ・・・・き・・・きゃあ・・・・悲鳴あげても良いですか?

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