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ビックリハウス  作者: リィズ・ブランディシュカ
1/7

01 ビックリハウスの噂



 移動式のビックリハウスがこの町にやってきたらしい。


 教室内は、そんな噂でもちきりだ。


 小学四年生の翔太は、友達の輪に加わって詳しい話を聞く事にした。


 ビックリハウスは、様々な仕掛けがある家らしい。


 入って来た人をびっくりさせるから、ビックリハウスなのだとか。


 地域中にたくさんチラシが配られていて、無料券がついていたという。


 けれど、翔太はそんな話は聞いた事が無かった。


 そう言えば、クラスメイトの何人かが、家族に没収されたとか言っていた。


 翔太の母親は厳しい。


 遊びに集中していると勉強しろとうるさく言われるため、他の家のように自分の家に配れらたチラシも捨てられたのかもしれなかった。


 翔太はくやしかった。


 クラスメイトの何人かは、すでにビックリハウスに遊びに行く事を決めているようだった。


 翔太は自慢げな彼らの話を聞きながら、授業開始の鐘の音にせかされて、がっくりと席についた。



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