俺の許嫁はお隣さんの銀髪美少女でそして幼なじみだと!?
ごく普通の陰キャボッチ高校生の石川玲音はある日父親にリビングに呼び出された。
「玲音...お前の許嫁は優香ちゃんなんだ!」
しかも相手は幼なじみで家が隣の優香だと!?
いきなりそう言われどうしようかとしている時に親父は「じゃああとは若いもの同士でごゆっくり」と、言って出ていきやがった。
その後優香は俺の家に来て「今日から玲音は私の婚約者~」とウキウキしている。
美少女と二人の同居生活。俺は一体どうすればいいのだろうか。
銀髪美少女の幼なじみと繰り広げるドタバタ同居生活ラブコメ!
プロローグ
「玲音今日から二人きりだねの生活だね♡」
夏の暑さが少しづつ顔を覗かせ紫外線が強くなってきた。
六月上旬。
俺は今、幼なじみに襲われている……。
これの発端はかれこれ二時間前。
俺は父親にリビングで呼び出された。
「玲音……お前に話がある」
親父が椅子に座りながらそう切り出した。
「?どうしたんだ?改まって」
なぜだかこの緊迫した雰囲気なにか良くない予感がする。
「実はな話があってな……お前には許嫁がいるんだ。」
「は?」
最初は意味がわからなかった。
俺に許嫁?確かにあの彼女もできたことないし、そもそも女子が苦手だし。
こ、これは彼女が出来ない言い訳じゃないし!ほんとに苦手なだけだし!
「いや、確かに最初は意味が分からないかもしれない。でも本当なんだ。お前には許嫁がいる」
「うん。理解するのに時間がかかりそう……」
「まあ、それは後でやってくれ。しかも、その許嫁は優香ちゃんなんだ……」
「は?」
ますます意味がわからなくなった。
まず俺に許嫁?
しかも相手が優香?
優真は俺の幼なじみであり、家が隣のお隣さんだ。
小さい頃は一緒に遊んだ覚えもある。
だが、優香が許嫁だと?
俺はどちらでもいいが優香は納得するのか?
俺はただの陰キャボッチの地位を高校で確立しているのだぞ?
「これには事情があってな、亡くなった母さんの親友が優香ちゃんのお母さんでなお互いの子供が高校生になったら結婚させようってことになっているんだ」
「それで優香は納得しているのか?自分で言うのはなんだが、優香は俺とは釣り合わないぞ。それに優香の父親も納得しないだろ!」
これは俺が優香と結婚をしたくないのではなく、優香のことを思って言っている事だ。
正直俺とは釣り合わない。
綺麗な髪に可愛いそして美しい顔立ち。
勉強もできて、人当たりがよく、友達も多い。
そんな完璧美少女に高校での陰キャボッチを確立している俺が釣り合うわけが無い。
「あぁ。納得している。しかも今日からうちで暮らすらしい」
ちょっと待て色々急展開過ぎて分からない。
優香が今日からうちで暮らす?
「じゃあ親父はどうするんだよ!?」
「俺は玲音と優香ちゃんがこの家にいる間は近くのマンションに住むから。大丈夫だ二週間に一回はここに帰ってくるから」
「お、おい!親父!」
俺の静止を無視して、
「まあまあ、あとは若いもの同士でごゆっくり。あ、親いないから思う存分していいぞ」
そう言い残して出ていきやがった。
こういう経緯があって今に至る。
「お、おい!優香。お前はそれでいいのか!?」
「え?なんで?遥輝にも結婚相手ができて、私は好きな人と同居できて一石二鳥じゃない!」
「いや、だから、お前は本当にそれでいいのか?
お前ほどの美少女になれば俺よりイケメンで優しい男と結婚できるんだぞ!?本当にそれで後悔はしないのか!?」
俺は優香を引き剥がしベットに座らせた。
「後悔はしない!小さい頃から好きだったんだもん!遥輝がどんな人だって後悔はしないよ!」
ここまで力強く言われたら何も言い返せなかった。
ここからだ……俺と優香のドタバタ同居生活が始まったのは……。




