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外見の掟やぶり

じゃんけんのくだりは実話です

意外と二時間目の数学は真面目だった



15分休みは前の学校では無かったのだけれどここではあるらしい。



休み時間は息苦しいなぁ。



寝るのがベストかな?



「真田くん」



誰かが僕の名前を呼んだ?



というか今日初めて名前を呼ばれた気がする。



「な、何?」



急に話し掛けられるとしどろもどろになってしまうなぁ。



「はじめまして、海藤成実っていいます。」



結構身長の高い女の子が立っていた。



「よろしくお願いいたします。」



「な、なんで涙目なの?」



「え?」



僕は涙を目に溜めていた。



初めて、なんか良い子に出逢えた。



普通。



普通に可愛い。



性格も普通そうだ。



「なんでもないようなことが幸せなんだよ」



「ど、どうしたの真田くん?」



「ご、ごめんつい自分を」



「大丈夫?」



それから話が弾んだ



そして、、、



「前こんなことがあったんだよ


「最初はグー、じゃんけん、、、」




「ポイッ」




僕が出したのは『パー』




他の奴等は『チョキ』



田沼が『グー』




「俺らの勝ちだな。」




「でぃあドレッシング」



「何を言ってるんだ?僕の勝ちだよ。」



「は?」



「最初はグーという言葉はな、、、志村けんが造り出したんだよ。」


「で?」



「ダガだぁドレッシングだって」


「うるせぇな田沼!黙れ!、、、造り出した本人が強いに決まってるだろ何よりパーだよかみだよ」


「?」



「お前ら、、、そのチョキを閉じろ!」



「あっ?」



「よーしそのままそのチョキを鼻のしたにもっていけ」



「、、、」



「貴様らはすでに過ちを犯しているだろう?お前らのポーズは加藤茶そのものだっ加藤チャンペだ!」



「、、、」



「造り出した本人じゃなく、、、間違いを選んだんだ。お前らのまけだよ」



「えー!?」



「さながら僕は、、、」




パーのまま肘を前に出し、、、手のひらを顎のしたに、、、



ア、、、、アイーン!



「な、何!?」



「俺の勝ちさ」



「でぃあダガだぁ童貞はグーだって。」



「し、しかし加藤茶は、、、若い人と結婚出来たぞ!」



「世間はロリコンにしか思わないさ」



「、、、全裸で用を足すんだぞ!」



「志村けんは昔、デビューしたてのB'zの松本に似てたんだよ。」



それで十分だった。



僕の勝ちさ。」



この時に彼女、、、、いや彼、、、いや彼女が



男だと言うことに気付いた



最強のキャラの濃ゆさだった。













ってきり僕っ子かと、、、




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