秋の恋 ep26
私は家に帰り、くつろいでいると、携帯にメッセージが届いた。玲那からだった。
個人チャット「白石玲那」
玲那「汐音?これ送っとくね~」18:10既読
玲那(長谷秋の連絡先)18:10既読
汐音「長谷さんの連絡先⁉なんで玲那が…」18:15既読
玲那「私のお兄ちゃんが長谷さんと仲いいの覚えてない?」18:15既読
汐音「なるほどね!陵さんからもらったんだ!」18:15既読
玲那「ちゃんと兄ちゃんが許可取ってくれたからさ!せっかくならなんか話しなよ!」18:15既読
汐音「ありがとう!」18:16既読
そして私は長谷さんの個人チャットを開いた。
個人チャット「長谷秋」
汐音「よろしくお願いします!」18:16既読
秋「よろしく。」18:20既読
汐音「でもしばらく長谷さんは藤宮さんと交代するんだよね…やっぱり迷惑だったのかな…」
そういうと、いつの間にか携帯の画面に水滴が落ちていた。
汐音「あれ…?涙出てる…?なんだか眠いし…晩御飯食べ終わったら寝ようかな…」
そしてその日はいつもよりも何時間も早く眠りについた…
次の日、長谷家にて。
秋「とりあえず少し距離を置いたから負担は減ったんじゃないかな…返信もしたし。」
そうすると私の携帯にまた通知が鳴った。
秋「汐音ちゃんかな…」
そうして確認すると、陵だった。
個人チャット「白石陵」
陵「秋!お前今日藤宮と交代してたよな?なんでだ?」18:40既読
秋「そっちの様子を見に行きたかったからだよ。」18:41既読
陵「それならちょっと見て戻ればよかったじゃんか!交代しなくたって見れるだろ?」18:41既読
秋「まあそれはそうだけれども…」18:41既読
陵「お前…なんか別の目的があって交代しただろ?」18:41既読
秋「いや本当に見に行きたかっただけで…」18:42既読
陵「じゃあなんで見に来ずに交代したんだ?」18:42既読
秋「…単純にほかの生徒とも交流しときたいと思ってね。」18:42既読
陵「なるほどな。分かった」18:43既読
秋「じゃあね」18:43既読
秋「じゃあゲームにでも時間を没頭しようかな…」
そして私はゲームを始めるのだった…
一方そのころ白石家にて。
陵「なるほどな~あいつにもあいつなりの考えがあるのか…」
そういうと扉の方から声が聞こえてきた。
???「はいっていい~?」
陵「玲那。いいぞ。」
玲那「長谷さんはなんて言ってた?」
陵「玲那とも交流をしたかったからだってよ。」
玲那「確かに汐音とばっかり作業してたもんね。」
陵「まあきっと嘘だろうけどな。」
玲那「そうなの?」
陵「秋はきっと本当の理由を隠してる。でも今問い詰めてもきっと言わないだろうな。」
玲那「ちなみにそう思った理由は何なの?」
陵「あいつは隠していないときはサッサというし、隠しててもだいたい「実は…」っていって話し始めるからな。」
玲那「お兄ちゃんはそこまで親友のことを見てるんだね。」
陵「玲那と汐音ちゃんは3年ぐらいだろうがな、俺らは小学校の頃からもう10年目だからな!手に取るようにわかるよ。」
玲那「お兄ちゃんはそれだけ長谷さんのことを見続けてきたんだね。」
陵「あったりめぇだろ!」
玲那「じゃあね。お兄ちゃん。」
陵「おうよ。」




