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秋の恋 ep25

次の日の朝。高等部にて…

秋「陵?」

陵「どうした?」

秋「最近ね。時間がたつのが早く感じちゃうんだよね…」

陵「やっぱりお前もそう思うよな!?」

秋「特に生徒会長になってからいろいろ早く感じるようになったんだよね~」

陵「今まで俺としか話してなかったからじゃないか?」

秋「確かにそうかも…」

陵「そう考えるとお前は昔と比べてだいぶ喋るようになったよな!」

秋「それは私もそう思う…」

陵「自分でも思ってたんだな…それ。」

秋「まあ多少は思うようになったよ。最近は特に楽しく感じるよ。」

陵「それならよかった!」

秋「今日も放課後よろしくね。」

そして放課後、私は汐音と作業をしながらとあることを考えていた。

秋[しばらく前から汐音ちゃんは好きな人がいてそれについて悩んでいるんだっけ…もしかしたら私が関わっていることで汐音ちゃんに余計に「私を不安にさせないように」と考えごとを増やしているんじゃないだろうか…それならしばらく距離を置いた方がいいのだろうか…]

汐音「長谷さん…?その…大丈夫ですか…?」

秋「大丈夫…あと…できるなら藤宮と交代してもいいかな…?」

汐音「ちなみになんでですか?」

秋「ずっとこっちでやっているから向こうの様子も見に行きたいと思ってね。」

汐音「藤宮さん!長谷さんがこっちと交代したいって言ってるんですけれど大丈夫ですか?」

藤宮「いいよ~」

そして私は白石兄妹のほうへ向かった。

汐音「藤宮さん!その板を塗ってくれませんか!」

藤宮「大丈夫だよ!やっておくから。」

汐音「ありがとうございます!」

私は藤宮さんと一緒に壁に置く板を一枚一枚塗っていた。

私は作業をしながらふと思った。なぜ長谷さんは私の場所をわざわざ離れたんだろう?と。

長谷さんは向こうの様子を見に行くためだと言っていたが、それなら少しだけ離れて戻ってくるだけでいいのでは?と思えてしまう。長谷さんは私に対して何か考えているのだろうか。

そんなことを考えていると、一つ嫌な心当たりを思いついてしまった。

私が迷惑をかけていて、嫌になったから離れたのでは?ということだ。確かに私は作業中長谷さんに話しかけることが多いかもしれない…けれどこれなら長谷さんがここを離れた理由として違和感なく説明できてしまう。

汐音「邪魔なのかな…」

藤宮「汐音ちゃん?何か言った?」

汐音「いっ…いえ!なんでもないですよ!」

考えているうちに小声で口から出てしまっていたようだ。

藤宮「秋!この板移動させるの手伝ってくれない?」

秋「分かった。」

汐音「…」

藤宮「じゃあ今日もだいぶ作業したし今日のところはおしまいにしようか!」

汐音「そうですね!」

玲那「やっぱり作業は疲れるね~」

玲那「…ね?汐音!」

汐音「そうだよね~もうそろそろ帰ろうかな!」

そして私はそのまま帰路につくのだった…


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