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秋の恋 ep13

2026.2.1.誤字指摘をいただき、修正しました。

汐音「白石さんはあそこの板を切るのを手伝ってくれませんか?」

陵「分かった。任せとけ。」

藤宮「私は何をすればいい?」

玲那「藤宮さんはあそこの調理器具を運んでほしいです。」

藤宮「分かった。」

それから1時間経ち…

小野寺T「みんな!今日はもう時間だから帰りなさい!」

陵「もう時間かよ…全然できてないぞ…」

藤宮「本当にこれ間に合うの…?」

汐音「それは頑張りましょう!」

玲那「お兄ちゃんもちゃんと手伝ってよね!」

陵「ちゃんとやってただろうが!」

藤宮「陵落ち着いて…」

汐音「玲那も落ち着いてよ…」

玲那「ごめん汐音。ちょっとイラついちゃった…」

陵「すまんな藤宮。ついカッとなってしまった…」

小野寺T「もうそろそろ帰ってね~」

陵「今日は帰るか。ほら帰るぞ玲那。」

玲那「兄ちゃんちょっと持ってよ!じゃあね汐音!」

藤宮「…」

汐音「…」

藤宮「陵が帰っちゃったらもう帰る人いないのに…」

汐音「玲那…まあお兄さんがいるなら仕方ないか。」

藤宮「一人で帰るか~じゃあね。汐音ちゃん。」

汐音「また明日!」

そして次の日の朝、高等部にて…

秋「昨日どうだった?中等部久々に行ってみて。」

陵「本当に懐かしかったよ~」

藤宮「陵がちゃんとやってたのに妹ちゃんに怒られてて面白かったよ?」

陵「それを言うんじゃねえ!」

秋「まあ兄妹ってそんなもんじゃない?」

藤宮「そうなのかな…?」

陵「いつもこんなもんだよ…」

秋「今日から中等部手伝うの楽しみだよ~」

陵「お前がいると全部お前が監督みたいな感じになりそうだけどな…」

藤宮「でもいいじゃんか!生徒会長に飾りつけとかの監督してもらえるんだったら良くない⁉」

秋「私たちは本来手伝いとかメインの立場ではないんだけどね…」

陵「でも年上に手伝ってもらえるんだったらうれしいんじゃないか?お前のこと気にしてる奴もいるかもしれないだろ?」

秋「気にしてるってどういうこと…?」

藤宮「秋はどんだけ鈍感なの…」

秋「鈍感?どういうこと⁉」

陵「ごめんやっぱりなんでもないわ!」

秋「そう…?」

陵[秋は気づいてないのか…玲那から聞いたが…まあ直接聞くのもあんまりだしな。]

秋「陵どうしたの?考えごと?」

陵「ごめん何でもないわ!」

藤宮「秋は本当にこれだけはダメなんだから…」

秋「これだけ?本当に何のことかわからないんだけど…」

藤宮「秋は気にしないで⁉大丈夫だから!」

秋「…?」

陵「まあ気にせずに今日の放課後手伝い来いよ!」

秋「それは行くけど…いやもういいや。考えなくって。」

そのころ中等部にて…

玲那「やっぱり汐音…先に教室に来てるな…」

私は今日は汐音との待ち合わせ時間に遅刻してしまったのであとから教室に来た。

玲那「あれ?汐音独り言言ってる?聞いて見ようっと!」

汐音「生徒会長さんが今日からくるんだもんね~楽しみだな~ミスしないように頑張らなくっちゃ!」

玲那「汐音?心の声漏れてるよ~」

汐音「玲那⁉いたの⁉えっ…今の聞いた?」

玲那「教室に一人しかいないと思ってたでしょ…私いたからね!最初から!すごい笑顔だったし…」

汐音「ちゃんと最初から聞いてるじゃん!」

玲那[汐音はやっぱり会長さんのこと好きなんじゃないかな…?勝手に考えているだけかもしれないけど…聞いてみようかな。]

玲那「汐音?汐音ってさ…会長さんのこと気になってる?」

汐音「なっなな何言ってるの⁉そんなんじゃないから!」

玲那[これは確実だね…早口だし…顔が赤くなっているし…今日の放課後はくっつけてみようかな?]

汐音「玲那⁉何考えてるの⁉何もないからね!」

玲那[もう自分から答え合わせしてるようなものじゃん…わかりやすい…]

汐音「1時間目音楽だからね!移動教室先行ってるからね!」

やっぱり汐音はいつも分かりやすいんだから…また今度陵に伝えておこうっと~

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