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2度目の人生

気付いたら私は真っ白な空間にいた。どこまでも白く境もわからない。

そういえば私はひかれたんだった。でも痛みは感じない。体は?そう思い手を動かそうとしてみた。

あれ?手が動かない・・・。いや、手がない?

手どころが体も全部がない。体が無いからなのか声も出ない。視覚だけあるというのも不思議な話だ。よくわからないが私は死んでいるのだろうか生きているのだろうか。

「こんにちは。水無月 百合さん。」

突然目の前に羽の生えた少年が現れた。見た目的には私と同じくらいの年齢だろうか。でもファンタジックな服を着て羽まで生えている。どういう事だろうか。この世界は私の見ている夢なのかな?

「突然のことで驚いていると思いますが、あなたは死んでいます。しかし運のいいことに当選しました。おめでとうございます。」

少年がしゃべりだす。

「当選についてわからないと思いますので、説明させていただきます。当選とは死んでしまった魂の中から一定の確率で選ばれ記憶をそのままに別の世界へ行ってもらうことです。ちなみに記憶はそのままですが、一度魂だけになっていますので見た目、年齢はランダムとなっております。性別はそのままです。」

は!?コイツは何を言っているんだ?当選?異世界?でもやっぱり死んではいるんだ。もっと地球でenjoyしたかったな。そしてこの状態は魂だけだからか。でも異世界へ行ってもらうだって?私が?

「最後にあちらの世界での百合さんの新しい名前はロジー・リリーです。それでは2度目の人生楽しんできてください。」

え!?本人の意思とか関係ない感じ?強制は酷い。

目の前から少年が消える。と、共に体が戻ってきたのがわかった。自分がどんな見た目か気になるけど、確認する方法がない。そんなことを考えていると、白い空間が消え夜空が見えた。でも、この感覚って・・・。

私、落ちてる!!

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