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目覚めはいつも…

少し、のりで作った小説です。完結させられるかわからないですがよろしくお願いします。

「…さて、これで何回目の生だろうか?まぁよい。ここがどこか、から把握していくとしよう。」


目が覚めると『我』は倒れて地に横向けになっていた。

私が目覚めるのは唐突だ。

あるときは、侍で死地にいた。またあるときは、九尾で信じていたものに裏切られ絶望していた。またあるときは、ただの孤児で空腹で死にそうになっていた。またあるときは………と、いうように『我』の覚醒はいつも唐突で、死にそうか、負の感情でいっぱいになったときやその時の我が世界に興味を失ったり、世界の色があせると覚醒することが多い。

その時の我の全てを覚えているし忘れることもない。最初の方こそまたやり直せると思っていたが、それが、何千何万と続くと関心を寄せることすら億劫になる。



これは一種の『呪い』だ。



『私』『俺』『余』などたくさんあった。しかし、最終的に全てを思い出しその時の『自分』が死んで『我』になる。『我』は転生という形で死なない、死ねない…つまり、『不死』なのだ。

一時期『死』ではなく『消滅』の仕方を研究した時期もあった。しかしそれすら億劫になるほど進展もせず、魂というものがある世界で魂そのものを壊してみたが結局無駄で終わった。

我はいつも我を殺せるものを探している。『神』すら無理だったのだから無駄だと最近は思っているが…。



「ふむ。今回の我はここに捨てられた赤子か。後数時間もしないうちに死ぬ運命だったと。なるほどな。」


そして、我は立ち上がり『九本の尻尾』を伸ばす。


「赤子では不便だからな。伸びるとしたらやはり九尾の姿に限る。」


我は当たり前のよう赤子の姿から九尾の狐の女子おなごの姿になる。

服は当たり前のように魔力で形取り纏わせる。

それが、今の我の『当たり前』だった。


そして今日も歩き出す。自由奔放にただただ、『死』を求めて。

今回の生がようやく本当の『死』となると知らずに。そして、ずいぶんと長いこと動かなかった『心』がうごくと、作らなくなった『仲間』ができると、知らずに。

気分で投稿するので更新はあまり期待しないでください。すいません。m(_ _)m

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